3行でいうと

  • Geminiからほかのアプリを呼ぶ入口は、サイドバーの「Customize」→「Connectors」です。つなぐときは「Add」、外すときは「More options」→「Disconnect」、と公式ヘルプにあります。チャットでは @ でアプリを選びます。
  • 独自のアプリ(MCPサーバー)をつなぐ機能も公式ヘルプにあります。ただし条件が厳しく、18歳以上・米国・個人アカウント・英語のみ、Webとモバイルアプリのみ、と書かれています。日本から使えるかどうかは、公式の資料では確認できていません。
  • つなぐと、チャットの内容、端末の言語、位置、つないだアプリの中身(メール、ファイル、写真など)が渡ることがある、と公式のプライバシーの説明にあります。外しても、すでに相手に渡ったデータは相手の規約で扱われ、Geminiの履歴の削除では消えません。
  • Googleの自分のアプリ(Gmail、Photosなど)をつなぐ「Personal Intelligence」は、欧州経済領域などでは使えず、「Keep Activity」ほか複数の設定が条件、と書かれています。
  • 「Claude」など他社のAIとGeminiの作成機能を直接つなぐ手順は、読んだ公式の資料には見つかりませんでした。公式に書かれている経路は、独自アプリ(MCP)とAPI(08)です。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者は Gemini の作成機能を入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」で、「この記事の案」と書いた所は、公式の記載ではなく、この記事で組んだものです(動作は確かめていません)。画面の表記は変わるので、手元の画面と照らして読んでください。公式の文章は要約の形で取得したため、長い引用はせず言い換えています。

先に結論

前提:用語をそろえる

つなぎ方の一覧

「Docs・YouTube・ダウンロード」「Flow」「デスクトップアプリ」「Gemini API」の行は、その2(08)で手順を扱います。

つなぎ方 向き 設定する画面 条件(公式に書かれていること)
Connectors Gemini → アプリ 「Customize」→「Connectors」 サインイン。「Keep Activity」オン。国・言語・機種で変わる
独自アプリ(MCP) Gemini → 自分のMCPサーバー 「Settings」→「Connected Apps」→「Custom apps」 18歳以上、米国、個人アカウント、英語のみ、Webとモバイルのみ
Personal Intelligence Gemini → Googleの自分のアプリ 案内のカード、または「Settings & help」→「Personal Intelligence」→「Connected Apps」 18歳以上、個人アカウント、「Keep Activity」オン。欧州経済領域などでは使えない
Googleの公開情報 Gemini → Google検索など 自動(設定なし) 公開情報のみ
Docs・YouTube・ダウンロード Gemini → 外へ 画像・動画の下のボタン 画像・動画のヘルプ
Flow 別の画面 labs.google/fx/tools/flow 18歳以上、対応地域、Google AIプランなど
デスクトップアプリ Gemini → PC上のアプリ・ファイル アプリの画面 各アプリのヘルプ
Gemini API 外のプログラム → Gemini APIキーとSDK APIの資料

1. Connectors(つないだアプリ)をつなぐ

渡るデータ

手順(公式ヘルプ「Use & manage Connected Apps in Gemini」の順。パソコン版)

  1. gemini.google.com を開き、サインインします。
  2. サイドバーで「Customize」を押します。見当たらなければ、先に「More」を押します。
  3. 上の「Connectors」を押します。
  4. つなぎたいアプリを探します。つなぐときは「Add」、外すときは「More options」→「Disconnect」です。
  5. 画面の案内に従います。

  6. アプリを押すと、説明、対応する操作と、対応しない操作、例のプロンプトが見られる、と書かれています。何が頼めるかは、アプリごとに、ここで確かめます。

  7. 別の入口として、「Customize」の「Discover」タブで、スキルやつなぐアプリを探して「Add」を押す方法が、公式ヘルプ「Customize your Gemini chats experience」にあります。上の「Search」で名前を探すこともできます。同じページは、「Connectors」は、つないだアプリと、ほかに使えるアプリの一覧、「Skills」は、Geminiの動き方を変えるもの(文体に合わせる、別の見方を出す、など)と書いています。
  8. 公式のリリースノート(2026年10月13日)には、「Customize」で、スキルと、つないだアプリを管理でき、40を超えるアプリやサービスをつなげる、とあります。パソコンのWeb、モバイル、WindowsとMacのデスクトップアプリで順次提供中、つないだアプリの多くは米国の英語、と書かれています。
  9. 公式ヘルプの本文に出てくるアプリの名前は、Gmail、Googleカレンダー、YouTube Music、Spotify、Googleホーム、Androidの端末アシスト・電話・メッセージ・WhatsApp、などです。完全な一覧は、ヘルプの別の表にあるとのことで、この記事では読めていません。
  10. 画像・動画づくりに関係するつなぎ方として、2026年5月19日のリリースノートに、OpenTable、Canva、Instacartが順次提供、Zillow、Adobe、Boxは予定、と書かれています。これらを使って画像・動画をどう扱えるかは、読んだ範囲の公式の資料には書かれていませんでした。

手順:チャットで使う

  1. 入力欄にプロンプトを入力します。
  2. アプリを指定するときは、@ を入力して、アプリを選びます。つながっていなければ、Geminiが、つなぐか、許可を尋ねます。
  3. 「Submit」を押します。

この記事の案(公式の例ではありません)

動画の内容を決める前に、つないだアプリの情報を使う、という組み合わせです。

@Gmail の最近のメールのうち、イベントの案内を探して、その雰囲気のポスター画像の案を3つ出して。

条件・権限・外し方

2. 独自アプリ(MCPサーバー)をつなぐ

公式ヘルプ「Connect & manage custom apps for Gemini Apps」の内容です。条件が厳しいので、先に条件を並べます。

条件

手順:独自アプリを追加する(Webのみ)

  1. gemini.google.com を開きます。
  2. 下の「Settings」を押し、「Connected Apps」を押します。見当たらなければ、先に「Personal Intelligence」を押してから、「Connected Apps」を押します。
  3. 「Custom apps」の下で、「Add a custom app link to get started」の欄に入力するか、「Add a custom app」を押します。
  4. アプリのMCPサーバーのURLを入力します。
  5. サーバーがDynamic Client Registrationに対応していなければ、「Advanced features」の横の「Show more」を押し、認証情報を入力します。
  6. 「Next」を押し、画面の案内に従います。

  7. このURLに何を入れるかは、そのMCPサーバーの提供元の説明によります。この記事では、特定のサーバーのURLや設定例は書きません。

  8. 設定ファイルに書く形ではなく、画面でURLと認証情報を入力する形、と書かれています。ファイルの書き方は、公式ヘルプに載っていませんでした。

手順:チャットで使う

  1. 入力欄にプロンプトを入力し、@ を入力して、独自アプリを選びます。
  2. 「Submit」を押します。選んだプロンプトに、そのアプリを使います。

渡るデータ

権限と注意

外し方・消し方

他社のAIとの組み合わせとして

3. Googleの自分のアプリをつなぐ(Personal Intelligence)

公式ヘルプ「Connect your Google apps to personalize your Gemini experience」の内容です。

条件

つなげるもの

手順:つなぐ

  1. パソコンで gemini.google.com を開きます。
  2. 対象になっていれば、Personal Intelligenceの案内のカードが出ます。「Get started」を押します。
  3. 「Connect all」「Choose apps」「Don't connect」のどれかを選びます。
  4. 画面の案内に従います。

手順:オン・オフを切り替える

  1. gemini.google.com で、「Settings & help」→「Personal Intelligence」→「Connected Apps」を開きます。
  2. アプリごとに、オフにすると切断、オンにすると接続です。
  3. 1つのチャットだけ切るときは、入力欄の「Tools」で、Personal Intelligenceをオフにします。そのチャットだけの設定で、新しいチャットでは既定でオンに戻ります。

画像づくりとの関係

4. Geminiが自動で使うGoogleの公開情報

うまくいかないときの確認点

症状 確かめる点(公式の記載)
「Customize」や「Connectors」が見当たらない 「Customize」は、サイドバーで「More」の中にあることがある。18歳以上でサインインしている必要がある
アプリがつながらない、使えない 「Keep Activity」がオンか。国、言語、機種で一覧が変わる
@ でアプリが出ない つないでいないと、Geminiが、つなぐか許可を尋ねる、と書かれている
独自アプリの追加の画面がない 18歳以上、米国、個人アカウント、英語、「Keep Activity」オン、Webとモバイルのみ、が条件。画面は「Settings」→「Connected Apps」(なければ先に「Personal Intelligence」)
独自アプリの追加で認証が通らない サーバーがDynamic Client Registrationに対応していなければ、「Show more」から認証情報を入れる
Personal Intelligenceのカードが出ない 欧州経済領域などでは使えない。順次提供中。「Keep Activity」ほか複数の設定が必要
Photosがつながらない 「Face Groups」と「Estimate missing locations」がオンか。Photosは一部の国のみ
アプリを外したのに、情報が残る 外してもGeminiのアクティビティは消えず、関連チャットを消す必要がある。相手に渡ったデータは相手の規約。反映に数日かかることがある

気をつけること

出典