3行でいうと

  • 画像は、パソコンのWebで「Open Sidebar」→「Images」から。直すときは「Library」で画像を選び「Chat」を押す、と公式ヘルプにあります。やり直しの「Redo with Pro」は有料プランです。
  • 動画は、「Open Sidebar」→「Create video」。画像は最大5枚、動画は1本まで付けられ、生成には数分かかることがあり、その間は同じチャットを操作できない、と書かれています。
  • 動画の書き出しは、動画の下の「Share」から「Share on YouTube」か「Download video」。画像は、画像にマウスを合わせて「Download full size」、または「More」→「Export to Docs」です。
  • Flowでは、「Agent」、「Frames」、「Ingredients」など、Geminiアプリとは違う操作が公式ヘルプに書かれています。Gemini APIでは、同じ系統のモデルをプログラムから呼べます。
  • 例のプロンプトは、すべて「この記事の例」です。公式の例ではなく、動かして確かめたものでもありません。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者は Gemini の作成機能を入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」で、「この記事の例」「この記事の案」と書いた所は、公式の記載ではなく、この記事で組んだものです(動作は確かめていません)。画面の表記は変わるので、手元の画面と照らして読んでください。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:1枚のスケッチを、何度も直してもらう

最初の1枚は下書きです。下書きに「帽子だけ青に」と書き込んで返すと、直った絵が返ってきます。ただし、これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。公式ヘルプも、つくったあとに簡単なプロンプトで直せる、と書いています。

最初の1時間でやる順番(この記事の案)

ここは公式の手順ではなく、この記事で組んだ順番です。時間配分も、僕らの見立てです。

順 何をする どの節か
1 サインインして、「Images」が見えるか確かめる 05の2
2 短いプロンプトで画像を1枚つくる 下の1
3 同じ画像を、1つの要素だけ直してもらう 下の2
4 ダウンロードする(「Download full size」) 下の4
5 動画の条件(年齢、プラン)を確かめる 05の1
6 動画が使えるなら、短い動画を1本つくる 下の5
7 動画を1回だけ直し、「Download video」で書き出す 下の6、7

1. 画像をつくる(Web)

手順(公式ヘルプ「Generate & edit images with Gemini Apps」の順)

  1. gemini.google.com を開き、サインインします。
  2. 「Open Sidebar」を押し、「Images」を押します。
  3. テンプレートを選ぶか、プロンプトを入力します。
  4. 画像が返ってきます。

  5. 公式ヘルプの書き方のヒントは、「draw」「generate」「create」のような言葉で始める、画風を決める、主役(誰が、何が)、動き、場面を書く、です。

  6. 返ってくる画像の枚数や、かかる時間は、読んだページに書かれていませんでした。

この記事の例

次のプロンプトは、公式の例ではなく、この記事の例です。公式ヘルプのヒントの形(動詞、画風、主役、動き、場面)に合わせて組みました。

水彩画の風合いで、雨上がりの商店街を歩く黒猫を描いて。夕方の光、横長。

2. 画像を直す(Libraryから)

手順(公式ヘルプの順)

  1. gemini.google.com を開きます。
  2. 「Open Sidebar」を押し、「Library」を押します。
  3. 直したい画像を見つけて、押します。自分の画像を端末から上げることもできます(アップロードの手順は、そのページには書かれていません。別の案内へのリンクのみです)。
  4. 画像の下の「Chat」を押します。
  5. 画面下の入力欄に、直したい内容を入力します。
  6. 「Submit」を押します。

この記事の例

猫の色だけ白に変えて、ほかは同じにして。

3. 複数の画像を1枚にまとめる

手順(公式ヘルプの記述)

  1. 複数の画像を上げます。
  2. 「それらから新しい画像をつくって」と頼みます(公式ヘルプは、「複数の画像を上げて、それらから新しい画像をつくるよう頼める」と書いています)。

この記事の例

1枚目の猫を、2枚目の商店街の背景の中に置いた1枚の絵にして。

4. 画像をPro版でやり直す・ダウンロード・Docsへ書き出す

手順:Proでやり直す(有料プランのみ)

  1. Nano Banana 2 または Nano Banana 2 Lite で画像をつくります。
  2. 画像の右下の「More」を押し、「Redo with Pro」を押します。

  3. 公式ヘルプは、Nano Banana 2の1日の上限に達すると、Nano Banana Proでのやり直しもできない、と書いています。上限の数字は、そのページにはありません。

手順:ダウンロードする

  1. 画像にマウスを合わせます。
  2. 「Download full size」を押します。

  3. 大きさは、Google AIプランがあれば2K、なければ1K、と書かれています。ファイルの形式は、読んだページに書かれていませんでした。

手順:Googleドキュメントに書き出す

  1. 画像の下の「More」を押します。
  2. 「Export to Docs」を押します。
  3. ドキュメントを開いて、続きを編集します。

  4. 学校のアカウントで18歳未満の人は、Docsへの書き出しができない、と書かれています。

5. 動画をつくる(Web)

手順(公式ヘルプ「Generate videos with Gemini Apps」の順)

  1. gemini.google.com を開き、サインインします。
  2. 左上の「Open Sidebar」を押し、「Create video」を押します。
  3. (任意)テンプレートを選びます。
  4. 入力欄にプロンプトを入力します。
  5. (任意)画像や動画から始めるときは、「Add image」と「Add video」を押し、ファイルを選びます。上げられるのは、動画1本と画像5枚までです。
  6. (任意)自分のアバターを入れるときは、プロンプトに @ とGoogleのユーザー名を入力します。
  7. 「Submit」を押します。

  8. 縦横比。 動画をつくる前に選びます。ただし、選ぶ場所は、ヘルプに書かれていません。文章だけのプロンプトでは、既定は横長(Landscape)です。参考の画像や動画を上げたときは、その縦横比になります。

  9. 音声。 動画といっしょに音声をつくるよう頼める、とあります。細かい指定は、書かれていません。
  10. 時間。 生成には数分かかることがあり、生成中は、そのチャットを操作できません。新しいチャットを始めて、あとで戻る、と書かれています。
  11. 長さと上限。 このヘルプには書かれていませんでした。紹介ページの記述は02にあります(今回は読み直していません)。
  12. 事前の相談。 先に通常のGeminiのチャットでプロンプトを相談して整えた場合は、「Video」を押す必要はない、と書かれています。

この記事の例

雨上がりの商店街を、黒猫がゆっくり歩く。カメラは低い位置から、ゆっくり寄る。夕方の光。

6. 動画を直す

手順(公式ヘルプの記述)

  1. つくった動画に対して、簡単なプロンプトで頼みます。例として、物やキャラクターを消す・置き換える、カメラの角度を変える、場面を変える、が挙げられています。
  2. 続けて直すときは、同じ会話の中で頼みます(マルチターン編集)。各回に、画像や動画の参考を付けることもできます。
  3. 手元の動画を直すときは、動画を上げて、直してほしいことを頼みます(ビデオ・トゥ・ビデオ編集)。

  4. 使えない地域。 動画を上げて直す機能は、欧州経済領域、スイス、英国、米国の一部の州では使えない、と書かれています。

  5. 動画を延ばす機能。 動画のヘルプには、延長の記載がありませんでした。

この記事の例

背景だけ夜にして。ほかは同じにして。

7. 動画を書き出す・共有する

手順(公式ヘルプの順)

  1. 動画の下の「Share」を押します。
  2. 「Share on YouTube」または「Download video」を押します。

  3. 動画が削除されることがあります。公式ヘルプは、Googleの利用規約や禁止事項のポリシーの違反が疑われるとき、と書いています。

  4. ファイルの形式、長さの上限、Libraryに残るかどうかは、読んだページに書かれていませんでした。

8. スマホとデスクトップアプリで使う

スマホ(Android)

Windows

Mac

  1. Option + Space でGeminiを開きます。
  2. 「Speak to Window」を使うときは、fn キーを押し続けて、つくりたい画像を声で説明し、離します。ヘルプには、Geminiが画像をつくり、カーソルの位置に入れる、と書かれています。
  3. ほかのアプリの画面を見せたいときは、Geminiで「Add files and tools」→「Share window」を押します。

  4. 「Speak to Window」は、順次提供中で、まだ使えないことがある、と書かれています。

  5. リリースノートには、2026年7月29日の更新(英語で、macOSアプリの全ユーザー向けに提供開始、とあります)で、Geminiの推論(reasoning)をオンにすると、画像をつくるなど、画面を見ながらの作業ができる、と書かれています。

9. Flowで動画をつくる

Flowは、Geminiアプリとは別の画面です。以下は、公式ヘルプ「Get started with Google Flow」と「Create videos in Google Flow」に書かれていることです。

手順:入口に着くまで

  1. ChromeやEdgeなどChromiumのブラウザを開きます。ヘルプは、最も使いやすいのはパソコン、と書いています。
  2. labs.google/fx/tools/flow を開きます。
  3. 条件を確かめます。18歳以上(年齢の確認が必要)、対応地域にいる、Google AI Plus・Pro・Ultraのどれかに入っている。このページには、対象のWorkspaceのプランではFlowを追加料金なしで使え、1日50クレジット、とも書かれています。
  4. サインインの手順と、プロジェクトの作り方は、このヘルプには書かれていませんでした。

  5. 01で触れたとおり、Flowのヘルプ同士で、無料の扱いの書き方が合っていません。どちらが現状かは、公式の資料では確認できていません。

手順:Agentでつくる

  1. プロジェクトを開きます(既存でも新規でも)。
  2. プロンプトの欄で「Agent」をオンにします。
  3. 場面を詳しく書きます(主役、動き、場所、光、画風)。いくつかのバリエーションを頼むこともできます。
  4. 「Generate」を押します。

手順:標準のプロンプトでつくる

  1. 場面を書きます。
  2. モデルの名前(既定はNano Banana Pro、と書かれています)を押し、「Video」を押します。
  3. 設定を選び、「Generate」を押します。

手順:最初と最後の画像を決める(Frames)

  1. モデルの名前→「Video」→「Frames」を押します。
  2. 画像を、「Add start frame」と「Add end frame」にドラッグします。
  3. その間の動きや変化を書きます。
  4. 「Generate」を押します。

手順:参考を足す(Ingredients)

  1. モデルの名前→「Video」→「Ingredients」を押します。
  2. 参考を、ドラッグで入れる、@ で探す、プロンプトの下のボタンから足す、のどれかで入れます。
  3. 各参考を、動画の中でどう見せたいか書きます。
  4. 「Generate」を押します。

  5. キャラクターは @ と名前、自分のアバターは @me です。

  6. 声の参考(Voices)は、「Omni Flash」を選んだときの「Ingredients」でのみ使えます。声は、プロンプトに @Voice: 名前 の形で入れます。
  7. 生成前に、縦横比、出力の数、モデル、長さを選びます。クレジットの量と使い方は、04と、Flowのヘルプ「Manage your Google Flow credits」にあります。

手順:動画の編集と、場面づくり(公式ヘルプ「Edit videos & build scenes」)

  1. Agentで直す。 プロジェクトを開き、「Agent」をオンにし、動画をプロンプト欄にドラッグし、変えたいことを書き、「Generate」を押します。直したものは、その素材の積み重ねに保存されます。
  2. 延ばす(Veoでつくった動画のみ)。 動画を押し、下の「Extend」を押し、続きの動きを書き、「Generate」を押します。
  3. Omni Flashで直す(一部の国のみ、と書かれています)。 生成設定で「Video」→「Omni Flash」を選びます。動画(60秒以内、1GB以内。形式は.mov、.mp4、.avi、.wmv。30秒を超える動画は、Flow内で30秒に切る、と書かれています)を上げ、10秒までの区間を選び、プロンプトを書いて「Generate」を押します。直しは3回の会話まで、と書かれています。
  4. 過去の版・コマを残す。 「History」で版を選んで「Save to Project」。コマは「Save frame」。
  5. 場面をつくる(Scenebuilder)。 クリップの「More」→「Add to Scene」。ドラッグで並べ替え、先頭と末尾を詰められます。

  6. 動画のダウンロードの手順は、読んだページに書かれていませんでした。

10. APIでつくる(開発者向け)

準備(APIキーとSDK)は05の9です。以下は、公式の例に沿って書いたものです。書き方は、取得ツールの要約を通して読んだので、全文は公式ページで確認してください。

手順:画像を1枚つくる(Python)

公式の「Image generation」のページの例に沿ったものです。

from google import genai
import base64

client = genai.Client()

interaction = client.interactions.create(
    model="gemini-nano-banana-2.1",
    input="Create a picture of a nano banana dish in a fancy restaurant with a Gemini theme",
)

with open("generated_image.png", "wb") as f:
    f.write(base64.b64decode(interaction.output_image.data))

手順:動画を1本つくる(Python)

公式の「Gemini Omni Flash」のページの例に沿ったものです。

import base64
from google import genai

client = genai.Client()

interaction = client.interactions.create(
    model="gemini-omni-1.1-flash",
    input="A marble rolling fast on a chain reaction style track, continuous smooth shot."
)
with open("marble.mp4", "wb") as f:
    f.write(base64.b64decode(interaction.output_video.data))

気をつけること

出典