3行でいうと

  • Cometは、公式のヘルプが「Chromiumベースのブラウザ」と説明するものです。ブックマークやページ翻訳のような普通のブラウザの機能に、Perplexityが動かすAI機能が付いています。
  • 公式サイトは「Mac、Windows、iOS、Androidで使える」と書いています。デスクトップは「Windows 10以降、macOS 11(Big Sur)以降」、Androidは「Android 12以降」と、別々のヘルプに書かれています。
  • 2025年10月2日の公式ブログは、Cometを「無料で」世界に公開したと書いています。ただし、AI機能の一部やプランごとの違いは、読んだ範囲でははっきりしませんでした。
  • 閲覧履歴やクッキーなどは、公式の説明では既定でパソコンの中に残ります。AIに頼んだときに、必要な分だけがPerplexity側に送られると書かれています。
  • 使い始めは、インストール、Perplexityのアカウントでのログイン、プロフィール作成の順です。そのあと、既定のブラウザにするか、ほかのブラウザから引っ越すかを決めます。

この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はCometを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。画面名や設定名は公式の英語表記を写しただけで、動作確認はしていません。公式の文章は要約として取得したため、引用は短くとどめ、ほとんどを言い換えています。

先に結論

前提:用語をそろえる

どこで使えるか

入口 公式の記載 確かさ
Mac、Windows 公式サイトの案内に「Mac、Windows、iOS、Android」とある。ヘルプ(Installing Comet)には「Windows 10以降、macOS 11(Big Sur)以降」、Mac は Intel、AMD、Apple Silicon、とある 文書に書かれている
iPhone(iOS) 2026年3月18日の公式ブログが「Comet is Now Available on iOS」として公開。App Storeからダウンロードする。対応するiOSの最低バージョンは、そのブログには書かれていない 文書に書かれている(バージョンは確認できず)
Android ヘルプ(Comet For Android)に、Play Storeから入れる、Android 12以降が必要、と書かれている 文書に書かれている
Linux Getting Started with Cometに、既定のブラウザにする話の中でLinuxが出てくるだけ。インストール方法の説明は、読んだ範囲では見つからなかった 読んだ範囲では見つからなかった

補足です。

無料でどこまでか

アカウントとログイン

インストールの流れ(Windows、Mac)

公式のInstalling Comet、Getting Started with Comet、Getting Started with Comet: Set Upの手順を、順番に写します。

  1. Perplexityの公式サイトのCometのダウンロードページを開く。OSは自動で提案される、とSet Upのヘルプにあります。
  2. インストーラーをダウンロードする。同じインストーラーがWindowsとMacの両方で使える、と書かれています。
  3. インストーラーを実行する。聞かれたら変更を許可する。Macでは、CometをApplicationsにドラッグする、とGetting Startedのヘルプにあります。
  4. Cometを起動し、Perplexityのアカウントでサインインして、プロフィールを作る。
  5. ほかのブラウザから引っ越すなら、右上の「…」メニューから Settings を開き、Import bookmarks and settings を選ぶ。元のブラウザを選び、ブックマーク、履歴、パスワードなどを選んで Import を押す。

必要な環境として、ヘルプは、メモリは最低4GB(8GB推奨)、空きディスク500MB、インストールと更新のための安定したネット接続を挙げています。この条件を満たさない場合の扱いは、読んだ範囲では見つかりませんでした。

更新は、Cometを再起動すると行われます。手動で確かめるには、Settings → About か、右上の更新ボタンです。

最初に見直しておく設定

公式の「Key Settings to Get You Going」と「Advice and Use Cases」から、使い始めに見るとよいと書かれている設定を拾います。

設定 場所(公式の表記) 公式の説明
既定のブラウザ Settings → Default browser → Make Default リンクが開くときにCometを使う。OSの設定からもできる
検索エンジン Settings → Search engine → Perplexity AI 公式は「ほかの検索エンジンではAI機能の多くが制限、または使えなくなる」と書いている
引っ越し Settings → Import bookmarks and settings(Getting Started with Comet による) ブックマーク、履歴、パスワードなどを取り込む(Key Settingsでは「Other tips」の項にある)
広告・トラッカーのブロック Settings → Privacy ブロックの強さを調整できる
アシスタントを開く Opt + A(Windowsは Alt + A) アシスタントのパネルをすばやく開く

データはどこにあるか

公式の説明を、「端末にあるもの」と「Perplexityに送られるもの」に分けます。

端末に残るもの(公式の説明) - 閲覧履歴と検索履歴、クッキーとサイトのデータ(ログイン状態を含む)、キャッシュ、オートフィルの入力データ、ダウンロードの履歴(ファイルそのものではなく一覧)(Local Data & Device Storage)。 - 保存したパスワード。macOSではKeychain、WindowsではCredential Managerに、暗号化して保管される、と書かれています。パスワードの自動入力は、Touch ID、Face ID、Windows Helloなどの確認のあとに行われる、とあります。 - Cometのアシスタントは、既定では、閲覧履歴、開いているタブの全リスト、クッキー、パスワード、ローカルのファイルなどをアップロードしない、と書かれています(Comet Assistant Privacy & Data Use)。

Perplexityに送られるもの(公式の説明) - アシスタントに頼んだ内容と、その依頼に必要な最小限の文脈(たとえば、今開いているタブの要約)。 - @tab で別のタブについて聞いたり、複数のタブをまとめて要約したりすると、その文脈はPerplexityに保存され、「Temporary threads」として最長30日残り、自動で消える、と書かれています。 - 「Cometのメモリ」は、Cometの中ではなく、Perplexityのアカウントに保存される、とヘルプにあります。確かめる場所は Account → Preferences → Memory です。

公式の資料で確認できていないこと - アシスタントに送った内容がモデルの学習に使われるかどうかは、Privacy & Data Useのヘルプには書かれていませんでした(「Perplexityはこのデータを売らない」とだけ書かれています)。Cometのデータに関するFAQも、学習や保存期間は扱っていません。 - 完全な「保存されるデータの一覧」は、読んだ範囲では見つかりませんでした。

気をつけること

出典