3行でいうと

  • AIアシスタントから使うなら、公式の「リモートMCPサーバー」(https://mcp.deepl.com/v1/mcp)を使います。公式のヘルプは、Claude、ChatGPT、Microsoft Copilot向けの「certified(認定)」のコネクターがあり、ほかのMCP対応のアシスタントでも同じURLで使える、と書いています。DeepLのアカウントでのサインイン(OAuth)が要ります。
  • このコネクターは、DeepLが運営する窓口です。ただし、アシスタント側(Claude、ChatGPT、Copilot)は、それぞれ別の会社のサービスです。文章は、まずアシスタントに入り、その先でDeepLへ渡ります(この整理は僕らの見立てを含みます)。
  • 公式の説明では、コネクターに送った文章は、リクエストの後に保存されず、モデルの学習には使われません。無料版のDeepLでコネクターを使った場合の扱いは、読んだ範囲では分けて書かれていません。
  • 開発者向けには、公式のREST API、公式のSDK(C#、Java、JavaScript、PHP、Python、Ruby)、オープンソースの CLI があります。Dart、Go、Rust、Kotlin のライブラリは、コミュニティ製で、公式ではありません。
  • 公式の開発者向けドキュメントには、AIコーディングツールが読める「Docs MCP Server」(https://developers.deepl.com/mcp)もあります。これは翻訳はせず、ドキュメントを検索して読むだけの読み取り専用で、認証は不要です。

この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。画面名やメニュー名、コマンドは公式の表記を写しています。公式ページは要約の形で取得したため、読めていない部分は「公式の資料では確認できていない」「読んだ範囲では見つからなかった」と書き、引用は短くとどめています。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:通訳者を、2つの入口から呼ぶ

DeepLを、腕のよい通訳者にたとえます。AIコネクターは、「ふだん相談しているアシスタント(秘書)に、通訳者の連絡先を渡す」ことです。秘書が必要なときに通訳者に頼みます。APIは、「自分の会社のシステムが、通訳者の事務所に直接、依頼書を送る」ことです。どちらでも通訳者(DeepL)は同じですが、秘書を通せば、依頼の中身は秘書の事務所(アシスタントの会社)にも見えます(これは僕らのたとえで、公式の説明ではありません)。

向き1:AIアシスタントが、DeepLを使う

公式のMCPサーバー(DeepLが運営)

3つの「認定コネクター」と、ほかのアシスタント

つなぎ先 公式のヘルプが書く手順(表記のまま) 管理者の関わり
Claude 認定コネクター:claude.ai/directory/connectors/deepl で「+」アイコン、「Connect」、DeepLのログイン画面で認証。または、カスタムコネクターにURLを入れる Claudeのオーナーが先にコネクターを使えるようにする
ChatGPT 認定プラグイン:「Install plugin」、「Sign in with DeepL」。または、開発者モードでアプリを作り、認証方式に「OAuth」、MCPサーバーのURLを入れる 管理者または所有者がアプリを作り、公開する
Microsoft Copilot お知らせは、Microsoft Marketplaceの掲載、またはAgent Storeから入れる、と書いている 管理者がMicrosoft 365で配る方法が、ヘルプの別の記事にある
ほかのMCP対応のクライアント 開発者向けページは、Cursor、VS Code、Copilot Studioなどに、URLを追加してサインインして同意する、と書いている クライアントの設定による

Docs MCP Server(開発者向けの読み取り専用、DeepLが運営)

向き2:プログラムやツールが、DeepLを使う

API(DeepLが運営)

公式のSDKと、コミュニティのライブラリ

種類 内容(開発者向けドキュメントの記載) 運営
公式のSDK C#(deepl-dotnet)、Java(deepl-java)、JavaScript(deepl-node)、PHP(deepl-php)、Python(deepl-python)、Ruby(deepl-rb)。GitHubの deeplcom 組織にある DeepL
コミュニティ製のライブラリ Dart、Go、Rust、Kotlin。コミュニティが保守していて、公式ではない、とページに書かれている 第三者
コミュニティの一覧 「awesome-deepl」のリポジトリ(中身は読んでいない) 第三者

DeepL CLI

アプリやツールへの組み込み(公式の連携)

公式が運営するものと、第三者のもの

区分 もの 備考
公式(DeepL) リモートMCPサーバー、Docs MCP Server、REST API、公式SDK 6種、DeepL CLI、Word・Outlook・PowerPointのアドイン、ブラウザ拡張、アプリ DeepLの公式ドキュメント・ヘルプに載っているもの
DeepLが「認定(certified)」と呼ぶもの Claude、ChatGPT、Microsoft Copilotに載る DeepL のコネクター(各社が認定した、という意味ではない) 載せる場所(ディレクトリ、プラグインのストア)は、各社が運営する
第三者(アシスタントの側) Claude(Anthropic)、ChatGPT(OpenAI)、Microsoft Copilot それぞれの規約とデータの扱いが別にある。この記事では、各社の規約は読んでいない
コミュニティ製 Dart、Go、Rust、Kotlinのライブラリ、awesome-deepl の一覧 公式は保守の責任を書いていない

データはどこへ流れるか

つなぎ方 文章が行く先 公式の説明
AIコネクター(Claude、ChatGPT、Copilot) まずアシスタントの会社、次にDeepLのMCPサーバー(mcp.deepl.com)、そしてDeepLのサービス お知らせとヘルプは、リクエストは既存のDeepLとの契約のもとで処理され、文章はモデルの学習に使われない、と書く。MCPのページは、文章は「リクエストを超えて保存されない」、文書のセッションは短時間保持されて消える、ファイルは流し込まれてMCPサーバーには保存されない、サーバーはDeepLのサービスとだけ通信する、と書く
API(有料プラン) DeepLのサーバー(既定はEU、api.deepl.com) ヘルプは、GrowthとProでは翻訳や改善のあと文章はすぐ削除される、と書く
API(無料プラン・Developer) 同上(無料は api-free.deepl.com) ヘルプには、これらのデータの扱いの記載がない。開発者向けの「Privacy」ページは、データの扱いは無料と有料で違うことがある、と注意している
Docs MCP Server DeepLのドキュメントのサーバー 読み取り専用で、翻訳する文章は送らない
公式のアドイン(Wordなど) DeepLのサーバー Wordの記事には、データの保持やプライバシーの説明がない。プライバシーポリシーを見るように、とある

気をつけること

出典