3行でいうと

  • APIは、Dreaminaではなく、Volcengine(火山方舟 Ark、Lake AI Service)やBytePlusの文書にあります。読めたのはVolcengineの文書で、BytePlusの文書は本文が空でした。
  • 動画のURLの有効期限が24時間、問い合わせられるのは直近7日分、など、データの扱いに関わる数字が、Volcengineの文書に書かれています。
  • APIの鍵は、環境変数に置く形が、公式の例で使われています。鍵の削除や無効化の手順は、取得した文書に記載が見つかりませんでした。
  • 公式のMCPやプラグインは、読んだ範囲では見つかりませんでした。
  • 「この記事の案」の節は、公式の記載を組み合わせた、この記事の案です。動作は確かめていません。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はDreaminaを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。コマンドと設定の例は、「公式の例の写し」か、「公式の記載に合わせて、この記事で組んだ例(動作は確かめていません)」のどちらかを、そのつど書きます。Volcengineの文書は中国語のページを、要約の形で取得しました。コマンドや設定は、原文を見て写してください。

先に結論

前提:用語をそろえる

連携の一覧(その2)

連携 誰が用意しているか 設定するところ 認証 渡るもの(書かれている範囲) 外し方
Volcengine 火山方舟(Ark)のAPI Volcengine コンソールの「API Key 管理」 APIキー(環境変数 ARK_API_KEY) プロンプト、画像・動画・音声の素材、結果のURL 鍵の削除の記載は読めていない
Volcengine LASのSeedance演算子 Volcengine LASのコンソール APIキー(LAS_API_KEYの例) 同上 記載が見つからない
BytePlusのAPI BytePlus 文書の本文が読めなかった 読めなかった 読めなかった 読めなかった

Dreamina自身の連携(CLI、スキルファイル、Octo、Canvas)は、07の一覧にあります。

連携6:Volcengine 火山方舟(Ark)のAPI

ここからは、Dreaminaではなく、Volcengine(火山引擎)の文書です。ページは中国語で、要約の形で取得しています。コマンドや設定は、原文を見て写してください。 Seedanceのモデル名は、Dreaminaの名前と違います(Volcengineの例は doubao-seedance-2-5-260628、03で扱ったBytePlusの料金文書は dreamina-seedance-2-5-260628)。同じモデルかどうかは、公式の資料では確認できていません。

設定する画面と手順

05の手順Eの準備(APIキー、モデルサービスの有効化、環境変数、ベースURL)が前提です。要点だけ再掲します。

  1. コンソールで、対象プロジェクトに切り替え、左のナビゲーションの「API Key 管理」で、方舟のAPIキーを作る。
  2. 「開通管理」で、モデルサービスを有効にする。
  3. 鍵を環境変数 ARK_API_KEY に置く。
  4. ベースURLは https://ark.cn-beijing.volces.com/api/v3。

動画を作る:タスクの作成

ページが書いているのは、次の流れです。

主な項目(ページの表より)です。

項目 ページの説明
model 必須。モデルのID。例は doubao-seedance-2-5-260628
content 必須。入力の一覧。種類は text、image_url、video_url、audio_url、draft_task
text プロンプト。中国語は500文字まで、英語は1000語まで
image_url.url 画像。jpeg、png、webp、bmp、tiff、gif(2.0以降はheic、heifも)。1つ30MB未満
video_url.url 動画。mp4かmov、480p〜4k、24〜60FPS、1つ200MB未満
audio_url.url 音声。wavかmp3、1つ15MB未満
role 素材ごとの役割。first_frame、last_frame、reference_image、reference_video など
omni_reference_task_type 既定は auto。例では reference
resolution 480p、720p、1080p、4kなど(モデルによる)
ratio 16:9、9:16、1:1、21:9 など。Seedance 2.5の動画編集は adaptive のみ(最初のフレームのタスクは、出力の比が最初のフレームに自動で合う、と書かれている)
duration 秒数の整数。-1 でモデルが決める
generate_audio 既定は true。出力はモノラル
watermark 既定は false
output_format 既定は mp4。mp4 か mov
callback_url 状態の通知先。状態は queued、running、succeeded、failed、expired
execution_expires_after 既定は 172800(タイムアウトの値)
draft 既定は false。下書きモードは480pのみ
safety_identifier 利用者の識別子
tools ツールの設定(例:Web検索)

素材の指定は url の項目です。ローカルのファイルをどう渡すか(アップロード、Base64など)は、読んだ範囲では書かれていませんでした。

タスクの状態を問い合わせる

データの扱いに関する記載(ページの文言):

項目 書かれていること
動画のURLの有効期限 24時間。速やかにダウンロードか転送する、とある
Seedance 2.5の動画URLのダウンロード 上限は100回
問い合わせられる期間 直近7日のタスク記録のみ
料金に関わる点 Seedance 2.0のモデルには最低のトークン用量があり、実際の用量が最低未満なら、最低の用量で課金される、とある
下書きのタスク draft_task.id は、作成から7日間有効

公式の例の写し(SDK)

ページのSDKの例のうち、読める形で取得できた部分です。

client = Ark(
    base_url='https://ark.cn-beijing.volces.com/api/v3',
    api_key=os.environ.get("ARK_API_KEY"),
)

ページの例は、続けて client.content_generation.tasks.create(...) でタスクを作り、client.content_generation.tasks.get(task_id=task_id) を10秒おきに呼んで、状態が succeeded か failed になるまで待つ(タイムアウトは30分)、という流れです。作成の呼び出しの引数は、取得した要約では途中が省略されていたので、写していません。

この記事で組んだ例(動作は確かめていません)

上の項目表とSDKの例に合わせて、この記事で組んだものです。インポートの行 from arkruntime import Ark と、tasks.create、tasks.get の呼び方は、作成のページのSDKの例に出ています。作成の戻り値からIDを取り出す書き方(created.id)と、結果の取り出し方(task.content.video_url)は、この記事の推測です。原文のSDKの例で確かめてください。

import os
import time
from arkruntime import Ark  # 作成のページのSDKの例に同じ行がある

client = Ark(
    base_url='https://ark.cn-beijing.volces.com/api/v3',
    api_key=os.environ.get("ARK_API_KEY"),
)

created = client.content_generation.tasks.create(
    model="doubao-seedance-2-5-260628",  # 公式の例のID。自分のアカウントで有効なIDに置き換える
    content=[{"type": "text", "text": "A fox walks through a snowy forest at dawn, slow tracking shot"}],
    ratio="16:9",
    duration=5,
    generate_audio=True,
    watermark=True,
)

while True:
    task = client.content_generation.tasks.get(task_id=created.id)
    if task.status in ("succeeded", "failed"):
        break
    time.sleep(10)

if task.status == "succeeded":
    print(task.content.video_url)  # 有効期限は24時間。早めに保存する

渡るデータ・権限・外し方

確認点

症状 確認すること
認証エラー 鍵、環境変数の名前、ベースURLの地域。LASの文書は、401で ApiKey.Invalid を「鍵が無効」と書く
結果のURLが開けない 24時間を過ぎていないか
タスクが見つからない 直近7日分の記録のみ、とある
解像度が通らない モデルによって違う、とある
長さが通らない Seedance 2.5の動画編集は -1 が必要、とある

連携7:Volcengine LASのSeedance演算子

VolcengineのLake AI Service(LAS)の文書に、Seedance(Doubaoシリーズ)の動画生成の演算子があります。読めた範囲は、次のとおりです。

公式の例の写し(作成のcurl)

curl --location "https://operator.las.cn-beijing.volces.com/api/v1/contents/generations/tasks" \
--header "Content-Type: application/json" \
--header "Authorization: Bearer $LAS_API_KEY" \
--data '{
    "model": "doubao-seedance-1-0-pro-250528",
    "content": [
        {
            "type": "text",
            "text": ""
        }
    ],
    "ratio": "16:9",
    "duration": 5,
    "watermark": false
}'

text は、ページの例では空です。自分のプロンプトを入れます。作成の応答は、{"id": "cgt-..."} の形です。

連携8:BytePlusと、読めなかったページ

BytePlusの製品ページ(www.byteplus.com)は、Seedance 2.5のAPIが「fully available」と書き、Light、Production、Premiumの3つのプランを案内しています(03参照)。このページ自体には、BytePlusとVolcengineやDreaminaとの関係、モデルIDの記載はありませんでした。文書のサイトでは、次のページの題名とメニューが読めました。

これらのページの本文は、取得できませんでした。 エンドポイント、認証、鍵の作り方、リクエストの項目は、この記事に書けません。原文で確認してください。BytePlusのAPIがDreaminaのアカウントや料金とつながっているかは、読んだ範囲では書かれていません。

連携9:VolcengineのAgentKitのサンプル

Volcengineの公式GitHub(bytedance/agentkit-samples)は、「Volcengine AgentKit Platform向けのサンプル」と説明されています。読めた範囲では、前提として、Python 3.10以上、veadk-python、agentkit-sdk-python、必要ならDockerが挙がっていました。フォルダの例として、python/02-use-cases/video_gen(動画生成のエージェント)と、スキルを動かすエージェントのサンプルがあります。

このサンプルが、Seedanceを呼ぶのか、Dreaminaとどう関係するのかは、読んだ範囲では確認できていません。Dreaminaの連携としては扱えません。参考として書きました。

この記事の案:AIどうしを組み合わせる

ここから先は、公式の記載を組み合わせた、この記事の案です。公式の手順ではなく、動作も確かめていません。

組み合わせ 流れ 渡るもの 使う公式の連携
文章を作るAI→Dreamina 別のAIでプロンプトの案を作る。人がコピーして、DreaminaのAI VideoやAI Imageに貼る 貼った文章だけ 連携なし(手作業)
AIアシスタント→CLI アシスタントに頼む。アシスタントがスキルファイルを読み、text2image などを呼ぶ。submit_id で結果を取る 組み立てたプロンプト、素材のパス 07の連携1、連携2
画像→動画(Dreamina内) Seedreamなどで人物や場面の画像を作る。Omni referenceで参照に足し、「@Image1」で呼ぶ 画像 06の場面1、6(07とは別)
Dreamina→編集ソフト Octoや動画ページで書き出す。Premiere ProやFinal Cut Proで開く 動画ファイル 07の連携4
自分のプログラム→Ark API プログラムが ARK_API_KEY で作成、問い合わせ、24時間以内のダウンロードを行う プロンプト、素材のURL、結果のURL 連携6

案:AIアシスタント×CLIで、確認を挟む使い方

  1. CLIとアカウントの用意は、人が行う(05の手順D)。
  2. アシスタントに渡す前に、SKILL.md の中身を人が読む。コマンドの範囲が分かります。
  3. 最初は画像の --poll つきの1枚から始める。結果と、クレジットの減りを人が確かめる。
  4. アシスタントが連続して生成する設定にするときは、回数の上限を人が決めておく。クレジットは、タスクごとに消費量が違う、と公式が書いています。

案:APIで使うときの鍵と素材の扱い

  1. 鍵は、環境変数に置き、チャットや記事に貼らない。公式の例も、環境変数から読んでいます。
  2. 素材は、権利と許可があるものだけにする(ヘルプの記載)。顔の写った素材の扱いは、Volcengineに専用のガイドがありますが、本文が取得できず、読めていません。
  3. 動画は、24時間以内に自分の場所へ保存する。

外し方のまとめ(その2)

連携 読んだ範囲で分かること
Ark、LASの鍵 取得した文書に、削除の手順の記載が見つからない
取得済みのタスク 問い合わせられるのは直近7日分、動画のURLは24時間(連携6)
BytePlus 本文が読めなかった

気をつけること

出典