3行でいうと
- 画像は「More」→「Export to Docs」か「Download full size」、動画は「Share」→「Share on YouTube」か「Download video」で、外へ渡せる、と公式ヘルプにあります。
- Flowは別の画面(
labs.google/fx/tools/flow)で、18歳以上、対応地域、Google AIプランなどが条件です。GeminiアプリとFlowをつなぐ手順は、読んだFlowのヘルプには書かれていませんでした。 - デスクトップアプリ(Windows、Mac)は、ウィンドウを見せる、声で入力する、Gmail・ドライブにつなぐ、といった連携が公式のページとリリースノートに書かれています。許可の設定は、読んだヘルプに載っていませんでした。
- プログラムからは、Gemini APIのInteractions APIで、画像は
gemini-nano-banana-2.1など、動画はgemini-omni-1.1-flashを呼べます。Geminiアプリとは別の入口です。 - 「Claude」など他社のAIとGeminiの作成機能を直接つなぐ手順は、読んだ公式の資料には見つかりませんでした。
この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者は Gemini の作成機能を入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」で、「この記事の案」と書いた所は、公式の記載ではなく、この記事で組んだものです(動作は確かめていません)。画面の表記は変わるので、手元の画面と照らして読んでください。公式の文章は要約の形で取得したため、長い引用はせず言い換えています。
先に結論
- 向きは3つ。 つくったものを外へ渡す(この記事の1)。Geminiが、PC上のアプリやファイルとつながる(3)。外のプログラムやAIがGeminiのモデルを使う(4)。Flowは別の画面です(2)。
- コードで書くのはAPIだけ。 ほかは、画面で押す形です。
- 外す=切る、であって、渡ったデータが消える、ではありません。 APIのキーは、無効にするのが外し方です。
- 確認できなかった所。 Google Vids、Vertex AI(本文が取得できず)、Gemini APIの動画(Veo)の資料、Workspace管理者向けの設定は、読めていません。
前提:用語をそろえる
- Flow: Googleの動画づくりの道具です。Geminiアプリとは別の画面です。
- Speak to Window: Macのアプリの機能で、声で話した内容を、いま開いているウィンドウに入れます。
- API/Interactions API/モデルID: プログラムからGeminiを呼ぶ窓口、その呼び方、使うモデルの名前です(05、06)。
- Files API: 動画などのファイルをAPIに上げて、あとから参照するための窓口です。
- base64: 画像や動画を、文字だけで表す方式です。APIは、画像・動画をこの形で返します。
- MCP: AIが外の道具につながるための共通の仕組みです(07で扱います)。
1. つくったものを外へ渡す(Docs、YouTube、ダウンロード)
| 渡し先 | 手順(公式ヘルプ) | 条件・注意 |
|---|---|---|
| Googleドキュメント(画像) | 画像の下の「More」→「Export to Docs」→ドキュメントを開く | 学校のアカウントで18歳未満は書き出せない |
| 手元の端末(画像) | 画像にマウスを合わせて「Download full size」 | 大きさはGoogle AIプランで2K、なければ1K |
| YouTube(動画) | 動画の下の「Share」→「Share on YouTube」 | 手順の続き(公開範囲など)は、読んだページに書かれていませんでした |
| 手元の端末(動画) | 動画の下の「Share」→「Download video」 | 形式は、書かれていませんでした |
| 公開リンク | 生成した内容は、公開リンクで共有できる。管理は「Your Public Links」の設定 | プライバシーの説明に書かれている。リンクのつくり方は、読んだページに書かれていませんでした |
- 公開リンクを外す手順は、読んだページには「Your Public Links」の名前以外、書かれていませんでした。
- Googleドキュメントにつなぐと、どのデータが相手に渡るかは、公式ヘルプには書かれていませんでした。
2. Flow(別の画面)につなぐ
- Flowは、
labs.google/fx/tools/flowで開く、別の画面です。公式ヘルプ「Get started with Google Flow」に、条件が書かれています。18歳以上、対応地域、Google AI Plus・Pro・Ultraのどれか、または対象のWorkspaceのプラン(追加料金なし、1日50クレジット)。 - GeminiアプリとFlowを「つなぐ」手順、Geminiの画像をFlowに送る手順は、読んだFlowのヘルプには書かれていませんでした。Flowの中で画像・動画の素材を上げる手順は06です。
- Flowの動画のダウンロードの手順は、読んだページには書かれていませんでした。
- 日本でのクレジットの扱いは、04と01に書いています。
3. デスクトップアプリで、PC上のアプリやファイルとつなぐ
公式のデスクトップのページ(gemini.google/desktop)とリリースノートに書かれている範囲です。
- 画面・ウィンドウを見せる。 Macのヘルプは、「Add files and tools」→「Share window」で、Geminiに、そのウィンドウの内容を見せる、と書いています。公式のデスクトップのページは、Macで両方の
Commandキーを同時に押す方法も、画面の内容を渡す操作として挙げています。Windows版の画面共有の手順は、読んだヘルプには書かれていませんでした。 - Speak to Window(Mac)。 声で話した内容を、いま開いているウィンドウに入れる機能です。画像づくりを声で頼むと、カーソルの位置に画像が入る、とヘルプにあります。順次提供中、と書かれています。
- Gmail、Googleドライブ。 2026年9月10日のリリースノートに、Windowsの版が、GmailとGoogleドライブにつながる、とあります。つなぎ方は、07の1のConnectorsの手順に当たるとみられますが、Windows版での手順は、読んだヘルプには書かれていません。
- Antigravity(Mac)。 2026年10月13日のリリースノートに、Macのアプリの上部の「Antigravity」を押すと、コーディングとプロトタイプのツールが開く、とあります。英語、個人アカウントと対象の職場アカウント(18歳以上)、対象の国のみ、と書かれています。
- ファイルの整理。 公式のデスクトップのページは、手元のファイルをGoogleドキュメントとスプレッドシートに整理する機能や、背景で進めるタスクを、1つずつ承認する形で実行する機能を挙げています。許可の画面と、渡るデータの詳細は、読んだページには書かれていませんでした。
- アプリの許可(権限)の設定は、読んだヘルプには載っていませんでした。
4. 外のプログラム・AIからGeminiのモデルを呼ぶ(Gemini API)
向きが反対の連携です。ほかのプログラム(や、プログラムを書けるAI)から、画像・動画のモデルを呼びます。準備は05の9です。
手順:APIの呼び出し(公式の例に沿ったもの)
画像(REST)。公式の「Image generation」のページの例に沿ったものです。書き方は要約を通して読んだので、全文は公式ページで確認してください。
curl -s -X POST \
"https://generativelanguage.googleapis.com/v1beta/interactions" \
-H "x-goog-api-key: $GEMINI_API_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{
"model": "gemini-nano-banana-2.1",
"input": [
{"type": "text", "text": "Create a picture of a nano banana dish in a fancy restaurant with a Gemini theme"}
]
}'
動画(REST)。公式の「Gemini Omni Flash」のページの例に沿ったものです。こちらは、キーをURLの key= に付ける書き方で載っていました。画像の例とキーの渡し方が違う点も、公式ページどおりです(同じ動画のページの後ろの例には、x-goog-api-key ヘッダーで渡す書き方もある、と書かれています)。
curl -X POST "https://generativelanguage.googleapis.com/v1beta/interactions?key=$API_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{
"model": "gemini-omni-1.1-flash",
"input": "A marble rolling fast on a chain reaction style track, continuous smooth shot."
}'
- 返ってくる動画や画像は、REST では、
stepsの中のtypeがmodel_outputの項目に、base64のデータ(またはuri)で入る、と書かれています。SDKではinteraction.output_video.dataのような便利な項目があるが、これはSDKだけ、と書かれています。 previous_interaction_idに前の呼び出しの番号を渡すと、続きとして直せます。store=falseにすると、あとの回で直せなくなる、と書かれています。- Pythonのコード例は06です。
この記事の案:画像から動画へつなぐ(公式の1つの手順ではありません)
- 公式の資料は、画像モデルで画像をつくる方法と、動画モデルに画像を渡して動画にする方法(
inputに画像と文章を並べる)を、別々に載せています。この2つをつなぎ、画像をつくって、できた画像を動画の入力にする、という流れは、僕らの案です。 - つなぐときの確認点:画像のモデルの出力はbase64で返る(05・06)。動画のモデルの入力には、画像をbase64のデータとMIMEタイプで渡す例が載っています(項目名の細かい書き方は要約では確認できていません。全文は公式ページで確認)。公式の1本の手順としては、読んだ範囲に載っていませんでした。
渡るデータ・権限・外し方
- APIのキーを持つ人は、そのキーの割り当てで呼べます。キーが漏れると、他人に使われる、請求が発生する、と書かれています(05の9)。
- キーの制限(
Restrict to Gemini API onlyなど)、漏れたときの入れ替え方は、05の9にあります。 - APIで送ったデータの扱い(無料と有料での違いなど)は、04に書いています(今回は規約を読み直していません)。
- 外す=キーを無効にする。公式の手順は、新しいキーを作り、入れ替え、動作を確かめてから、古いキーを無効にする、です。
- 動画の制限:動画の編集・延長で自分の動画を上げる機能は、欧州経済領域、スイス、英国では使えない。音声の参考は未対応。YouTubeの動画は、素材として使えない、と書かれています。画像のほうについて、動画から画像をつくる入力に公開のYouTubeのURLかFiles APIで上げたファイルが使える、という趣旨の記述は、今回の再確認では見つけられていません(公式で確認できていない)。
他社のAIとの組み合わせとして
- 公式の資料が示す「他社のAI × Geminiの作成機能」の経路は、次の2つです。(1)他社のMCPサーバーを独自アプリとしてGeminiにつなぐ(07の2。米国など条件あり)。(2)他社のプログラムやAIの側からGemini APIを呼ぶ(この記事の4)。
- 他社のAIの名前を挙げて、Geminiの画像・動画づくりとの連携の手順を書いた公式の資料は、今回読んだ範囲には見つかりませんでした。
うまくいかないときの確認点
| 症状 | 確かめる点(公式の記載) |
|---|---|
| 動画・画像の書き出しや共有がうまくいかない | 学校のアカウントで18歳未満はDocsへ書き出せない。動画のダウンロードや公開リンクの手順は、読んだページに書かれていない所がある |
| Flowに入れない | 18歳以上、対応地域、Google AIプランなどの条件を確かめる。Chromium系のブラウザが案内されている |
| APIが拒否される | キーが制限なし(Unrestricted)か、ブロックされていないか(05の9)。モデルIDが古くないか |
気をつけること
- 運営者は Gemini の作成機能を入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。この記事は、公式の手順を並べたもので、動作を確かめたものではありません。
- 渡す先で、データの扱いが変わります。 Docs、YouTube、公開リンク、Flow、デスクトップアプリの各連携で、どのデータが相手に渡るかは、読んだページに書かれていない所があります。
- 読めなかったもの。 Google Vidsの公式ブログ、Vertex AIの資料(本文が取得できず)、Gemini APIの動画(Veo)の資料、Workspace管理者向けの資料は、取得の上限に当たるか、本文が取得できず、読めていません。
- この記事のコードは、公式の例に沿ったものです。 要約を通して読んだので、実行する前に、公式ページの全文で、モデルIDとキーの渡し方を確かめてください。
- 画面の表記は変わります。 公式ヘルプ同士で、経路の書き方が違うことがあります。手元の画面と照らしてください。
- 「この記事の案」は、公式の手順ではありません。僕らは法律の助言はしません。
- 前のその1(07)は、Connectors、独自アプリ、Personal Intelligenceです。
出典
- Generate & edit images with Gemini Apps(Gemini Apps Help、Google、確認日 2026-10-25)
- Generate videos with Gemini Apps(Gemini Apps Help、Google、確認日 2026-10-25)
- Use the Gemini app on Mac(Gemini Apps Help、Google、確認日 2026-10-25)
- Use the Gemini app for Windows(Gemini Apps Help、Google、確認日 2026-10-25)
- Gemini for desktop(Google、確認日 2026-10-25)
- Gemini Apps' release updates and improvements(Google、確認日 2026-10-25)
- Get started with Google Flow(Google Flow Help、Google、確認日 2026-10-25)
- Image generation(Gemini API、Google、確認日 2026-10-25)
- Generate and edit videos with Gemini Omni Flash(Gemini API、Google、確認日 2026-10-25)
- Using Gemini API keys(Gemini API、Google、確認日 2026-10-25)
- Gemini API quickstart(Gemini API、Google、確認日 2026-10-25)
- Gemini Apps Privacy Hub(Gemini Apps Help、Google、確認日 2026-10-25)