3行でいうと

  • Imagine APIは公式の入口です。画像生成・画像編集・動画生成・動画編集・動画延長のエンドポイントがあり、公式のSDKと、OpenAI互換の呼び方の例が載っています。
  • Grokのコネクタは、Gmail、Google Drive、Outlook、Salesforceなどの「組み込み」(SpaceXSIが保守)と、Notion、Canva、GitHubなどの「カタログ」(第三者サービス向けの設定済みOAuth)、自分のMCPサーバーをつなぐ「カスタム」の3種類です。Imagineの画面で使えるかは、公式の資料では確認できていません。
  • 画面(grok.com/imagine)の中で、他社の画像・動画モデルを選べるという記載は、読んだ範囲では見つかりませんでした。
  • パートナーとして、fal、ComfyUI、Invideo、Flora、HeyGenが公式の記事に挙がっています。これらは第三者のサービスです。
  • Imagine専用の公式MCPサーバーは、読んだ範囲では見つかりませんでした。コミュニティ製のものは、公式の資料ではないため扱いません。

この記事は、公式の資料を2026年10月24日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はGrok Imagineを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。コードやコマンドの名前は、公式のページに書かれた文字を写しただけで、実行はしていません。コネクタの仕組みを説明するページは、Imagineについては何も書いていませんでした。読めていない所は、そう書きます。

先に結論

前提:用語をそろえる

公式が運営するもの

1. Imagine API(開発者向け)

2026年10月8日更新のImagine Overviewは、Imagine APIを「画像・動画の生成と編集のAPI」と説明しています。主なものは次のとおりです。

できること エンドポイントや名前 書かれていること
画像生成 POST https://api.x.ai/v1/images/generations grok-imagine-image-2.0。1回に最大10枚
画像編集 POST https://api.x.ai/v1/images/edits 元の画像を公開URL、base64のデータURI、またはFiles APIのfile_idで渡す。最大5枚
動画生成 POST /v1/videos/generations 状態の確認はGET /v1/videos/{request_id}
動画編集 /v1/videos/edits 元の動画は最大8.7秒
動画の延長 /v1/videos/extensions 最後のフレームから続きを作り、元の動画とつなぐ
非同期の画像生成 deferred: true Imagine Overviewは別の「Deferred Completions」のページを案内しているだけで、保持期間やWebhookは、このガイドで読んだページでは確認できていません。使うときは、そのページで確かめてください
Batch API 画像生成・編集・動画生成 2026年3月15日に対応。料金は標準料金(割引対象はテキスト・言語モデルのみ)

2. image_generationツール(Grokのチャットから画像を作る)

2026年8月18日更新のドキュメントは、Responses APIでtoolsにimage_generationを足すと、Grokが会話の中で画像を作ったり編集したりできる、と書いています。使われる画像モデルは「grok-imagine-image-2.0」で、例で動かすチャットのモデルは「grok-4.7」です。アスペクト比はモデルが呼び出しごとに決め、指定したいときは、プロンプトに「9:16の縦長で」のように比率を書く、と説明しています。この機能は、OpenAIのResponses APIと互換の形で作られていると、ドキュメントが書いています。

3. Files API

Imagineの入力に、保存済みのファイルをfile_idで渡せます。生成した画像や動画を、Filesのストレージに保存することもできます。必要に応じて、永続的で共有できる公開URLも作れる、と書かれています。公開URLの有効期限、ファイルのサイズ上限、料金は、このページでは読めませんでした。

4. Grokのコネクタ(チャット側の仕組み)

公式のコネクタのページ(docs.x.ai/grok/connectors)は、すべてのGrokユーザーが使えると書き、3種類を挙げています。

種類 保守する人 書かれていること 対応サービス(書かれているとおり)
組み込みコネクタ SpaceXSI Grokとネイティブに統合。OAuthで接続し、初回のサインインのほかに設定は不要 Gmail & Google Calendar、Google Drive、OneDrive、Outlook Mail & Calendar、Microsoft Teams、SharePoint、Salesforce
コネクタカタログ 保守する人は、読んだ範囲では書かれていない(第三者のサービス向けの、設定済みのOAuthコネクタと説明されている) サインインだけで使える Box、Canva、Gamma、GitHub、Linear、Meltwater、Notion、S&P Global、Vercel(「主なもの」と書かれている)。Meltwaterは有効な契約が必要
カスタムMCPコネクタ 利用者が用意するMCPサーバー 公開インターネットから届くMCPサーバーが必要。ローカルで動かすならトンネリングのサービスが必要 利用者のサーバー

有効にする手順は、grok.com/connectorsを開き、「New Connector」からサービスを選んでサインインする、と書かれています。会社向けのプラン(Grok BusinessとEnterprise)では、管理者が先にコネクタを用意する必要があります。

ここで大事なこと:このコネクタのページには、Grok Imagine(画像・動画の生成)でコネクタが使えるかどうかは、書かれていませんでした。コネクタの説明は、メール検索やファイルの閲覧など、チャットの話として書かれています。Imagineの画面からコネクタで写真を取り込めるかは、公式の資料では確認できていません。

カスタムMCPのトンネリング(docs.x.ai/grok/connectors/custom-mcp-tunneling):ローカルのMCPサーバーにGrokをつなぐ方法を説明するページです。Grokのサーバーは、公開のインターネット経由でMCPサーバーに届く必要があり、localhostやプライベートIPのURLは拒否される、と書かれています。例として、ngrokとCloudflare Tunnelが載っています。ngrokについては、第三者のサービスで、SpaceXSIやGrokとは提携していないと書かれています。

5. Grok Bot(別の製品)

FAQは、Grok Botを、永続的なクラウドのコンピュータで動くAIチームメイトで、メッセージ、承認、コネクタ、ルーチンの機能がある、grok.comのGrokとは別物、と説明しています。Imagineとの関係は、読んだ範囲では見つかりませんでした。

他社のモデルが選べるか

読んだ範囲の公式ページ(grok.com/imagine、x.ai/grok、Imagine Overview、モデルのページ、料金表)で、Grok Imagineの画面の中で他社の画像・動画モデルを選べるという記載は、見つかりませんでした。APIの料金表にも、Grok Imagineのモデルしか載っていませんでした。「他社のモデルは選べない」と断言はできませんが、少なくとも公式の資料では確認できていません。

画像の外の話として、チャットのモデルの名前(Grok 4.6、Grok 4.7)がドキュメントに出てきますが、これはチャットのモデルで、画像・動画のモデルではありません。

パートナーのサービス(第三者)

2026年1月28日付の「Grok Imagine API」の記事は、APIが「パートナーのプラットフォーム」でも使えると書き、Fal、ComfyUI、Invideo、Flora、HeyGenを紹介しています。

名前 公式の記事での扱い 分かること
Fal、ComfyUI、Invideo、Flora、HeyGen 「パートナーのプラットフォーム」として紹介 どれも第三者のサービス。それぞれの画面、料金、データの扱いは、それぞれのサービスの規約による。この記事では各社の規約は読んでいない

x.aiのパートナーのページ(x.ai/partners)には、この5社の名前は読んだ範囲で見つかりませんでした。提携の中身や、料金が公式のAPIと同じかどうかは、公式の資料では確認できていません。

MCP・プラグインについて

書き出し・取り込み

項目 公式に書かれていること 書かれている場所
取り込める画像 JPEG/JPG、PNG、WebP、HEIC、BMP。GIFとSVGはプラットフォームによって成功しないことがある FAQ(Files & Data)
取り込める動画 MP4、MOV FAQ(Files & Data)
ファイルの大きさ ほとんどのファイルで1つあたり最大150MB。上限はプラットフォームやプランで変わる場合がある FAQ(Files & Data)
生成物の受け取り(API) URL(一時的)か、base64。URLは期限切れになるので、すぐに保存する。Batchの結果のURLは1時間で期限切れ 画像生成のページ、リリースノート
生成物のファイル形式 画像・動画の出力ファイルの形式(PNG、MP4など)は、読んだ範囲では見つからなかった 公式の資料では確認できていない
画面からのダウンロード 読んだ範囲では、手順の説明が見つからなかった 公式の資料では確認できていない
透かし 生成された画像と動画にGrokの透かしが入る。消す設定はない FAQ(04で扱います)

データはどこへ流れるか

気をつけること

出典