3行でいうと
- 拡張機能は、Chromeウェブストアで「Add to Comet」。管理は Settings → Extensions で、「Remove」で外せる、と公式のヘルプにあります。
- 端末間の同期は、Settings → Sync の「Create Sync」と「Join Sync」。同期する項目は項目ごとにオンとオフを選べ、「Leave」や、同期の連なりの削除ができる、と書かれています。
- アシスタントのブラウザ操作は、Settings → Privacy and security → Comet Assistant で、全体を止めることも、サイトごとに使わせないこともできる、と書かれています。
- 会社の管理者は、Enterpriseの設定で、ブラウザの操作の許可をドメインごとに決められる、と書かれています。
- 後半に、その1と合わせた、ほかのAIとの組み合わせの表と、権限と外し方のまとめ表があります。
この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はCometを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」、設定の例は「公式の記載に合わせて、この記事で組んだ例(動作は確かめていません)」と書き分けます。公式のページは要約として取得したため、画面の表記は公式の英語の表記を引き、手元の画面と照らして読んでください。
先に結論
- ブラウザ側の連携は、外す場所がCometの設定の中にあるものが多い。 拡張機能、同期、アシスタントの許可は、公式のヘルプに外し方の記述があります。コネクタ側(07)は、外す具体的な手順が見つからないものが多く、ここと対照的です。
- 渡るデータは、連携ごとに違います。 拡張機能は開発者のサービスの仕様、同期は暗号化された連なり、ブラウザ操作は画面に出ているページの内容、というように、公式の説明の範囲が違います。
- 公式のページ同士で書き方が違う所があります。 パスワードの同期、拡張機能の引き継ぎ、Enterpriseのデータの扱いは、どちらかに決めず、併記しました。
前提:用語をそろえる
- 拡張機能。 ブラウザに機能を足す小さなプログラム。CometはChromiumの上に作られていて、Chromeウェブストアの拡張機能の多くが使える、と公式にあります。
- 同期のパスフレーズ。 同期のデータを暗号化し、別の端末で復号するための4語の文字列。
- ブラウザの操作を任せる。 AIがユーザーのブラウザの中で、クリック、スクロール、入力を行うこと(06の場面4)。
- プロンプトインジェクション。 ページやメールの中に隠した命令で、AIに意図しない操作をさせようとする攻撃。
- Work mode、コネクタ、MCP。 07の前提を参照してください。
連携の全体地図(その2の範囲)
| 連携 | 設定する場所(公式の表記) | 相手に渡るもの | 外し方の記載 |
|---|---|---|---|
| Chromeの拡張機能 | Chromeウェブストア → Add to Comet。管理は Settings → Extensions | 各拡張機能の開発者の仕様による | Settings → Extensions の Remove |
| 端末間の同期 | Settings → Sync、またはプロフィールのメニューの Sync | ブックマーク、パスワード、オートフィル、テーマ、履歴、拡張機能、タブ(項目ごとに選択) | 「Leave」または「delete your sync chain」 |
| ブラウザの操作(コネクタなし) | アシスタントに任せる。許可は Settings → Privacy and security → Comet Assistant | 画面に出ているページの内容 | 「Disable Comet Assistant entirely」、サイトごとのブロック |
- コネクタ、MCP、Work modeの表は、その1(07)にあります。
連携6:Chromeの拡張機能
手順:入れる、管理する、外す(公式の「Extensions」)
- Cometで、Chromeウェブストアを開きます。
- 拡張機能を探して開き、「Add to Comet」を押します。
- 管理は、「Settings → Extensions」、またはアドレス欄に
chrome://extensionsを入れて開きます。スイッチで有効・無効、「Remove」で削除です。 - 設定は、パズルのアイコンを押し、一覧から拡張機能を選んで、その3つの点のメニューから。
公式の注意
- Chrome独自の仕組みに頼るものや、開始ページを書き換えるものは、意図どおりに動かないことがある。
- 「Comet follows the same security model as Chrome」と書き、入れる前に、評価、権限、開発者の評判を見るよう書いています。
- シークレットでは、手動でオンにしない限り拡張機能はオフ、とあります(Browsing Privacy & Safety)。
- ほかのブラウザからの引っ越しで、拡張機能を取り込める項目があります(Import data)。同期できる項目にも拡張機能があります(Sync Between Devices)。
- 会社向けの記事は、Chromeからの拡張機能は引き継がれず、再インストールと再設定が必要、と書いています。
ほかのAIの拡張機能との組み合わせ
- 公式の資料に、ChatGPTやClaudeなど、特定のAIの拡張機能を名指しした記述は、読んだ範囲では見つかりませんでした。
- 拡張機能としてのAIは、「Chromeウェブストアにあるものは、多くが動く」という一般的な記述の範囲です。拡張機能が、ページの内容や入力した文字を、その開発者のサービスへ送る場合、そのデータはPerplexityの外に出ます。何が渡るかは、各拡張機能の権限の表示と、開発者の説明を読んで決めることになります。これは、公式の「入れる前に権限を見る」という記述を、この記事で言い換えた見立てです。
連携7:端末間の同期(デスクトップとスマホ)
手順(公式の「Sync Between Devices」)
- Perplexityのアカウントでサインインします。
- 「Settings → Sync」、またはプロフィールのメニューの「Sync」へ。
- 「Create Sync」で新しい暗号化の同期の連なりを作る、または「Join Sync」で、別の端末のパスフレーズを入れて加わる。
-
「Create Sync」のとき、4語のパスフレーズが作られます。別の端末では、それを入れます。
-
1つのアカウントに、同期の連なりは1つ。複数の端末をつなげられます。
- 同期の項目は、ブックマーク、パスワード、オートフィル、テーマ、履歴、拡張機能、タブ。項目ごとにオンとオフを選べ、オフにすると、新しい更新は同期されなくなりますが、その端末のデータは残る、とあります。
- 「Settings → Sync」で、つながっている端末(名前、OS、最後に動いた時刻)を見る、端末の追加と削除、同期の連なりから抜ける、または削除する、ができます(外し方)。
- 他の端末のタブは、「Menu → Tabs on other devices」で開けます。
- データは、プライベートなパスフレーズで暗号化され、自分だけが復号できる、と書かれています。パスフレーズを失うと、サインアウトしたあとに戻れない、とあります。
- 公式の更新履歴(2026年3月27日)は、スマホとデスクトップの両方のブラウザを、Cometの端末同期でつなぐように、と書いています。iOSのブログは、デスクトップで始めた調べものを、iPhoneで続けられる、と書いています。
- 食い違い。 「Using the Built-in Password Manager Safely」は、パスワードは同期されず、現在の端末だけに保管される、と書いています。同期の記事は、パスワードを同期できる項目に含めています。同期でパスワードを渡すかどうかは、手元の画面で確かめてください。
連携8:ブラウザの操作で、ほかのサービスを動かす(コネクタなし)
公式の例には、サービスの名前を挙げてサイトを開かせる書き方(「Go to Spotify and …」など)があります。コネクタの設定が要るかは、例の中に書かれていません。ここでは、ブラウザの操作として並べます。これは、この記事の読み方です。下の表の「渡るもの」は、公式の一般的な説明(依頼に必要な最小限の文脈がPerplexityに送られる)に沿って、この記事で整理したもので、サービスごとの公式の記述ではありません。
| 相手 | 公式の例 | 渡るもの(この記事の整理) |
|---|---|---|
| Google スプレッドシート | 子どもの出欠を記録するシートを作る(2025年11月6日のブログ) | 開いているページの内容と、入力する内容 |
| 求人を探す、受け取った接続リクエストから興味深い連絡先を探す | 画面に出ているページの内容 | |
| YouTube、Spotify | 動画の指定の場面へ飛ぶ、気分や集中用のプレイリストを作る(Use Case Guide) | 画面に出ているページの内容 |
| 通販のサイト | カートの組み立て、価格とレビューの比較。最終の購入は確認が入る | 画面に出ているページの内容 |
- 公式のブログ「Comet Assistant puts you in control」(2025年11月14日)は、ログインや、カートからの購入のような重い操作の前では、アシスタントが止まって許可を聞く、と書いています。
- サイトごとの制限(「Comet Assistant Privacy & Data Use」「Control what Comet Assistant can use」):Settings → Privacy and security → Comet Assistant の「Block Assistant on specific websites」で、例えば銀行のサイトを使わせない設定にできる、と書かれています。
- 「Disable Comet Assistant entirely」で、アシスタント全体を止められます。
会社の管理者ができること(Comet for Enterprise)
- 個人向けではなく、Enterprise向けの記事の範囲です。対象はmacOSとWindows。組織のトークンは
perplexity.ai/account/org/cometで取る、とあります。 - 公式の「Managing Comet Assistant permissions」:管理者が、Organization settingsの「Comet Setup」画面で、「Enable Comet to Control the Browser」と「Enable "Always Allow" option」を組織全体で選べます。ドメインごとには「Browser Control」「Read Only」「No Access」の3段階で、ドメインの設定が全体の設定より優先される、と書かれています。メンバーが自分で変えられる設定の記述は、ありませんでした。
- 配布はMDM、サイレントとオフラインのインストール、Chromiumの500以上のポリシーが、公式の「Comet for Enterprise」に書かれています。監査ログは、Enterprise Proが50席以上、またはEnterprise Maxが1席以上の組織で有効にできる、と書かれています。
- 同じ記事は、Enterpriseのユーザーのデータは記録されず、学習にも使われない、と書いています。いっぽう、「Comet Telemetry」の記事は、管理者が見られる項目に、メンバーのメールアドレスとIPアドレス、Personal Searchが有効かどうか、などを挙げています。この2つがどう両立するかは、読んだ範囲では書かれていません。個人向けにそのまま当てはまるとは書かれていません。
ほかのAIとの組み合わせの整理
| 組み合わせ | 公式の資料にあるか | 内容 |
|---|---|---|
| Comet × Gmail・Googleカレンダー | あり | 07の連携1。Cometからメール送信、予定の作成が可能と書かれている |
| Comet × Outlook.com | 一部 | 07の連携2。Cometからの送信と作成は将来の予定と書かれている |
| Comet × Slackなどのコネクタ | Cometでの記述なし | 07の連携3。Cometで使えるかは確認できず |
| Comet × カスタムMCP | Cometでの記述なし | 07の連携4。Perplexity全体向けの手順のみ |
| Comet × ChatGPT、Claudeなど別のAIのサービス | 見つからなかった | アシスタントの差し替え、別のAIを呼び出す設定の記述は、読んだ範囲では見つからなかった |
| Comet × 別のAIの拡張機能 | 一般的な記述のみ | 連携6。特定のAIの名指しはなし |
| Comet × Computer | あり | 07の連携5。Work modeはComputerを動かす |
| Comet(PC)× Comet(スマホ) | あり | 連携7。同期 |
権限と外し方のまとめ
| 渡した権限 | 外す、止める場所 | 公式の記載 |
|---|---|---|
| アシスタントのブラウザ操作、特定のサイト | Settings → Privacy and security → Comet Assistant(Disable Comet Assistant entirely、Block Assistant on specific websites) | あり |
| 「Always allow」にした許可 | 戻す手順は、読んだ個人向けのページには記載が見つからない | 記載が見つからない |
| Gmail・カレンダーのコネクタ | Account Settings → Connectors → Connected | 場所のみ。外す手順は記載が見つからない |
| カスタムのコネクタ、拡張機能、同期 | カードの「⋮」、Settings → Extensions の Remove、Settings → Sync | あり |
| Cometのメモリ、端末のデータ | 05と06を参照 | あり |
うまくいかないときの確認点
- アシスタントが操作しないときは、管理者の設定、サイトごとのブロック、許可の選択(Don't allow)を見る。
- 同期が戻らないときは、パスフレーズを控えているか。
- コネクタの画面が見えないとき、クレジットの画面が出たときの確認点は、その1(07)にあります。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はCometを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は、公式の手順を順に並べたものです。
- 公式のページは要約として取得しました。「Always allow」を戻す手順、同期の細かい挙動などは、読んだページには書かれていません。
- 公式のブログ「Mitigating Prompt Injection in Comet」は、プロンプトインジェクションを、業界全体で未解決の問題と書いています。確認の画面は、飛ばさずに読んでください。
- 公式のページ同士で書き方が違う箇所(パスワードの同期、拡張機能の引き継ぎ、Enterpriseのデータの扱い)は、どちらかに決めずに併記しました。
- 読めなかったページ:公式の更新履歴「what-we-shipped-september-19th」は取得に失敗しました。「Comet Policies and Controls」は読んでいません。
- 会社や学校のアカウントで使う前に、所属先のルールを確認してください。規約や法律の解釈は、専門家に確認してください。
出典
- Account Settings(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- Extensions(Comet Browser Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- Sync Between Devices(Comet Browser Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- Using the Built-in Password Manager Safely(Comet Browser Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- Import data(Comet Browser Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- Browsing Privacy & Safety(Comet Browser Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- Comet Assistant Privacy & Data Use(Comet Browser Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- Control what Comet Assistant can use(Comet Browser Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- Use Case Guide: Ideas for Comet Use Cases(Comet Browser Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- Comet for Enterprise(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- Managing Comet Assistant permissions(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- Comet Telemetry(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- Comet iOS Launch and Computer Updates(Perplexity更新履歴、2026年3月27日、確認日 2026-10-25)
- Comet is Now Available on iOS(Perplexity公式ブログ、2026年3月18日、確認日 2026-10-25)
- The New Comet Assistant(Perplexity公式ブログ、2025年11月6日、確認日 2026-10-25)
- Comet Assistant puts you in control(Perplexity公式ブログ、2025年11月14日、確認日 2026-10-25)
- Mitigating Prompt Injection in Comet(Perplexity公式ブログ、確認日 2026-10-25)