3行でいうと

  • 入口は、Web(grok.com/imagine)、iOS・Androidのアプリ、API(console.x.ai)の4つです。Webとアプリは同じアカウントで、会話・設定・サブスクリプションが同期されると、Grokの概要ページが書いています。
  • サインインの方法として、The X Subscriptionのサインインのページは「Sign in with X」と会社のSSOだけを名指ししています。Apple、Google、メールは、Grok FAQ(Accounts & Login)に出てきます。画面のボタンの並びや表記は、公式で確認できていません。手元の画面と照らしてください。
  • 10月12日以降、公式のドキュメントには「The X Subscription」(Grok・Cursor・Xを1つにまとめるプラン)が載っています。切り替えは任意と書かれています。ただし、Grok Imagineがどのプランに含まれるかは、読んだ範囲では書かれていませんでした。
  • 最初に見ておく設定は、データの扱い(Data Controls)、Xアカウントの連携、利用状況の画面の3つです。画面の経路は、公式のFAQに書かれている範囲だけを書きます。
  • APIは、console.x.aiでアカウントを作り、クレジットをチャージし、APIキーを作り、環境変数 XAI_API_KEY に入れる流れです。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はGrok Imagineを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」で、画面の表記は変わります。手元の画面と照らしてください。公式ページは要約の形で取得したため、コードは公式の例にもとづく形で載せ、実行前に公式ページの原文と見比べるよう書き添えます。この記事で組んだ案は、そのつど「この記事の案」と書き、動作は確かめていません。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:店頭と業務用の窓口

Grok Imagineには、店頭の窓口と、業務用の窓口があります(僕らのたとえで、公式の説明ではありません)。店頭は、grok.comとアプリです。人が文章や写真を渡して、できあがりを見ます。業務用の窓口はAPIで、プログラムが注文を送り、結果を受け取ります。窓口が違うので、入るための鍵(サインインとAPIキー)も、お金の払い方も別です。どちらから入るかを先に決めると、迷いません。

ステップ0:入口を決める

入口 どこから 向いている使い方(見立て) 必要なもの(公式の記載)
Web grok.com/imagine 画面で作って、その場で見る アカウント(X連携、Apple、メールなど)
iPhone・iPad App Storeの「Grok」 手元の端末で使う iOS・iPadOS 17以降(App Storeの表示)
Android Google Playの「Grok AI」 同上 対応のAndroidバージョンは、読んだページに書かれていなかった
X(旧Twitter)の中 x.comまたはXのアプリのGrokのアイコン X上でGrokに質問する Xのアカウント。Xのヘルプは、Imagine(画像・動画生成)への言及を載せていなかった
API console.x.ai プログラムから使う アカウントとクレジット、APIキー

「向いている使い方」は僕らの見立てです。Xの中のGrokは、Xのヘルプが「x.comかXのアプリを開き、ナビゲーションバーのGrokのアイコンを選ぶ」と書いています。このヘルプにはGrok Imagineの記載がなかったため、この記事ではImagineの入口としては扱いません。

ステップ1:プランの名前を読み解く(10月12日以降)

公式のドキュメント「The X Subscription」(最終更新2026年10月12日)は、Grok、Cursor、Xを1つのサブスクリプションにまとめるものと説明しています。GrokとCursorは、週ごとの含まれる利用枠を共有する、とも書かれています。

切り替えについて、ページに書かれていること

プラン名と価格表示(The X Subscriptionの料金ページ、最終更新2026年10月11日、確認日2026-10-25)

プラン名 月額 年額 含まれる利用量(ページの表記)
Free $0 $0 限定的
Plus $8 $80 ベース
Premium $30 $300 4倍
Super $100 $1,000 15倍
Ultra $200 $2,000 50倍

ページは「$」とだけ書き、通貨コードは書いていません。税は含まれず、決済時に加わると書かれています。チームプランは1席あたりPremium $30、Super $100、Ultra $200で、Plusはチーム向けに提供されない、とあります。

読んだ範囲で確認できなかったこと

つまり、どのプランでImagineがどこまで使えるかは、この記事では決められません。サインインしたあと、grok.com/dashboard(サブスクリプション、請求、利用状況を管理する画面と、ドキュメントが案内しています)で、自分の画面に出る内容を確かめてください。

ステップ2:Webで始める(grok.com/imagine)

公式のページが書いていることを順に並べます。

  1. ブラウザで grok.com/imagine を開きます。ページの説明文は、画像の作成と編集、画像の動画化、「Imagine Agent Mode」を挙げています。
  2. サインインを求められたら、アカウントの方法を選びます。公式の情報は次のとおりです。
  3. Xでサインイン:サインインのページに「Sign in with X」があると、The X Subscriptionのサインインのページが書いています。電話番号を使うXアカウントなら、画面に出る電話番号やSMSの認証を完了する、と書かれています。
  4. Apple:FAQは、AppleのHide My Email(プライベートリレー)で登録した場合、Googleやメールではなく、購入時と同じApple IDでサインインする必要があると書いています。
  5. メール:サインインに使うメールの変更や追加は、accounts.x.aiで行う、とFAQにあります。Apple経由の場合は、Apple ID側で管理します。
  6. 会社のSSO:製品に表示されるSSOの選択肢を選ぶ。失敗したら管理者かサポートへ、と書かれています。
  7. 画面の指示に従って完了し、開いていた製品に戻ります。サインインページがGrokやxAIのブランドで出るのは想定どおりと、公式のページが書いています。
  8. 複数のアカウントがあるときは、使いたいアカウントを選びます。前のプランや履歴が見つからないときは、別のアカウントで入っている可能性があると、公式のページが書いています。

この手順で、公式で確認できていないこと

ブラウザについて:FAQは、grok.x.aiなど別のホストでは一部機能(Projectsなど)が使えない場合があるため、grok.comの利用を勧める、と書いています。

サインアウトについて:公式のページは、Grokからサインアウトしても、Xのセッションは残ると書いています。

ステップ3:iPhone・iPadで始める

  1. App Storeで「Grok」を探します(OS標準の操作です。公式のページに、画面ごとの手順はありません)。日本のApp Storeの掲載ページの表示は、次のとおりです(確認日2026-10-25)。
項目 表示
アプリ名 Grok
販売元 X Corp.
価格 無料(アプリ内購入あり)
必要なOS iPhone:iOS 17以降、iPad:iPadOS 17以降、Apple Vision:visionOS 1.0以降
対応言語 日本語とその他38言語
年齢区分 16+
サイズ 186.8 MB
著作権表示 © xAI Inc.
  1. 入れたら、アプリを開き、サインインします。サインインの方法は、ステップ2と同じ情報です。アプリの画面の並びは、公式のページには書かれていません。
  2. Imagineを使う入口は、掲載ページの説明文に「Grok Imagine」の項目があることまでは確認できています。アプリの中のどの画面から入るかは、公式で確認できていません。

掲載ページのプライバシー表示では、連絡先情報(メールアドレス、名前)、ID(ユーザID、デバイスID)、診断のデータが、アナリティクスとアプリの機能のために収集され、ユーザの識別情報に関連付けられる場合がある、と読めます。この表示はAppleが検証したものではないと、ページが注記しています。

ステップ4:Androidで始める

  1. Google Playで「Grok AI」を探します。日本語のページの表示は、次のとおりです(確認日2026-10-25)。
項目 表示
アプリ名 Grok AI
提供元 ヘッダーは「SpaceX Super Intelligence」、「デベロッパーについて」欄は SpaceXAI LLC
対象年齢 13歳以上(コンテンツのレーティングは「多様な内容: 視聴注意」)
最終更新日 2026/10/23
アプリ内課金 あり
対応Androidバージョン ページに記載なし
  1. 入れたら開いて、サインインします。
  2. データセーフティの表示では、写真と動画、アプリのアクティビティなどをサードパーティと共有することがあり、位置情報、個人情報などを収集することがあり、データは送信中に暗号化され、データの削除をリクエストできる、と読めます。

01との違い:01(2026年10月24日に読んだ内容)は、アプリ名を「Grok 生成AI」、対象年齢を「18歳以上」としていました。2026年10月25日に読んだページは、名前が「Grok AI」、対象年齢が「13歳以上」でした。ストアの表示は変わります。提供元の表記も、01は「SpaceXAI」、今回はヘッダーが「SpaceX Super Intelligence」で、最終更新日も01の2026年10月3日から2026年10月23日に変わっていました。インストール前に、手元のGoogle Playの表示を見てください。

ステップ5:最初の設定(読んだ範囲で場所が分かるもの)

公式のページで、場所まで書かれているものだけを並べます。

やりたいこと 公式に書かれている場所 書かれている場所のページ
Xアカウントを連携する grok.comの設定 →「アカウント」→「Connect your X Account」ボタン。連携すると、X側のSSO画面に移り、Xのサブスクリプションの状態を取得して特典を付けられる FAQ(Accounts & Login)
サインインのメールを変える accounts.x.ai FAQ
データの管理 プロフィール → 設定 → Data Controls FAQ(Files & Data)
アップロードしたファイルを消す grok.com/files FAQ
サブスクリプション・請求・利用状況を見る grok.com/dashboard The X Subscriptionの概要
次の利用枠のリセット日を見る 利用状況の画面に「次のリセット日」が出る、と書かれている。画面の名前は確認できていない The X Subscriptionの利用上限のページ
アカウントを削除する accounts.x.ai/account。同じアカウントでAPIを使っていれば、APIのアクセスも削除される。30日以内に再ログインして復元を確認すれば戻せる、と書かれている FAQ

Xの中のGrokの設定(Xのヘルプ「About Grok」):学習への利用は、「Privacy & Safety」→「Data sharing and personalization」→「Grok & Third-party Collaborators」で、「Data Sharing」を選択または解除します。会話履歴の削除は、「Data sharing and personalization」→「Grok」→「Delete Conversation History」で、削除したデータは、保持が必要な場合を除いて30日以内にシステムから削除される、と書かれています。これはX上のGrokの設定で、grok.com/imagineの設定とは別の画面です。

公式で確認できていないもの:Data Controlsの中の各項目の名前と初期値、Imagineで作った画像・動画の学習への扱いを切り替える項目があるか、履歴の見方、保存・ダウンロードの操作。FAQのImagineの項目に書かれているのは、透かしと解像度と利用量だけでした(次の表)。

FAQ(Image & Video Generation)に書かれていること 内容
透かし 生成した画像・動画に「grok」の透かしが入る。除去する設定はなく、消したり隠したりすることは利用規約で禁止
解像度 720pは、プランの上限に達すると、480pに自動で切り替わる
利用量 Imagineは週次の利用枠の一部として消費される。動画はチャットより計算資源を多く使う

ステップ6:動いたか確かめる(この記事の案)

公式のページには、「これで動作確認ができた」という手順は書かれていません。この記事の案として、次の順を書きます。公式の手順ではなく、動作は確かめていません。

  1. Webかアプリで、短い指示を1つだけ送る。 例(この記事の例):「白い背景に、赤いマグカップが1つある写真」。
  2. 画像が1枚出るかを見る。 出ない、または枠の上限の表示が出たら、ステップ5のgrok.com/dashboardで利用状況を確かめます。
  3. 出てきた画像に、「grok」の透かしがあるかを見る。 FAQの記載と照らします。
  4. 動画は、後回しにする。 動画は枠を多く使うと、FAQが書いています。

ステップ7:APIで始める(console.x.ai)

ここからはターミナルを使います。公式のクイックスタートの流れを順に並べます。

  1. console.x.aiでアカウントを作る。 サインアップの画面があります。
  2. クレジットをチャージする。 公式のクイックスタートは、チャージしてからAPIを使い始めると書いています。チームの作成が必要という記載は、読んだページにはありませんでした。金額や支払いの画面は、確認できていません。
  3. API Keysのページで、APIキーを作る。 ページに「Create API key」というボタンがあり、同じAPI Keysのページに行きます。画面の細かい遷移は、公式のページに書かれていません。作ったキーは、人に見せないよう扱ってください。
  4. 環境変数 XAI_API_KEY にキーを入れる。 公式の例は、次の2つです。
export XAI_API_KEY="your_api_key"

または、プロジェクトのフォルダの .env ファイルに書きます。

XAI_API_KEY=your_api_key

公式のページが示すのは、この export の書き方(macOS・Linux向けの形)と .env だけです。Windowsの書き方は、読んだページに書かれていません。PowerShellなら、OS標準の方法として $env:XAI_API_KEY="your_api_key" と書けますが、これは公式の記載ではありません。

  1. SDKを入れる。 Imagineの例で使われるのは、xAIのPython用SDKです。
pip install xai-sdk

公式のクイックスタートには、ほかに npm install ai @ai-sdk/xai zod(JavaScript、AI SDK)、pip install openai(Python、OpenAI互換)、npm install openai が並んでいます。必要なPythonのバージョンは、読んだページでは確認できていません。

  1. 画像を1枚作って、動いたかを確かめる。 次は、公式の「Image Generation」ページの例にもとづく形です(実行前に公式ページの原文と見比べてください)。
import xai_sdk

client = xai_sdk.Client()

response = client.image.sample(
    prompt="A collage of London landmarks in a stenciled street-art style",
    model="grok-imagine-image-2.0",
)

print(response.url)

公式の画像の例は引数なしの Client() で、動画の例は api_key=os.getenv("XAI_API_KEY") と明示しています。引数なしで環境変数を読むのかは、読んだページでは明記を確認できていません。キーが渡っていないというエラーが出たら、動画の例の形に直してください(この記事の案)。表示されたURLをブラウザで開き、画像が出れば、キーとSDKとクレジットが通っています(この記事の案としての確かめ方)。

URLは一時的なもので、すぐにダウンロードする必要があると、公式のページが書いています。

  1. curlでも確かめられます。 公式の例にもとづく形です。
curl -X POST https://api.x.ai/v1/images/generations \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -H "Authorization: Bearer $XAI_API_KEY" \
  -d '{
    "model": "grok-imagine-image-2.0",
    "prompt": "A collage of London landmarks in a stenciled street-art style"
  }'

返ってくるJSONの中の url を見ます。この記事では、JSONの完全な形は、公式のページに書かれていなかったため、書きません。

APIの注意:画面(grok.com)のサブスクリプションと、APIのクレジットの関係は、読んだ範囲では書かれていません。FAQは、アカウントを削除すると、同じアカウントのAPIアクセスも削除されると書いているので、アカウント自体は共通のようですが、課金の関係は確認できていません。APIの具体的な使い方は06、ほかのサービスとのつなぎ方は07で扱います。

つまずきと直し方

症状 公式の資料から読み取れる確認点
サインインできない・前のプランや履歴が見えない 別のアカウント(X、Apple、メール)で入っていないか。前に使った方法で入り直す(サインインのページ)
Appleで登録したのに入れない Hide My Emailで登録した場合は、購入時と同じApple IDで入る(FAQ)
Projectsなどの一部機能が出ない grok.x.aiなど別のホストを使っていないか。grok.comを使う(FAQ)
解像度が480pになる 720pは、プランの上限に達すると480pに自動で切り替わる(FAQ)
生成が止まる・出ない 利用枠を使い切っていないか。grok.com/dashboardで利用状況を見る。枠を超えた分は「Additional Usage」として、トップアップで買ったクレジットから払う仕組みだと、ページが書いている。クレジットがないときの動作は、ページに書かれていない
APIが認証で失敗する 環境変数 XAI_API_KEY が入っているか。Authorization: Bearer のヘッダに入れているか(Image Generationのページ)
OpenAIのSDKの images.edit() が動かない xAIのAPIは application/json を求め、multipart/form-data を使う images.edit() は使えない、と画像編集のページが書いている(06で扱います)
Xの特典が出ない The X Subscriptionのページは、X連携のうえで特典が出ないときは、サポートに問い合わせるよう書いている

気をつけること

出典