3行でいうと

  • 公式の「Access Adobe Firefly」は、Adobeアカウントを作り、対応ブラウザで firefly.adobe.com の「Open Firefly」を選び、メールまたはGoogle、Facebook、Apple、Microsoft、Lineのアカウントでサインインする、という3段の手順を書いています。パソコン用のインストーラーを入れる手順は、読んだページには出てきませんでした。
  • 左の縦のメニュー(left rail)で、Home、New、Image、Video、Audio、Discover、Boards、Timeline、Graph、AI Assistant、Custom models、Files を切り替えます。公式のワークスペースのページには、設定画面やプロフィールの説明はありませんでした。
  • 作ったものは、Files の「Generation history」タブに入り、右クリックか三点のメニューから「Download」などを選べます。「最初の1枚」が出て、履歴に残り、ダウンロードできるところまでが、動作の確かめ方の一つの形です。
  • 動画を最初に作るときの既定のモデルは、公式の手順ページによると Veo 3.1(Google のモデル)です。Adobe 以外のモデルが既定になる場面があるので、モデルの欄を見てから押します。
  • 公式のトラブル用ページ(サインイン、生成できない、プロンプトが処理されない)の本文は、今回は読めていません。この記事の「つまずき」の表は、読めた別のページの記載だけで組んでいます。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者は Adobe Firefly を入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」です。画面の表記は変わるので、手元の画面と照らして読んでください。また、公式サイトへの取得回数に上限があり、途中から読めなくなったページがあります(読めなかったページは「気をつけること」にまとめました)。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:玄関で会員証を見せて入る工房

Fireflyは、玄関(ブラウザで開くページ)で会員証(Adobeアカウント)を見せて入る工房です。工房の中は、左の壁に道具棚(左のレール)があり、作業台でモデルを選んで頼みます。出来上がったものは、棚の「履歴」に自動で置かれます。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。

1. 入手:インストールは要るのか

入口 公式の記載 この記事で読めたか
Web(パソコン) 「Access Adobe Firefly」に、ブラウザで開く手順がある。ページの冒頭には、Fireflyはモバイルでもブラウザでも使える、と書かれている 読めた
モバイル ヘルプにモバイル用の「Get set up」の区画があり、「Open on Mobile」のリンクと、モバイル用の「Technical requirements」「Access Adobe Firefly on mobile」のページが並んでいる 目次のページだけ。中身は読めていない
Adobeのアプリの中のFirefly機能 PhotoshopやAdobe Expressなどの機能として使う(03参照) 入手手順は読めていない
AIアプリからつなぐ ClaudeやChatGPTなどからつなぐ「Adobeコネクタ」、AIエージェントからつなぐRun-Workflow MCP、プログラムから呼ぶFirefly Services 07で手順を書く

パソコン用の専用ソフトのダウンロード手順は、読んだページには出てきませんでした。 「入れない」と断定するものではありません。公式のヘルプが示すパソコンの入口は、firefly.adobe.com です。

2. OSごとの違い:Windows、macOS、ChromeOS、iPhone、Android

パソコンの3つのOSは、ブラウザで開く点が同じです。違いは、公式が書く動作条件です。01で読んだ公式の「Technical requirements」と、今回読んだ動画生成のFAQを、並べます。

項目 Technical requirements(01で読んだもの) Generate Video FAQ(今回読んだもの)
パソコンのOS Windows 10、macOS 12、ChromeOS Windows 10以降、macOS 12以降、ChromeOS
ブラウザ Chrome、Edge、Firefoxは113以降。Safariは17.4以降 Chrome 108以降、Safari 15以降(動画生成について)
モバイル iOS 17.4、Android 9.0(Pie) 「デスクトップと、選ばれたモバイル端末」で使える、とだけある

2つのページで、ブラウザのバージョンの数字が違います。どちらが当たるかは、読んだ範囲では決められません。手元のブラウザを新しくしてから試すのが、どちらの条件も満たす形です(これは僕らの見立てです)。

Windows、macOS、ChromeOS:手順

  1. ブラウザを起動する(Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Safariのいずれか)。
  2. アドレス欄に firefly.adobe.com を入れて開く。
  3. 次の「3. サインイン」へ進む。

iPhone、Android

公式のヘルプには、モバイル用の区画(Get set up)があります。入手の画面の手順は読めていません。モバイル版の「Technical requirements」のページ(Adobe Firefly on mobile technical requirements)は、2026年10月25日に再確認で読めました。iOSは「iOS 17以降」(RAM 3GB、インストールに100MBの空き)と書かれ、Androidのタブには要件の記載がありません。上の表にある、Webの Technical requirements の「iOS 17.4、Android 9.0」とは書き方が違うので、併記します。同じページには、画面の表示言語が約30言語で、日本語を含む、とも書かれています。公式の「Access Adobe Firefly」のページは、モバイルの具体的な手順を書いていません(01にも同じ記載があります)。モバイルで試す場合は、公式のモバイルのページを原文で確認してください。

3. サインイン:公式の手順

公式の「Access Adobe Firefly」(ページの更新日は2025年9月4日)の手順を、順に並べます。

手順

  1. ブラウザで https://account.adobe.com/ を開き、Adobeアカウントを作る(すでにあれば、この手順は要りません)。
  2. 対応ブラウザ(Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Safari)で https://firefly.adobe.com/ を開く。
  3. 「Open Firefly」を選ぶ(公式のページには、「Open Firefly」「Open the app」「Open on Web」という表記のボタンやリンクが出てきます。どれも firefly.adobe.com へ向かうリンクでした)。
  4. サインインの画面で、次のどれかを使う。
  5. メールアドレス
  6. Googleのアカウント
  7. Facebookのアカウント
  8. Appleのアカウント
  9. Microsoftのアカウント
  10. Lineのアカウント
  11. サインインが終わると、Fireflyのホーム(左のレールがある画面)に入る。

期待される結果は、公式のワークスペースの説明に合わせて書くと、「左のレールからツールを切り替えられる画面になる」です。サインイン後の画面の細かな見た目は、公式のページでは確認できていません。

サインインとの関係で、公式が書いていること

4. 画面の見方:左のレールと、そこに並ぶ機能

公式の「Firefly workspace overview」が挙げる、左のレールの項目です。括弧の中は、そのページが挙げる、項目の中身です。

左のレール 中に並ぶもの(公式の記載)
Home ホーム
New Generate と Create にまとまっている
Image Generate image、Edit image、Upscale image、Remove object、Expand background、Remove background
Video Generate video、Prompt to edit clip、Edit video、Translate video、Generate effects
Audio Enhance speech、Generate music、Generate speech、Voice to sound effects、Translate audio
Discover 注目の作品などの入口
Boards アイデアを並べる無限のキャンバス(公式のBoardsのページでは「explore early ideas」などの用途が挙げられている)
Timeline Firefly video editor(beta)
Graph ノードをつないで流れを作る
AI Assistant 会話で作る、直す
Custom models 自分の素材でモデルを訓練して管理する
Files Generation history、Elements、Projects、Your files、Shared with you、Deleted items

このページには、画面上部のプロフィール、設定、クレジットの残りの表示、言語の切り替えについての説明はありません(「Settings and preferences: none are described」という形で確認しました)。ほかのページに、クレジットの残りを示す表示の記載があります(下の「5. 最初の設定」)。

5. 最初の設定:どこで何を決めるか

設定画面としては、確認できていない

公式のワークスペースのページには、設定画面が出てきません。そこで、公式の手順ページに出てくる「生成のときに決める欄」を、設定の代わりとして並べます。詳しい使い方は06で書きます。

決めること どこにあるか(公式の記載) 読んだページ
使うモデル 画像:Generate image の「General settings」にある「Model」の選択。Adobeのモデルと、パートナーモデルがある Generate images from text descriptions
縦横の比 画像:「Aspect ratio」 同上
内容の種類 画像:「Content type」(Art、Photo、または自動) 同上
プロンプトの補助 画像:Generateの横の「Prompt features」で、Prompt suggestions と Prompt enhancement を入れる(Prompt enhancement は Firefly Image 4 と Image 4 Ultra で使える、と書かれている) 同上
動画のモデルと解像度 動画:「General settings」の「Model」と「Resolution」。FPSは24で固定、と書かれている Generate videos using text prompts
音声の声と言語 音声:「Speech settings」の「Model」「Voice」「Choose a language」「Speed」「Pitch」 Generate speech from text
履歴の絞り込み Files の Generation history で、image、video、audio、all を選ぶ View generation history
クレジットの見え方 生成塗りつぶし(Fill)のページに、ボタンの横のクレジット表示にカーソルを重ねると、その1回で使う量が分かる、と書かれている Generative fill

動画の既定のモデルに注意

公式の「Generate videos using text prompts」には、「General settings」の「Model」の既定は Firefly Video だが、動画を初めて作るときの既定は Veo 3.1、と書かれています。Veo 3.1 は、Googleのモデルです(03で、パートナーモデルとして読みました)。モデルの欄で、Adobeのモデルか他社のモデルかを見てから「Generate」を押す形になります。他社のモデルに渡るデータの扱いは、03の「パートナーモデル」の節を見てください。

AIの学習への利用などの設定

AIの学習への利用についての設定や、Content Credentialsの設定は、04で扱った公式のページにあります。この記事では、今回読んだページに記載がなかったため、手順を書きません。

6. 動作の確かめ方:最初の1回

以下は、公式の「Generate images from text descriptions」「View generation history」に書かれた手順を、「確かめ」の形に並べ直したものです。結果の見え方は、公式の記載の範囲で書いています。

手順

  1. ブラウザで Firefly のホーム(https://firefly.adobe.com/)を開き、サインインしていることを確かめる。
  2. 左のレールで「Image」を選び、「Generate image」を選ぶ。
  3. 「General settings」の「Model」を確かめる。まず、既定のままにしておく(どのモデルが既定かは、公式のページでは確認できていません。画面の表示を見てください)。
  4. 「Prompt」の欄に、短い説明を英語で入れる。この記事の例(動作は確かめていません):

A small wooden boat on a calm lake at sunrise

公式のページは、シンプルな言葉で、3語以上で書くと結果が出やすい、と書いています。 5. 「Generate」を押す。 6. 結果を見る。公式の記載では、モデルごとに1回で出る枚数が違います(Firefly Image 3と4は4枚、Image 4 Ultraと Image 5は1枚)。「Grid view」でバリエーションが並び、「List view」で一覧になります。 7. 左のレールの「Files」を選び、「Generation history」のタブを開く。ドロップダウンで「image」を選ぶ。作った画像が並んでいることを確かめる(公式は、生成した画像、音声、動画が自動で保存される、と書いています)。 8. 画像にカーソルを重ね、右クリックするか、三点のメニューを開く。 9. 「Download」を選ぶ。端末に保存される(公式は「Saves the output to your local device」と書いています)。

確かめの見方

確かめること 公式の記載に照らした見方
サインインできた 手順1。ホームが開き、左のレールが使える
生成できた 手順6。バリエーションが並ぶ
保存の経路がつながっている 手順7。Generation history に項目が出る。履歴はAdobeのクラウドの保存容量を使う、と公式に書かれている
取り出せる 手順9。Download で端末に保存される

生成中の動画は、ブラウザのセッションの中だけで保持され、タブを閉じると失われる、と公式のFAQに書かれています。動画は、終わるまでタブを開いたままにします。

7. つまずきと直し方

公式の読めたページに書かれている範囲で、表にします。

症状 公式に書かれている原因・直し方 読んだページ
音声の「Voice」のリストが空 リストはサインインしているときだけ読み込まれる。サインインを確かめる Generate speech from text
動画で「Something went wrong」と出る Fireflyが混み合っている可能性。待って、やり直す。プロンプトが1,800文字以内かを確かめる Generate videos FAQ
動画で「Can't Load Something went wrong. Please Try again.」と出る 1人が同時に作れる動画は1本。ほかのウィンドウやタブを閉じ、約1分待ってやり直す 同上
アクセスのエラーで、アクセスの申請を求められる 正しいメールアドレスまたはAdobe IDでサインインしているかを確かめる。直らなければ、そのページの「Contact Program Admins」を選ぶ 同上
動画のキーフレームのアップロードが灰色で押せない 公式は、これは多くの場合、利用できる範囲の制限であり、不具合ではない、と書いている 同上
動画の作りかけが消えた 作りかけは、ブラウザのセッションの中だけで保持され、タブを閉じると失われる。完成したものは、Generation history に自動で保存される 同上
動画に使う画像がアップロードできない JPGまたはPNGだけ。権利を持っているものにする 同上
動画のプロンプトが通らない 8語以上で、1,800文字以内 同上
背景の削除に使う画像がうまく入らない JPEG、PNG、WEBPで50MBまでを使うと結果がよい、と書かれている Remove background from images
画像の結果が思うようにならない 公式は、シンプルで直接的な言葉を使い、3語以上で書く、と書いている Generate images from text descriptions
音楽の結果が思うようにならない 入力が衝突している可能性。たとえば、穏やかな Vibe と激しい Style の組み合わせ。Vibe を先に直し、Style を合わせる。プロンプトは英語のみ Generate music
動画で人や動物の形が崩れる、不要な物が出る 既知の問題として書かれている Generate videos FAQ

公式のヘルプには、次の題名のトラブル用ページがあることまでは確認できました(Access Adobe Firefly のページのサイドバーの目次にあります)。ただし、本文は読めていません。

サインインのエラーや、生成できないときは、この4ページを原文で確認してください。

8. 次にやること

気をつけること

出典