3行でいうと
- 公式は、Webの作る画面のボタンの並びを説明していません。この記事の「画像を作る」は、公式ブログの手順(Imageアプリを開く、モデルを選ぶ、縦横比を選ぶ、文章を入れる)に沿って書き、画面の細部は書きません。
- 小さなアプリ(Background Remover、Object Remover、Ad Resizer)と、文字を直すStudioの「Layerize text」は、公式の機能ページに手順があります。
- APIは、プロンプトを送ると画像のURLが返ります。URLには期限があるので、保存します。長い処理は、
generation_idを使って結果を取りに行きます。 - Claude CodeなどのAIエージェントからは、MCPを経由して、文章で頼むと画像が作られます。プロンプトは、文章(Magic Prompt オン)か、構造化したJSON(Magic Prompt オフ)で渡せます。
- 最初の1時間の順番の案を、この記事の案として載せました(公式の手順ではありません)。
この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」です。例の指示文(プロンプト)は「この記事の例」と明記します。動作は確かめていません。画面の表記は変わります。手元の画面と照らして読んでください。
先に結論
- まず「どの入口で何をするか」を決めると迷いません。 画像を1枚作る、既存の画像を直す、背景や物を消す、文字を差し替える、はWeb。決まった形で何枚も作る、自分のアプリに組み込む、はAPI。AIエージェントと話しながら作り直す、はMCPです。
- 「作る → 確かめる → 直す → 最後に拡大して書き出す」の順は、公式ブログが書く順と合っています。 同じブログは、拡大(Upscale)は、デザインと文字が決まった「最後」に使う、と書いています。
- 無料の生成は公開されます。 公式ブログは「Free generations are public」と書いています。公開されて困る内容は、最初から入れないようにします(非公開の扱いは04と、05のAを参照)。
- 画面の細部は、この記事では書きません。 公式が書いていないボタンの形や階層は、「公式で確認できていない」と書きます。
前提:用語をそろえる
- プロンプト:作りたいものを説明する文章です。
- Magic Prompt:短い文章を、Ideogramが詳しい指示(構造化されたJSON)に書き換える機能です。公式ブログは、オンのとき「色や光や構図をIdeogramが選ぶ」、オフのとき「書いたとおりに描く」と説明しています。
- Studio:文字レイヤーなどを直す編集の画面です。公式の機能ページは「More → Studio」から入ると書いています。
- Layerize text:画像の中の文字を、直せる文字レイヤーに変える機能です。公式ページは、ベータ版と表示しています。
- アルファチャンネル/透過PNG:背景が透けている画像の形式です。JPEGは、透明を持てません。
- 縦横比(アスペクト比):画像の横と縦の比です。モデルによって、選べる比が違うと書かれています。
- JSONプロンプト:絵の説明を、決まった項目に分けて書く形式です。Ideogram 4.0の資料に、項目名があります。
- バウンディングボックス(bbox):画像の中の、物や文字の位置を四角で指定する値です。
- 非同期:結果をその場で待たず、番号(
generation_id)を受け取って、あとで取りに行く方式です。
最初の1時間でやる順番(この記事の案)
公式の手順ではありません。「迷いにくい順」を、この記事で並べた案です。
| 時間の目安 | やること | 読む節 |
|---|---|---|
| 0〜10分 | サインインして、作る画面を開く。設定を触る前に、ここでは「何が画面にあるか」を見る | 05のA |
| 10〜25分 | 公開されても困らない短い文章で、1枚作る。縦横比とモデルを変えて、数枚作って見比べる | A |
| 25〜35分 | 手元の画像(人が写っていないもの)で、Background RemoverかObject Removerを試す | B、C |
| 35〜45分 | 文字の入った画像を、StudioのLayerize textで直し、書き出し直す | E |
| 45〜60分 | APIかMCPのどちらか1つを選ぶ。キーの請求が絡むAPIは dry_run から。MCPはClaude Codeに画像を頼む |
G、H |
A. 画像を1枚作る(Web)
公式ブログの流れ(プリント・オン・デマンドの手引きから、画像を作る部分を取り出したもの)
公式ブログは、プリント・オン・デマンド(Tシャツなどに印刷する)向けの内容として、モデル選び、縦横比、プロンプト、見比べに触れています。ブログ自身は「4つの手順」とは書いていません。以下の番号は、この記事で振ったものです。
- Imageアプリを開き、モデルを選ぶ。 切り抜きたいなら、Auto を選び、プロンプトに「透明」と書くか、Ideogram 4.0 Transparent や Ideogram 3.0 Transparent を選びます。標準の4.5、4.0、3.0には、透明の設定はない、と書かれています。
- 縦横比を選ぶ。 縦のポスターなら縦長、ステッカーなら正方形、など。比はモデルによって違います。最初は小さめの大きさで試し、構図が決まってから大きくする、とあります。
- プロンプトを書く。 被写体と動作を書き、文字として出したい言葉は引用符で囲み、そのあとで配置、色、画風、背景を足します。
- 何枚か作って、製品の大きさで見比べる。
画面の中の、プロンプトを入れる欄の名前、「Generate」にあたるボタンの名前、品質の選び方は、公式の資料で確認できていません。手元の画面で探してください。
プロンプトの例(この記事の例)
公式ブログが挙げる書き方(被写体と動作、引用符、配置、色、画風、背景の順)に合わせて、この記事で組みました。動作は確かめていません。
A cheerful tortoise reading a book under a tree, with the words "SLOW AND STEADY" in bold curved lettering above the illustration. Flat vector style, warm cream background, limited palette of green and orange.
- 期待される結果:文字として指定した言葉が、画像の中に描かれる。ただし、綴りが合っているかは、毎回自分の目で確かめます。公式ブログも、書き出したあとに「綴り、色、縁が変わっていないか」を確かめる、と書いています。
- 日本語の文字が描けるかは、公式の資料では確認できていません(01を参照)。
作った画像の置き場所
作った画像は、Webでは、初期設定で公開されます(Plus、Proでは、公開するまで新しい画像は非公開と書かれています)。公開と非公開は、画像の扱いの大事な分かれ目なので、作る前に05のAと04を確かめてください。
B. 背景を消す(Background Remover)
公式の手順(機能ページ)
- 画像をアップロードします。製品の写真、人物、ロゴ、イラスト、図、どれでもよい、と書かれています。
- 背景を消します(ページに「Remove background」の表記があります。ボタンの形は、このページでは確認できていません)。
-
透明なPNGをダウンロードします。
-
入力の形式:JPG/JPEG、PNG、WebP。
- 出力:透明PNG。
- 容量や大きさの上限:ページに記載が見つかりませんでした。
- 料金:ページは、オンラインの背景削除は「試すのは無料」と書き、透明PNGをダウンロードできる、と書いています。プランやクレジットの記載は見つかりませんでした。公式ブログは「無料のアカウントは、透明な画像を1KのPNGでダウンロードできる。それより大きいものは有料プラン」と書いています(Studioやダウンロードの拡大の話と併せて、公式で確認してください)。
- 確かめること:細い茎、髪の毛、やわらかい縁が、きれいに切れているか。公式ブログがそう書いています。
既存の画像には「Remove BG」かBackground Removerアプリを使う、と公式ブログは書いています。「Remove BG」が画面のどこにあるかは、公式で確認できていません。
C. 物を消す(Object Remover)
公式の手順(機能ページ)
- 画像をアップロードします。消したい物、人、邪魔なものがある写真。
- 消したいものを、ブラシでなぞって塗ります。塗った部分が、描き直される範囲になります。
-
「Generate」にあたる操作で、物が消え、背景が周りに合わせて埋まります。
-
公式は、物に結びついた影や映り込みを消すために、塗った範囲の外のピクセルが変わることがある、と書いています。関係のない部分は、できるだけ元に近く保たれる、とあります。
- ブラシの大きさの調整、アップロードの上限、出力の形式、プランの条件は、ページに記載が見つかりませんでした。
- 他人が写っている写真を使うときは、規約の、なりすましなどの禁止の文を、先に読んでください(04を参照)。
D. 広告のサイズ違いを作る(Ad Resizer)
公式の手順(機能ページ)
- 既存の広告を1つ、アップロードします。正方形、縦長、横長、どれでもかまいません。
- 必要な出稿先(プレースメント)のサイズを選びます。
-
選んだすべての形式を、一度にダウンロードします。
-
サイズの例(公式が挙げるもの):リーダーボード 728×90、モバイルバナー 320×50、ワイドスカイスクレイパー 160×600、ストーリー/リール 1080×1920、動画広告(インストリーム)1280×720。
- プリセットは、一般的なIABの広告枠、Instagramの投稿とストーリー・リール、Facebookのフィード広告、YouTubeの動画広告、コネクテッドTV、印刷、屋外広告に及ぶ、と書かれています。サイズの全一覧は、ページに記載が見つかりませんでした。
- ファイルの種類や上限、必要なプランは、ページに記載が見つかりませんでした。ページは、使った分で払う方式の見積りの表(1クレジットの換算つき)を載せています。金額は、この記事には書きません。ページの表で、確認日を見て確かめてください。
E. 文字を直す(Studio の Layerize text)
画像の中の文字を、文字レイヤーに分けて、書き換える手順です。公式の機能ページ(Editable text layers)が書いています。
公式の手順
- 画像を用意する。 Ideogramで作った画像をダウンロードして使うか、自分のJPG、PNG、WEBP(50MBまで)を使います。「More → Studio」を開き、「Upload image」を選びます。小さなプレビューを拡大しても、失われた文字は戻らないので、はっきりした元画像を使います。
- Layerize textを実行する。 新しいキャンバスの版を作るときは、何も選択していない状態で「Layerize text」を選びます。1つの画像レイヤーだけを変換するときは、そのレイヤーを選び、「Tools → Layerize text」を選びます(その場で置き換わります)。どの言葉が検出されたか、文字の下の背景はどうなったかを確かめます。
- 検出された文字を直す。 文字レイヤーを選び、新しい文言を入れます。Studioのフォントから選び、大きさ、色、そろえ方、書式、位置を調整します。長い文は、改行や余白が要ることがあります。Studioは、編集を自動で保存する、と書かれています。
- 見直して、書き出す。 人が見る大きさで、文言と背景を確かめます。「Export」を選び、形式と大きさを選んで、ダウンロードします。
制限と条件(機能ページの記載)
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| 書き出しの形式 | JPEG、PNG、WEBP。プランと画像によって使えるものが違う |
| 編集できるファイル(PSD、SVG) | Studioは、編集できるPSDやSVGを書き出さない |
| 拡大して書き出すとき | クレジットを使う |
| 状態 | Layerize textはベータ版で、クレジットを使う |
| 使えるプラン | サインインした全プランのユーザー(無料を含む) |
| 書き出しの形式と大きさ | 一部は有料プランが必要 |
| フォント | 自分のフォントのアップロードは、できない |
公式ブログは、装飾的な文字は、手で直す必要があることがある、と書いています。
F. 拡大して、書き出す
公式ブログ(プリント・オン・デマンドの手引き)の最後の3つの手順を、並べたものです。
- 拡大は最後にする。 デザインと文言が決まってから、Upscaleアプリを使います。拡大のあと、承認済みの絵と見比べます。文字と細い線に注意します。実行する前に、費用を確かめます。Studioの中での拡大と、ダウンロードのメニューからの拡大は、有料プランが必要と書かれています。
- ダウンロードする。 画像のページの「Download」か、Studioの「Export」を使います。透明が要るなら、PNGを選びます。JPEGは透明を持てません。
- 書き出したファイルを確かめる。 開き直して、画素の大きさと、透明(アルファチャンネル)の有無を確かめます。綴り、色、縁が変わっていないかも見ます。印刷の大きさは「インチ×目標のPPI」で求めます(12インチで300PPIなら3,600ピクセル)。解像度のメタデータだけを変えても、細かさは増えない、と書かれています。
公式ブログは、画面に出ているプレビューを保存するのではなく、Downloadの操作で書き出したファイルを開き直して確かめる、と書いています。
G. APIで頼む
05のCでキーを作ってある前提です。キーは、環境変数 IDEOGRAM_API_KEY に入っているものとします。
G-1. 画像を作る(公式のクイックスタートの写し)
APIの概要ページのクイックスタートは、次のとおりです(公式の例の写し。<apiKey> は自分のキーに置き換えます)。
import requests
API = "https://api.ideogram.ai"
HEADERS = {"Api-Key": "<apiKey>"}
# Generate an image with Ideogram 4.5
response = requests.post(
f"{API}/v2/image/generate/ideogram-4-5",
headers=HEADERS,
json={"prompt": "Knit running shoes in neon coral on a warm stone paper sweep, soft window light"},
)
response.raise_for_status()
with open("shoes.png", "wb") as f:
f.write(requests.get(response.json()["data"][0]["url"]).content)
- 何が起きるか:プロンプトをPOSTすると、画像のURLが
data[0].urlに返ります。コードは、そのURLから画像を取り、shoes.pngとして保存します。 - 画像のURLには期限があるので、残したいものは、すぐにダウンロードします。
G-2. 主なオプション(4.5の生成のページ、確認日 2026-10-25)
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
prompt |
必須。1〜10,000文字。文章でも、構造化したJSONでもよい。元の画像があるときは、直す指示になる |
magic_prompt |
auto(初期値)、on、off。autoとonは、プロンプトを書き換えて広げる。offは、書いた言葉を残して構造化する |
images |
元の画像を最大5枚、各25MB、JPEG/PNG/WEBP。1枚目が編集され、残りは参照。マルチパートのみ |
mask |
黒が編集する場所、白が残す場所。1枚目の画像と同じ幅と高さ。黒と白の両方を含む必要がある。マルチパートのみ |
size |
auto、source、または WIDTHxHEIGHT。元の画像がないとき、source は断られる。元の画像がないときの数値指定は、1K/2Kのプリセットのどれか。数値指定は、両辺が32の倍数で256ピクセル以上、総画素は2048×2048以下 |
background |
auto、transparent(アルファチャンネル)、opaque(不透明) |
quality |
very_low、low、medium、high。元の画像がなければ初期値は high、あれば medium。very_low は元の画像が必要 |
seed |
0〜2,147,483,647。同じ結果を再現するとき |
num_images |
1〜8(初期値1) |
enable_copyright_detection |
出力に著作権の検出をかける。遅くなる。検出されると is_image_safe: false |
async |
true で、すぐに generation_id を返す |
webhook_url |
HTTPSのみ。最大2,048文字。内部向けのアドレスは断られる |
4.5のモデルのページは、画像1枚あたりの料金を、品質別に載せています。金額は、この記事には書かず、ページで確かめる形にします。
G-3. 請求の前に見積りだけ取る(dry_run)
dry_run=true は、生成も保存も請求も安全性の確認も行わず、PriceQuote(見積り)を返します。「実際に送るのと同じオプションを付けて送る」と書かれています。この記事の案:生成のコマンドの前に、まず同じ内容で dry_run を試す、という順にすると、請求の前に見積りを見られます(公式の手順ではありません。05のCのコマンドを参照)。
G-4. 既存の画像の一部だけを直す(Precise Edit)
公式の「APIの概要」の例です(公式の例の写し)。
# Precisely edit it: only the change you describe
with open("shoes.png", "rb") as image:
response = requests.post(
f"{API}/v2/image/precise-edit/ideogram-4-5",
headers=HEADERS,
data={"prompt": "Change the shoes to slate-blue knit. Keep everything else exactly the same."},
files={"image": image},
)
response.raise_for_status()
print(response.json()["data"][0]["url"])
エンドポイントのページが書く、主な項目は次のとおりです(確認日 2026-10-25)。
| 項目 | 記載 |
|---|---|
image |
必須。JPEG/PNG/WEBP、最大50MB、67,108,864ピクセル。出力は同じ幅と高さ |
reference_images |
任意。最大4枚、各50MBまで。編集されない。mask があるときは最大3枚 |
mask |
黒が編集、白が保持。画像と同じ大きさ。黒と白の両方を含む |
context_window |
none(初期値)、auto(mask が必要)、または y_min,x_min,y_max,x_max |
quality |
very_low、low、medium(初期値)、high。価格を左右するのはこの項目だけ、と書かれている |
| 画像全体の上限 | 4,194,304ピクセル(2048×2048の面積)。context_window が none のとき、それより大きい画像は縮小される。auto か範囲の指定なら、元の解像度を保てる、と書かれている |
- 公式の例(大きな画像の一部だけ直す。公式の例の写し):
curl -X POST https://api.ideogram.ai/v2/image/precise-edit/ideogram-4-5 \
-H "Api-Key: $IDEOGRAM_API_KEY" \
-F image=@photo_8k.png \
-F mask=@mask_8k.png \
-F context_window=auto \
-F prompt="Add round black sunglasses."
G-5. 時間のかかる処理(非同期とポーリング)
公式の例の写しです。
import time
with open("shoes.png", "rb") as image:
response = requests.post(
f"{API}/v2/image/precise-edit/ideogram-4-5",
headers=HEADERS,
data={"prompt": "Change the backdrop to a soft pale lilac.", "async": "true"},
files={"image": image},
)
generation_id = response.json()["generation_id"]
while True:
generation = requests.get(f"{API}/v2/generations/{generation_id}", headers=HEADERS).json()
if generation["status"] != "pending":
break
time.sleep(2)
print(generation["status"], generation.get("data"))
- 動画とツール系のエンドポイントは、いつも非同期です(この点は、今回の再確認では読んだページに見つからず、公式で確認できていません)。画像は、
asyncかwebhook_urlを付けると非同期になります。 - 結果の状態は
pending(進行中)、completed(完了)、failed(失敗)の3つです。完了のときdataに結果があり、失敗のときfailure_reason(例:content_policy_violation)があります。 - ポーリングは、組織ごとに回数が制限され、
429のときはRetry-Afterヘッダーの秒数を待つ、と書かれています。
G-6. 画像から、プロンプトの手がかりを取る(Describe)
POST https://api.ideogram.ai/v2/image/describe/ideogram-4に、画像(image)をマルチパートで送ります。最大10MB、JPEG/PNG/WebP。- 返ってくる
json_promptは、Ideogram 4.0用の構造化したプロンプトです。項目はhigh_level_description、compositional_deconstruction(backgroundとelements)、style_descriptionです。 - 任意の項目:
include_bbox(初期値 true)、include_style_descriptions(初期値 false)、include_tags(初期値 false)。 - 公式は、この
json_promptを生成のエンドポイントに渡せる、と書きます(Describeのページは/v1/ideogram-v4/generateと書いています)。4.5の生成のページは、プロンプトに「構造化したIdeogram 4.0のJSONプロンプト」を入れられる、と書いています。どのエンドポイントに渡すのが現在の正かは、公式で確かめてください。
H. Claude Codeなどに、MCPで頼む
接続の手順は05のDと07を参照してください。接続できている前提で、頼み方を並べます。
公式ブログの手順(要点)
- MCPをつないで、Claude Codeを開く。
- 作りたい画像を説明して、Claudeに生成を頼む。公式ブログは、Claudeが「どのプロンプトのモードにするか」を聞く、と書いています。
- Claudeが、画像を作り、結果を見て、プロンプトを直し、作り直す。この間、Claudeは文脈を持ち続けます。
- スタイルの作業では、参照画像に
describe_imageをかけ、共通の「スタイルのレシピ」を取り出し、JSONとして保存し、新しい題材に当てはめる。
2つのモード(公式ブログの説明)
| モード | 何を渡すか | 公式の説明 |
|---|---|---|
| 文章(Verbose、Magic Prompt オン) | 自然な文章の説明 | Ideogramが、構造化したJSONに変換し、色、光、構図を自分で選ぶ。ゆるい依頼や、探りに向く |
| 構造化JSON(Magic Prompt オフ) | JSONを直接 | JSONを、書いたとおりに描く。色、構図、文字、物の配置を厳密にしたいときに向く |
JSONプロンプトの項目(公式ブログと4.0の技術の解説)
- 最上位の項目:
high_level_description、style_description、compositional_deconstruction。 - 写真の項目の順:
aesthetics、lighting、photo、medium。写真以外はaesthetics、lighting、medium、art_style。項目の順が大事、とブログは書いています。 - 色:
style_descriptionに、#RRGGBB(大文字)で最大16色。各要素には最大5色。 - 要素:
type("obj" か "text")、desc、任意のbbox。文字の要素はtextも持ちます。 bbox:[y_min, x_min, y_max, x_max]、0〜1000に正規化した座標で、原点は左上。
小さな組み立ての例です(この記事の例。項目名は公式に合わせたが、値は作り話で、動作は確かめていません)。
{
"high_level_description": "A minimalist travel poster of a lighthouse on a cliff at dusk, with the title text at the top.",
"style_description": {
"aesthetics": "clean, flat, poster-like",
"lighting": "soft warm light from the horizon",
"medium": "digital illustration",
"art_style": "flat vector",
"color_palette": ["#1F3A5F", "#F2A65A", "#F7EFE5"]
},
"compositional_deconstruction": {
"background": "gradient sky from deep blue to warm orange",
"elements": [
{"type": "text", "desc": "bold title", "text": "NORTH COAST", "bbox": [60, 150, 160, 850]},
{"type": "obj", "desc": "lighthouse on a rocky cliff", "bbox": [250, 380, 900, 640]}
]
}
}
頼み方の例(この記事の例。公式ブログの「Try this in Claude Code」の2つの例の型に合わせて組みました)
文章で頼む:
Ideogramで、雪の森にいる白い狼の画像を作ってください。落ち着いた青灰色と暖かいこはく色を使い、映画のポスターのような構図にしてください。まず文章のモード(Magic Prompt オン)でお願いします。
構造化して頼む:
上と同じ絵を、JSONプロンプトで、Magic Prompt オフで作ってください。パレットは #3B4A5A、#9FB3C8、#E0A040 にしてください。
参照画像からスタイルを取る:
添付した3枚の画像を、それぞれ describe_image で説明させ、共通するスタイルのレシピを1つのJSONにまとめてください。そのレシピで、題材だけ「古い灯台」に変えた画像を1枚作ってください。
- 日本語で頼めるかは、公式の資料では確認できていません。上の例は日本語の文ですが、その動作は確かめていません。英語のプロンプトが必要なときは、Claudeに英訳を頼む、という手があります(この記事の案)。
- 公式ブログは、スキル(ideogram-prompt)の入れ方を、05のEに書いた形で紹介しています。
道具(ツール)の名前について
公式の資料の間で、名前がそろっていません(05と07を参照)。
- MCPのページ:
generate_images_bulk、edit_image、reframe_image、upscale_image、create_collection、upload_image、create_dataset、upload_dataset_assets、train_model。 - 公式ブログ:
generate_image、describe_image、remix_image、コレクションの管理。 - スキルのファイル:
generate_image(model: "V_4"などを付ける)、describe_image、remove_backgroundに触れた注意。
どれが現在の正式な名前かは、確認できていません。全部の一覧は tools/list のリクエストで見られる、とMCPのページが書いています(07を参照)。
画像を作るときの確認表
| 確認すること | 見るところ | 根拠 |
|---|---|---|
| 公開されてよい内容か | 無料の生成は公開される | 公式ブログ、料金ページFAQ |
| 文字の綴り | ダウンロードした画像 | 公式ブログ |
| 背景が透明か | PNGで、アルファチャンネルがあるか | 公式ブログ |
| 縁の切れ方 | 細い茎、髪、やわらかい縁 | 公式ブログ |
| 他人の顔、既存のキャラクター、ロゴ | 規約の禁止の文を、先に読む | 01、04 |
| 書き出しのサイズが足りるか | 画素数=インチ×PPI | 公式ブログ |
| URLが生きているか | APIの画像のURLは期限つき | APIの概要 |
つまずきと直し方
| 症状 | 公式の記載から読めること | 試すこと |
|---|---|---|
| 透明にならない | 標準の4.5、4.0、3.0に、透明の設定はない | AutoでプロンプトにTransparentを書くか、TransparentのモデルかBackground Removerを使う |
| 透明なモデルで参照画像が使えない | 手で選んだTransparentのモデルは、参照画像を受けない | Autoか、参照に対応するモデルを使う |
| Batch Generationが4.5で使えない | Batch Generationは4.0までと、カスタムモデルに対応。4.5は非対応 | 公式ブログの記載。Proなどのプランが要る(500行まで) |
| StudioでPSDやSVGが出ない | Studioは、PSDとSVGを書き出さない | PNG、JPEG、WEBPで書き出す |
| 拡大ができない | StudioやダウンロードからのUpscaleは有料プラン | プランを確かめる |
| 編集(Editing with AI、Image Reference)ができない | 優先クレジットが必要で、ゆっくり処理の待ち行列では使えない(公式ブログには記載が見つからず、公式で確認できていません) | 04のクレジットの説明と、料金ページを確かめる |
APIのmaskが断られる |
黒と白の両方が必要。画像と同じ大きさ | マスクを作り直す |
size が断られる |
画像なしで source は不可。両辺は32の倍数で、256以上 |
数字を直す |
たとえ話:1枚の絵を、下書き、清書、額装の順で仕上げる
下書き(プロンプトと縦横比を変えて数枚作る)。清書(文字や物を直す。Studio、Precise Edit、Object Remover)。額装(背景を消し、拡大して書き出す)。公式ブログが「拡大は最後」と書くのは、額に入れてから描き直さない、という順番と同じです。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。公式の資料を読んだ範囲です。
- 作る画面(Webのワークスペース)の中身は、探索ページが取得できず、読めていません。ボタンの名前、モデルを選ぶ場所、品質の選び方は書けていません。
- Upscale、Remix、Inpaint、Reframeなどの機能ページや、公式のプロンプトの手引き(ideogram4の資料)は、この記事では読んでいません。
- 料金は、機能ページごとに表があります。この記事は、金額の数字を書きません。確認日つきで、公式のページを見てください。
- 公式ページ同士で、書き方が違う点があります(ツールの名前、Describeの結果を渡す先のバージョン、画像の枚数の上限など)。
- 取得したページの中に、AIへの指示のような文は見当たりませんでした。
- 規約と料金は変わります。この記事は法律の助言ではありません。
出典
- Ideogram(トップページ、Ideogram、確認日 2026-10-25)
- How to use Ideogram for print-on-demand(Ideogram公式ブログ、2026-10-14、確認日 2026-10-25)
- Editable text layers(Ideogram、確認日 2026-10-25)
- Background Remover(Ideogram、確認日 2026-10-25)
- Object Remover(Ideogram、確認日 2026-10-25)
- Ad Resizer(Ideogram、確認日 2026-10-25)
- Apps & Models(Ideogram、確認日 2026-10-25)
- Ideogram 4.5(Ideogram、確認日 2026-10-25)
- Ideogram 4.0(Ideogram、確認日 2026-10-25)
- Pricing(Ideogram、確認日 2026-10-25)
- API Overview(Ideogram developer docs、確認日 2026-10-25)
- API Setup(Ideogram developer docs、確認日 2026-10-25)
- Generate with Ideogram 4.5(Ideogram developer docs、確認日 2026-10-25)
- Precise edit with Ideogram 4.5(Ideogram developer docs、確認日 2026-10-25)
- Poll a generation(Ideogram developer docs、確認日 2026-10-25)
- Describe with Ideogram 4.0(Ideogram developer docs、確認日 2026-10-25)
- Ideogram MCP(Ideogram、確認日 2026-10-25)
- The Ideogram 4.0 Prompt Guide(Ideogram公式ブログ、2026-06-12、確認日 2026-10-25)
- ideogram-prompt のSKILL.md(Ideogram、確認日 2026-10-25)
- Ideogram 4.0 Technical Details(Ideogram公式ブログ、2026-06-03、確認日 2026-10-25)