3行でいうと

  • つなぎ方は大きく5つです。①MiniMax-MCP(Claude Desktop、Cursor、Cherry Studioなどに登録)、②mmx-cli(AIエージェントの技能として入れる、または設定ウィザードで各ツールに設定)、③M PlanをClaude CodeやCursorなどにつなぐ(主に文章のモデル向け)、④動画生成APIを自分のプログラムから呼ぶ、⑤公開された重みを自分の機械で動かす。
  • MCPのREADMEの最新のリリース記載は2025年7月で、対応する動画モデルはMiniMax-Hailuo-02までです。H3の記載は、読んだ範囲のMCPのREADMEやガイドには出てきませんでした。
  • MCPに書く設定には、APIキーが入ります。鍵と接続先(api.minimax.io か api.minimaxi.com)は同じ地域のものにそろえる、と公式は書いています。
  • 設定を外す手順(MCPの登録の削除、鍵の失効)は、読んだページには書かれていませんでした。mmxのセットアップウィザードは、書き換えるファイルを .bak で控える、と書いています。
  • 公式の資料には、「ほかの会社のAIアプリが、Hailuoのサイトにログインして使う」ための連携(OAuthの公開など)の記述は見つかりませんでした。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。設定例は「公式の例に合わせた骨組み」と「この記事で組んだ例(動作は確かめていません)」を区別します。公式ページは要約の形で取得したため、設定ファイルの中身は、記号や改行の細部が崩れていることがあります。ここに載せた設定の骨組みは、置き場所と項目の名前を示すためのもので、全文は必ず公式ページを見て写してください。鍵などの値はすべてプレースホルダです。画面の表記は変わるので、手元の画面と照らしてください。

先に結論

前提:用語をそろえる

連携の地図

連携 何をつなぐか 設定する場所 必要なもの 公式の記載の厚さ
MiniMax-MCP(Python) 音声、画像、動画の生成をAIアプリのツールに クライアントの設定ファイル APIキー、uv READMEとガイド
MiniMax-MCP-JS 同上のJavaScript版 同上 APIキー、Node.js READMEとガイド
mmx-cli(技能として) AIエージェントがコマンドを使えるようにする npx skills add Node.js 18以上、鍵 README
mmx agent setup 各コーディング用のAIツールにMiniMaxを設定 各ツールの設定ファイル 鍵 セットアップウィザードのページ
M Plan × AIツール 文章のモデルをClaude Codeなどから使う 環境変数、設定ファイル Subscription Key 一部だけ読了
動画生成API 自作のプログラムから直接 プログラム APIキー(従量課金) API文書
公開された重み 自分の機械で動かす ComfyUIなど GPU、ライセンス deployページ

連携1:MiniMax-MCP(Python版)をClaude Desktopに登録する

公式の記載: MiniMax-MCPのREADME(GitHub、MiniMax-AI)と、MiniMaxドキュメントの「Introduction to MCP」。

手順(公式の手順を順に並べたもの)

  1. APIキーを取る。 05の「鍵を作る:従量課金のとき」の手順です。READMEは、GlobalかMainlandか、地域を合わせて取る、と書いています。
  2. uv を入れる。 READMEは、macOSとLinuxの導入の1行(curl で取った導入のスクリプトを sh に渡す形)か、uvのリポジトリの方法を示します。ガイドは、Windows用に、PowerShellで導入のスクリプトを取って実行する形を別に示しています。どちらもインターネットから取ったスクリプトを実行する操作です。正確なコマンドは、公式のREADMEとガイドの原文を見て写してください。この記事では写しません。
  3. uvx の場所を確かめる。 macOSとLinuxは which uvx、Windowsは (Get-Command uvx).source です(ガイドの記載)。READMEは、spawn uvx ENOENT のエラーが出たら、uvx の絶対パスを設定の command に書く、と書いています。
  4. Claude Desktopの設定ファイルを開く。 READMEは「Claude > Settings > Developer > Edit Config」と書き、claude_desktop_config.json を編集する、としています。Windowsでは、Claude Desktopのハンバーガーメニューの「Help」から「Enable Developer Mode」を有効にする、と書かれています。
  5. 設定を書く。 MiniMaxドキュメントのガイド(Python版)の例に合わせて、この記事で組んだ骨組みは次のとおりです(動作は確かめていません)。鍵と場所はプレースホルダです。全文は公式のREADMEとガイドで確認してください。

json { "mcpServers": { "MiniMax": { "command": "uvx", "args": ["minimax-mcp"], "env": { "MINIMAX_API_KEY": "<あなたのAPIキー>", "MINIMAX_MCP_BASE_PATH": "<出力を置くフォルダの絶対パス>", "MINIMAX_API_HOST": "https://api.minimax.io", "MINIMAX_API_RESOURCE_MODE": "url" } } } } READMEの例は args を ["minimax-mcp", "-y"] と書き、MINIMAX_API_HOST は地域ごとの接続先を入れる形です。ガイドの例は -y が無く、接続先は https://api.minimax.io だけです。2つの公式ページで違うので、どちらにも決めつけません。中国本土の鍵なら、READMEは https://api.minimaxi.com と書いています(ガイドには記載がありません)。MINIMAX_API_RESOURCE_MODE は省略でき、省略時は url です。 6. Claude Desktopを再起動する。 ガイドは「then restart」の趣旨で書いています。 7. ツールが見えるか確かめる。 見える名前は後ろの表のとおりです。ツールの一覧を画面のどこで見るかは、公式の資料では確認できていません。

環境変数の意味

変数 意味(公式の記載)
MINIMAX_API_KEY 鍵
MINIMAX_API_HOST 接続先。https://api.minimax.io(Global)か https://api.minimaxi.com(Mainland)
MINIMAX_MCP_BASE_PATH 生成物を置くローカルのフォルダ
MINIMAX_API_RESOURCE_MODE url(初期値。URLで返す)か local(ローカルに保存する)

ツール(公式の記載)

ツール 何をするか
text_to_audio 文章を声にする
list_voices 声の一覧
voice_clone 音声ファイルから声を複製する
voice_design 文章の説明から声をつくる
play_audio 音声を再生する(ガイドの記載)
text_to_image 画像をつくる
generate_video 文章や最初のコマの画像から動画をつくる
query_video_generation 動画の課題の状態を見る

渡るデータと権限

外し方

うまくいかないときの確認点

症状 公式の記載 確認点
Invalid API key 鍵と接続先の地域が違うと起きる 鍵の発行元と MINIMAX_API_HOST
spawn uvx ENOENT uvx の絶対パスを command に書く which uvx の結果
ツールが出ない 公式に説明は見つからず 設定ファイルのJSONの形、再起動
動画の完了を待たない 完了の規則を先に決める IDEやプロンプトの設定

連携1の続き:CursorとCherry Studio

Cursor。 公式の2つのページで、画面の経路の書き方が違います。READMEは「Cursor -> Preferences -> Cursor Settings -> MCP -> Add new global MCP Server」と書き、同じ設定を入れる、としています。ガイドは「Customize > MCPs > New」で、mcp.json に追加する、と書いています。手元のCursorの画面と照らして、どちらかの経路を探してください。Python版は uvx minimax-mcp、JavaScript版は npx -y minimax-mcp-js です。

Cherry Studio。 ガイドは「Settings > MCP Settings > Add Server > Import from JSON」と書き、command、args、env の形は同じ、としています。

そのほか。 READMEは、Windsurf、OpenAI Agentsなどでも使える、と書きますが、個別の設定は示していません。

連携1の別版:MiniMax-MCP-JS(JavaScript版)

連携2:mmx-cliをAIエージェントにつなぐ

公式の記載: mmx-cliのREADME(GitHub、MiniMax-AI/cli)と、ドキュメントの「One-click setup wizard」。

2-A:技能(skill)として入れる

  1. Node.js 18以上を確かめます。
  2. READMEの導入の1行を実行します。READMEの記載は次の形です。

bash npx skills add MiniMax-AI/cli -y -g 3. サインインは、人間がターミナルで mmx auth login を実行します。セットアップウィザードのページにある、AIエージェント向けの導入の文面は、エージェントにCLIを入れさせ、mmx --version で確かめさせ、サインインはユーザー自身のターミナルで行わせ、鍵はエージェントに求めさせたり表示させたり保存させたりしない、技能はサインインの確認のあとで入れる、使用量は mmx quota で見る、という趣旨を書いています。 4. 渡るデータ:エージェントが mmx コマンドを実行すると、文章や画像などが、設定の地域のMiniMaxのAPIに送られます。認証の情報は ~/.mmx/config.json にあります(READMEの記載。OAuthのトークンは自動で更新されます)。

2-B:セットアップウィザードで、各ツールにMiniMaxを設定する

mmx agent setup は、対応するAIコーディングツールの設定ファイルに、MiniMaxを書き込みます。公式のページの記載を並べます。

  1. Node.js 18以上で、次を実行します(対話型)。

bash npx -y mmx-cli@latest agent setup 2. 対話で、ツールを選び、未導入のものは導入するかを選び、地域と鍵の種類(Subscription Keyか従量課金のAPI Key)を選んで、鍵を入れます。 3. 対応ツールは、公式のページの表記で、Claude Code、Codex CLI、OpenCode、Grok CLI、Hermes Agent、Piの6つです(mmx-cliのREADMEは、Codex、Grok Buildなどと少し違う表記で書いています)。このページのURLと題は「token-plan」ですが、本文は鍵の sk-cp- を「M Planで使うSubscription Key」と書いており、Token PlanとM Planの書き分けが公式ページ同士でそろっていません。 4. 対話しない形では、--agent <名前>(繰り返せる)、--all、--api-key <鍵>、--region cn|global、--model <モデル>、--dry-run(確認だけで書かない)、--output json が使えます。この形はツールを導入せず、設定の書き込みだけを行う、と書かれています。READMEのagent setupの記載とあわせて、「エージェントを起動することはしない」とも書かれています。

書き換えられるファイル(公式の記載)

ツール ファイル
Claude Code ~/.claude/settings.json
Codex ~/.codex/config.toml、~/.codex/mmx-model-catalog.json
Grok CLI ~/.grok/config.toml
OpenCode ~/.config/opencode/opencode.json または opencode.jsonc
Hermes Agent ~/.hermes/config.yaml、~/.hermes/.env
Pi ~/.pi/agent/models.json、~/.pi/agent/settings.json

公式が書く設定書き換え時の動き、渡るデータ、外し方

連携3:M PlanをAIツールにつなぐ(主に文章のモデル向け)

公式の記載: M Planの紹介ページ、M Planのクイックスタート、ドキュメント索引。個別の「Claude Code」「Cursor」「Codex」などの連携ページは、索引で題名を確認しただけで、中身は読めていません。

bash export ANTHROPIC_BASE_URL=https://api.minimax.io/anthropic export ANTHROPIC_API_KEY=<M PlanのSubscription Key> これは、Anthropic SDKからMiniMaxの文章のモデルを呼ぶ例です。動画生成の連携ではありません。M Planの紹介ページは、動画のモデル(H3)はExploreとBuildに含まれ、動画の生成は文章よりずっと多く使う、と書いています。 - 動画生成を、これらのツール経由で呼ぶ手順は、読んだ範囲には書かれていませんでした。 - M Planの紹介ページは、M Planの鍵を「API Key」と書き、クイックスタートは「Subscription Key」と書いています。呼び名が公式ページ同士でそろっていないので、どちらにも決めつけません。

連携4:動画生成APIを自分のプログラムから呼ぶ

手順の本体は06の場面6〜7です。ここでは「つなぐ」側の要点だけ書きます。

連携5:公開された重みを自分の機械で動かす(ComfyUIなど)

公式の記載: ドキュメントの「Run and self-host MiniMax H3」。03の内容に、導入の順序を足します。

ComfyUIの手順(公式の記載を順に並べたもの)

  1. ComfyUIを 0.30.0 以降に更新して起動します。
  2. 「Template Library > Video」から、H3のT2V、I2V、R2Vのどれかを選びます。
  3. モデルを探す画面(pop-up)の案内に従い、ファイルを取得します。一覧が更新されなければ、ComfyUIを再起動します。
  4. 文章と、あれば画像、動画、音声の参照を入れます。
  5. 解像度の選択で、0.98メガピクセルで32の倍数にするか、1344×768を直接指定します。1.0メガピクセルの段は1376×768になり、上限を超える、と書かれています。
  6. 実行します。出力は、24FPSのMP4でステレオ音声つき、と書かれています。

手動で入れるときの置き場所は、T2V/I2Vの本体とR2Vの本体が models/diffusion_models/(互換ではない)、文章のエンコーダが models/text_encoders/、映像と音声のVAEが models/vae/、任意のTurbo LoRAが models/loras/、と書かれています。

守る条件と、渡るデータ

連携6:第三者のもの(この記事では読んでいない)

03で、第三者のMCPの名前(検索結果の題名と説明だけを根拠にしたもの)を挙げました。中身は読んでおらず、この記事では手順を書きません。第三者のものは、入力がその運営に渡ります。fal.aiは、公式のAPI文書が、MiniMax-H3-Maxを共同公開したものとして書いています(H3をもとに追加の学習をしたもの)。

データはどこへ流れるか(つなぎ方別)

つなぎ方 鍵の置き場所 入力の行き先 出力の置き場所
MiniMax-MCP クライアントの設定ファイルの env 設定した接続先(Global/Mainland) URL、またはローカルのフォルダ
mmx-cli ~/.mmx/config.json(OAuthのトークン、または鍵) 設定した地域のAPI --download で手元
mmx agent setup 各ツールの設定ファイル(上の表) 設定した地域のAPI ツールにより異なる
動画生成API 自作のプログラムの環境変数など api.minimax.io 期限つきのURL
公開された重み 不要 自分の機械 手元

API利用の契約の本文、入出力の学習への利用、保存期間は、読んだ範囲では確認できていません。

気をつけること

公式の資料では確認できていない点

出典