3行でいうと
- 作った画像、動画、音声は、「Files」の「Generation history」に自動で保存され、Adobeのクラウドの保存容量を使います。1件ずつ「Delete permanently」で消せます。一括削除の方法は、読んだ範囲では見つかりませんでした。
- 公式のFAQは、現在のモデルは、Adobe Stockなどの許諾を得た内容と、パブリックドメインの内容で学習した、と書いています。また、Creative Cloudの購読者の個人のコンテンツでは学習していない、とも書いています。
- 商用利用:ベータの表示がない機能の出力は、商業プロジェクトで使える、と公式のFAQにあります。パートナーモデルは、使うか判断する責任が利用者にある、とも書かれています。
- 料金(米国向けの表示、2026年10月23日に確認):Firefly Standardが月US$9.99、Proが月US$19.99、Pro Plusが月US$49.99、Premiumが月US$199.99です。クレジットは毎月の更新で、翌月へは繰り越されません。
- やめるとき:account.adobe.com/plans から解約できます。ほとんどのプランは、購入から14日以内なら全額の返金、と書かれています。Adobeアカウントを消すと、クラウドのファイルも消えるので、先に手元へ保存します。
この記事は、Adobeの公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はAdobe Fireflyを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。価格は、料金ページの表示(米国向け、米ドル)を写したもので、日本の価格や税の扱いは確認できていません。ページは要約の形で取得したため、読み切れていない箇所は「公式の資料では確認できていない」と書いています。
先に結論
- 保存: 履歴はAdobeのクラウドに自動で残ります。保存期間の定めは、公式の資料では確認できていません。
- お金: プランは、毎月の「生成クレジット」の量と、使える機能(プレミアム、パートナーモデル)が違います。標準の機能は、有料プランでは使い放題と書かれています。
- 学習: 公式は、購読者の個人のコンテンツで学習していない、と書いています。AIアシスタントのFAQにも、内容は学習に使わない、とあります。
- やめる: 解約しても、現在の請求期間の終わりまでは使えます。アカウント削除は、27日以内なら復活できます。
- 使い方の線: 公式の利用ガイドラインは、機微な個人データを入力しないよう書いています。
前提:用語をそろえる
- 生成クレジット:機能を使うたびに減る「通貨」です。有料プランは毎月、定められた量が付きます。
- 標準とプレミアム:標準は、多くが1回1クレジットで、Fireflyの有料プランでは無制限。プレミアムは、動画、音声、パートナーモデルなど(公式のGenerative credits FAQ)。
- Content Credentials:作り方の情報を、ファイルに付ける仕組みです。
- ベータ:試験提供です。Adobeがベータ版の商用版を出さないこともある、とAIアシスタントのFAQにあります。
たとえ話:回数券つきの貸し工房
Fireflyは、回数券(クレジット)がついた貸し工房です。作った作品は、工房の棚(Adobeのクラウド)に自動で置かれ、棚の広さには限りがあります。工房を出るとき(解約)には、棚の作品を自分の家に持ち帰る(ダウンロードする)のは自分の仕事です。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。
1. 保存場所と、消し方
公式の「View generation history」とその周辺のページの記載です。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 保存場所 | Filesの「Generation history」。Adobeのクラウドの保存容量を使う |
| 見方 | ホームの左の「Files」→「Generation history」。image、video、audio、allで絞れる |
| 項目のメニュー | Open、Favorite、Download、Add to、Open in boards、Share public link、Delete permanently。動画は「Open in video editor (beta)」、画像は「Open in Photoshop web」「Open in Adobe Express」も |
| 削除 | 1件ずつ「Delete permanently」。全部を一度に消す方法は、書かれていなかった |
| 保存期間 | 書かれていなかった |
| Deleted(Files内) | 消したものを限られた期間だけ戻せる。期間の長さは書かれていない |
| 途中の動画 | 生成が終わるまでは、ブラウザのセッションの中だけ。タブを閉じると失われる |
| Text to Avatar(ベータ)の動画 | 「Your media」に出て、ダウンロードできるのは7日間。そのあとは完全に削除される(公式のGenerate videos with virtual avatars) |
公開リンク。 公式の「Share a public link to Firefly generation」によると、リンクを知っている人は、プロンプトと参考資料を含めて、その生成を見られます。見るにはAdobeアカウントへのサインインが要りますが、無料のアカウントでよい、と書かれています。時間による期限は書かれておらず、元の生成を消すとアクセスできなくなります。
コミュニティへの投稿。 公式のFAQには、Fireflyのコミュニティに投稿した作品は、Adobeのマーケティングや、インスピレーション、ギャラリーのページに使われうる、と書かれています。名前とプロフィール写真が、帰属のために添えられる、ともあります。企業、チーム、教育向けのプロフィールの内容は、投稿しないよう書かれています。
2. 学習データと、商用利用
公式の「Adobe Firefly FAQ」の記載です。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 学習データ | 現在の生成AIモデルは、Adobe Stockなど許諾を得た内容と、パブリックドメインの内容で学習した |
| 最初の商用モデル | Adobe Stockの画像、オープンライセンスの内容、著作権が切れたパブリックドメインの内容で学習した |
| 購読者の内容 | Creative Cloudの購読者の個人のコンテンツでは学習していない(FAQの回答の要旨) |
| Stockの投稿者 | 投稿者の内容は、Stockの投稿者との契約のもとで、学習データの一部になっている |
| 商用利用 | ベータの表示がない機能の出力は、商業プロジェクトで使える。ベータの機能も、製品が別に言わなければ商用で使える |
| チーム向けプラン | 「商用で安全なAI」を含む、と書かれている(補償の条件などは、書かれていなかった) |
AIアシスタントのFAQは、利用者の内容は生成AIモデルの学習に使われない、と書いています。Fireflyのモデルで作った出力は、商用で安全と考えられる、パートナーモデルの出力は、モデルが自分の用途に合うかを利用者が決める、とも書かれています。パートナーモデルについては、公式の「Partner models in Adobe products」が、利用者のコンテンツはパートナーモデルの学習にも使われない、と書いています。
学習への意思表示。 公式の「Content Credentials generative AI training and usage preference」によると、Adobe Content Authenticity(ベータ)などで、「生成AIモデルに、自分の内容を学習や利用に使わせない」ことを、ファイルのContent Credentialsに入れられます。公式は、この設定はFireflyが尊重する、と書いています。設定されている画像は、Adobe Stockにアップロードできず、Style ReferenceやStructure Referenceなどの参照にも使えなくなります。
Content Credentials。 公式の「Content Credentials overview」によると、画素の100%がAdobe Fireflyで生成された資産には、自動でContent Credentialsが付きます。発行元、日付、使ったアプリや機器、AIのツール、操作(CreatedまたはOther edits)が入り、個人の情報は含まれません。外すと扱いが変わるかなどは、このページには書かれていませんでした。パートナーモデルの出力の扱いは、このページには書かれていません(別ページ「Partner models in Adobe products」には、パートナーモデルで作られた内容であることをContent Credentialsで示す、という趣旨の記載があります)。
3. 使い方のルール(Adobe Generative AI User Guidelines)
公式の利用ガイドライン(2026年5月15日更新)の主な内容です。
- 性的な内容、憎悪、残虐、自傷の助長、未成年のヌード、テロ、有害な誤情報、プライバシーの侵害などを禁じる。
- 他人の著作権、商標、プライバシー、肖像などの権利を侵す内容の作成や共有を禁じる。
- 他人や団体になりすますことを禁じる。
- 機微な個人データ(健康記録や正確な位置など)は、そのために作られた製品でない限り入れない。
- 出力は不正確なことがあり、確認する。法律、医療、財務の助言にはならない。
- Content Credentialsを、取り除いたり、変えたり、無効にしたりしない。
- 違反があれば、アカウントを停止することがある。濫用の防止と内容の選別のために、プロンプト、入力、出力が、自動と人の目で確認されることがある。
つまり、入力した内容は、一定の条件で確認される可能性があります。公式の文言は上のとおりで、詳しい運用は、読んだページには書かれていませんでした。
4. プランと、クレジット
料金(公式の料金ページ、米国向け、2026年10月23日に確認)
| プラン | 表示の価格 | 毎月の生成クレジット | 無料体験、契約の形(料金ページの表示) |
|---|---|---|---|
| Firefly Standard | US$9.99/月 | 2,000 | あり |
| Firefly Pro | US$19.99/月 | 4,000 | あり |
| Firefly Pro Plus | US$49.99/月 | 10,000 | あり |
| Firefly Premium | US$199.99/月 | 50,000 | 表示なし(「Buy now」のみ) |
| Firefly Pro for teams | US$19.99/月・ライセンス1つ | 4,000 | 年間契約、毎月払い |
| Firefly Pro Plus for teams | US$49.99/月・ライセンス1つ | 10,000 | 年間契約、毎月払い |
| Firefly Premium for teams | US$199.99/月・ライセンス1つ | 50,000 | 年間契約、毎月払い |
- どの有料プランも、標準の画像機能(Generative Fillなど)は無制限、プレミアム機能とパートナーモデルはクレジットを使う、Firefly Boardsは無制限、と料金ページにあります。
- 動画、音声の目安は、Standardが「5秒の動画20本まで、音声翻訳6分、効果音200、音楽100分」、Proが「動画40本、翻訳13分、効果音400、音楽200分」、Pro Plusが「動画100本、翻訳33分、効果音1,000、音楽500分」。Premiumは、Generate VideoでFirefly Video Modelが無制限、翻訳166分、効果音5,000、音楽2,500分、と書かれています。
- チーム向けは、管理ツールと「24時間365日のサポート」を含む、とあります。
- 無料:プランなしでも、毎日の生成枠がある、と料金ページにあります。
- 価格には、期間限定の割引が別にある可能性があります。読んだ範囲では、料金ページの本文に割引の表示は見つかりませんでした。日本での価格、消費税の扱いは、確認できていません。
クレジットの扱い(公式のGenerative credits FAQ)
- 有料プランは、請求の開始日に、毎月クレジットが更新される。繰り越しはなく、残りは毎月の量に戻る。
- 無料のプランは、最初にFirefly機能を使ったときに付き、1か月後に失効する、と書かれている。同じFAQには、プランのない利用者は毎日の限られた無料の生成があり毎日リセットされる、という記載もある(回数・機能・モデルは変わりうる)。料金ページの「毎日更新」はこちらに近いが、プランの種類ごとの当てはまりは確認できていません。
- 更新日は、アカウントメニューにある。
- 足りないときは、更新を待つか、Fireflyのプランや、クレジットの追加プランを買う。追加のプランには、2,000、4,000、7,000、10,000、50,000クレジットの段階があり、標準の生成は無制限、と書かれている。
- 失敗した生成のクレジットは、たいてい数分で戻る。動画のように長い処理では、最大24時間。
- Adobe Stockのクレジットは、生成機能には使えない。
期間限定の「無制限」(公式のFirefly unlimited generations special offer。ページの更新日は2026年10月14日、モデル一覧は10月13日時点)
- 対象は、個人のFirefly Pro、Pro Plus、Premiumと、個人のクレジットプラン(4,000、7,000、10,000、50,000)。チームと企業向けは対象外。
- 開始日から連続12か月。たとえば2026年5月21日に始めたなら、2027年5月20日まで、と例がある。その後は、モデルと解像度に応じてクレジットを使う。
- firefly.adobe.com とFireflyのモバイルアプリだけが対象。ほかのAdobe製品やデスクトップアプリでは使えない。
- 対象のモデルの一覧は変わりうる。Adobeは、いつでも内容を変えたり、やめたりする権利を持つ、と書かれている。異常な使い方では、一時的な制限もありうる。
5. やめるとき:解約、返金、アカウント削除
解約(公式の「Cancel Adobe trial or subscription」)
- account.adobe.com/plans にサインインする。
- 「Plans and payment」で、解約するプランの「Manage plan」を選ぶ。
- 「Cancel your plan」→「Continue to cancel」を選ぶ。
-
理由を選んで「Continue」、内容を確認して「Confirm cancellation」を選ぶ。
-
Apple、Google、Microsoftで買った購読は、その事業者で解約する。プランごとに別々に解約する。支払いの処理中や問題があるときは、解約できない(24時間待って再試行)。
- 解約後も、現在の請求期間の終わりまでは、アプリやサービスを使える。Adobeアカウントは残り、無料の特典は続く。期間内なら、再開もできる。
- 返金:ほとんどのプランは、最初の購入から14日以内の解約で全額返金、と書かれている。返金の資格は、時期とプランの種類による。
- 早期解約の手数料と、トライアル専用の手順は、このページには書かれていなかった。
データの書き出し
- 履歴の画像、動画、音声は、各項目のメニューの「Download」で、1つずつ手元に保存できます。ダウンロードの形式は、公式の技術要件のページでは、JPGとPNG、最大2000×2000ピクセルと書かれています。まとめて書き出す機能は、読んだ範囲では確認できていません。
- Generation historyの外にある、Your filesやProjectsの中身も、解約や削除の前に確認してください(見立て)。
アカウント削除(公式の「Delete your Adobe account」)
- 個人情報と内容が、Adobeのサーバーから永久に消える。Adobeのアプリやサービス、クラウドのファイル、購入履歴と請求書、設定も失う。
- 前提:クラウドのファイルを手元にコピーする(ほかの書き出し方法は書かれていない)。有効な購読を解約する。管理者の役割を移す。組織を抜ける。
- 手順:プライバシーのページにサインインし、「Data and privacy settings」の「Delete Adobe account」で進め、理由を選び、規約に同意して「Confirm delete Adobe account」を選ぶ。
- 削除から27日以内なら、アカウントを復活できる。それを過ぎると、データは完全に消え、戻せない。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はAdobe Fireflyを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。公式の説明を読んだ範囲です。
- 価格と上限は変わります。価格は米国向けの表示で、日本の表示とは違う可能性があります。申し込む前に、公式のページを見直してください。
- クレジットFAQの前半の表には「Firefly mobile and web」が750と書かれていますが、同じFAQの別の箇所には、Firefly Standard 2,000、Pro 4,000、Pro Plus 10,000、Premium 50,000と書かれていて、料金ページの数字と一致しています。「Firefly mobile and web」とFirefly Standardが同じプランの旧名かどうかは、読んだ範囲では書かれておらず、確認できていません。
- 履歴の保存期間と、一括削除の方法は、公式の資料では確認できていません。大事なものは、早めに手元へ保存してください。
- 規約、契約、著作権の解釈は、専門家やAdobeに確認してください。この記事は法律の助言ではありません。
出典
- Adobe Firefly FAQ(Adobe ヘルプセンター、確認日 2026-10-23)
- Adobe Firefly FAQ(Adobe ヘルプセンター、トップのFAQ、確認日 2026-10-23)
- Adobe Firefly プラン(Adobe、米国向け表示、確認日 2026-10-23)
- Generative credits overview(Adobe ヘルプセンター、更新日 2026-08-17、確認日 2026-10-23)
- Generative credits FAQ(Adobe ヘルプセンター、確認日 2026-10-23)
- Firefly unlimited generations special offer(Adobe ヘルプセンター、2026-10-13時点、確認日 2026-10-23)
- View generation history(Adobe ヘルプセンター、確認日 2026-10-23)
- Files overview(Adobe ヘルプセンター、確認日 2026-10-23)
- Share a public link to Firefly generation(Adobe ヘルプセンター、確認日 2026-10-23)
- Technical requirements(Adobe ヘルプセンター、確認日 2026-10-23)
- Content Credentials overview(Adobe ヘルプセンター、確認日 2026-10-23)
- Content Credentials generative AI training and usage preference(Adobe ヘルプセンター、確認日 2026-10-23)
- Firefly AI Assistant FAQ(Adobe ヘルプセンター、確認日 2026-10-23)
- Custom models overview(Adobe ヘルプセンター、確認日 2026-10-23)
- Partner models in Adobe products(Adobe ヘルプセンター、確認日 2026-10-23)
- Adobe Generative AI User Guidelines(Adobe、更新日 2026-05-15、確認日 2026-10-23)
- Cancel Adobe trial or subscription(Adobe ヘルプセンター、確認日 2026-10-23)
- Delete your Adobe account(Adobe ヘルプセンター、確認日 2026-10-23)