3行でいうと
- 公式(OpenAI)が出しているつながりは、ChatGPT本体、Codex、API(Image APIとResponses API)、GPTsの画像生成の設定です。
- ChatGPT Imagesの中で他社の画像モデルを選べる、という記載は、読んだ範囲の公式の資料では見つかりませんでした。
- MCPやプラグインとしての画像生成の連携は、読んだ範囲の公式の資料では見つかりませんでした。第三者製やコミュニティ製のものは、今回は読んでいません。
- APIでは、画像の形式を png、jpeg、webp から選べます。画像に付く出どころの目印(C2PAとSynthID)についても、公式が説明しています。
この記事は、公式の資料を2026年10月24日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はChatGPT Imagesを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。コードや設定名は公式の表記を写しています。公式の文章は要約の形で取得したため、長い引用はせず言い換えています。規約や仕様は変わるので、使う前に公式の最新を読んでください。
先に結論
- 公式が運営するつながりは4つ。 ChatGPT本体(Web、iOS、Android)、Codex、API、GPTsの「Image Generation」の設定です。すべてOpenAIが提供するもので、画像の処理もOpenAIのモデルです。
- 他社のモデルを選べる、とは書かれていません。 ただし、「書かれていない」は、読んだ範囲の資料では見つからなかった、という意味です。
- 第三者製・コミュニティ製は、この記事では扱いません。 公式の資料だけを根拠にする方針のためです。第三者のサービスがOpenAIのAPIを使って画像をつくっている場合は、そのサービス自身の資料と規約を読む必要があります。
- データの行き先。 公式の4つのつながりは、どれもOpenAIにデータが送られます。保存や学習の扱いは、つなぎ方ごとに違います(04で扱います)。
前提:用語をそろえる
- API: プログラムから、OpenAIのモデルを呼び出す入口です。
- Image API: 公式の説明では、「Generations」(文章から画像をつくる)と「Edits」(既存の画像を直す)の2つの入口があります。1つのプロンプトから1枚をつくる用途に向く、と書かれています。
- Responses API: 会話や複数の手順の中で、画像生成を内蔵の道具(
image_generation)として使います。会話をまたいだ編集に向く、と書かれています。 - Codex: OpenAIのコーディング用の道具です。ヘルプは、Codexでも画像をつくれると書きます。公式の画像生成のページは、画面の面を「ChatGPT desktop app」と表示しています。
- C2PA(Content Credentials)と SynthID: 画像の出どころを示す目印です。C2PAは画像に付くメタデータ(付随情報)、SynthIDは画像そのものに埋め込む透かしです。SynthIDは、Google DeepMindが作った技術だと、公式のシステムカードに書かれています。
たとえ話:同じ工房に、窓口がいくつかある
ChatGPT Imagesの工房は1つで、OpenAIが運営しています。窓口は、ChatGPTの画面(店頭)、Codex(設計事務所向けの窓口)、API(業者向けの注文書)と複数です。どの窓口から頼んでも、画像をつくるのは同じ工房の側です。ただし、工房の機械が窓口ごとに同じ版かどうかは、公式の資料で確かめきれていません。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。
公式(OpenAIが運営)のつながり
| つながり | 何ができると書かれているか | データの行き先 | どこに書かれているか |
|---|---|---|---|
| ChatGPT本体 | 画像の生成と編集。Web、iOS、Androidで使える。保存先は「Images」 | OpenAI | ヘルプ「Images in ChatGPT」 |
| Codex | 画像の生成と編集。プロンプトに $imagegen を入れると、画像生成のスキルを明示的に呼べる。参考画像を足して、既存の素材を変えられる |
OpenAI | ChatGPT Learn の画像生成のページ(Codexの利用上限に数えられると書かれている) |
| Image API | 「Generations」と「Edits」の2つの入口。モデル名を model に指定する |
OpenAI | 開発者向け「Image generation」、APIリファレンス |
| Responses API | image_generation の道具として、会話や複数手順の中で画像をつくる。前の応答をつないで編集を重ねられる |
OpenAI | 開発者向け「Image generation」 |
| GPTs | 「Capabilities」で「Image Generation」を有効にしたGPTは、新しいモデルを使える | OpenAI | ヘルプ「Images in ChatGPT」のFAQ |
| 出どころの確認 | openai.com/verify にファイルを上げて確認できる。APIでは POST /v1/content_provenance_checks |
OpenAI | ヘルプ「Provenance signals in OpenAI-generated content」、開発者向け「Content provenance」 |
Codexの中での画像づくり
- 公式のページ(画面の面の表示は「ChatGPT desktop app」)によると、アプリの入力欄(composer)で、自然な文章で画像を頼みます。参考画像を足すと、既存の素材を変えられます。
- 内蔵の生成は、Codexの利用上限に数えられます。画像を生成するやりとりは、画像を生成しないやりとりより、その上限を平均で「3〜5倍の速さ」で使う、と書かれています(品質と大きさによる)。
- 多くの枚数をつくるときは、環境に
OPENAI_API_KEYを設定して、API経由でつくらせる方法があります。その場合は、Codexの上限ではなく、APIの料金で請求されます。 - 画像を選ぶと「Focused view」と「Canvas view」を切り替えられ、Canvas viewでは「Comment」と「Multi-select」が使えます。
- 生成された画像の保存場所は、読んだ範囲の公式のページには出ていませんでした。
- 内蔵の生成のモデルは、このページでは「gpt-image-2」と書かれています。2.5の発表はCodexにも展開中と書いており、書き方がそろっていません。どのモデルかを断定しません。
API(開発者向け)で決めること
公式の「Image generation」のガイドと、APIリファレンスから、初心者にも関係するところを選びます。
- モデル。 画像の生成の
modelに、gpt-image-2.5-sunburst、gpt-image-2.5-flareなどを指定します。日付つきの版(-2026-09-08)も挙がっています。 - プロンプトの長さ。 最大32000文字です。
- 枚数。
nで、1回に1〜10枚です。 - 形式。
output_formatはpng、jpeg、webpです。 - 背景。
backgroundはtransparent、opaque、autoです。透明のときはpngかwebpにします。 - フィルタ。
moderationはauto(既定)か、緩めのlowです。 - 編集。 編集の入口は、GPT系の画像モデルに最大16枚まで画像を渡せます。編集のリファレンスでは、
modelの既定がgpt-image-2.5-sunburstと書かれています。 - 利用者の識別子。 一般の利用者に向けたアプリでは、安定して個人を特定しにくい
safety_identifierを付けることが推奨されています(必須ではありません)。 - 事前の手続き。 GPT Imageのモデルを使う前に、「API Organization Verification」(組織の確認)が必要なことがある、と書かれています。
- 上限。 モデルのページには、利用段階ごとの上限が「TPM」と「IPM」の2つの列で出ています。Buildの段階で 250,000 と 20、Freeは「Not supported」です。列の名前は公式の表記のままで、意味の説明は、取得した範囲では読めていません。
他社のモデルは選べるか
| 問い | 読んだ範囲の公式の資料 |
|---|---|
| ChatGPT Imagesの中で、他社の画像モデルを選べるか | 記載は見つかりませんでした |
| ChatGPTの中で、OpenAIの別のモデル(FlareかSunburst)を選べるか | 記載は見つかりませんでした |
| APIで、複数のOpenAIのモデルから選べるか | 選べます。gpt-image-1-mini、gpt-image-1.5、gpt-image-2、gpt-image-2.5-sunburst、gpt-image-2.5-flare などが挙がっています(gpt-image-1 は、生成のリファレンスに2026年10月23日に提供終了と書かれています)。すべてOpenAI自身のモデルです |
つまり、公式の資料の範囲では、「このサービスの中で他社のモデルも選べる」という書き方は見当たりません。自社のモデルの中で、版が複数ある、という形です。
第三者製・コミュニティ製
- 他社の技術が入っている部分。 SynthIDは、Google DeepMindの透かし技術と、公式のシステムカードに書かれています。画像に付くものですが、OpenAIが画像をつくるときに付ける、と説明されています。
- 第三者のサービス。 OpenAIのAPIを使って、画像づくりの機能を提供する第三者のサービスがあるかもしれませんが、この記事では扱いません。そのようなサービスのデータの扱いや規約は、OpenAIの資料ではなく、そのサービスの資料で確認する必要があります。
- MCP、プラグイン、インポートの連携。 公式の資料の中に、画像生成をMCPやプラグインとして接続する案内は、読んだ範囲では見つかりませんでした。
- コミュニティの投稿。 OpenAIの開発者向けの掲示板(コミュニティ)には利用者の投稿もありますが、この記事では事実の根拠にしていません。
書き出しと形式
| 場面 | 形式・方法 | どこに書かれているか |
|---|---|---|
| ChatGPTの画面 | 「Copy」「Save」(ダウンロード)「Share」の操作がある。保存される形式は、読んだ範囲のヘルプには出ていない | ヘルプ「Images in ChatGPT」 |
| ChatGPTの全データの書き出し | Free、Go、Plus、Proの個人アカウントは、設定またはPrivacy Portalから書き出せる。ビジネス系は、ワークスペースの管理者を通す | ヘルプ「Data Controls FAQ」 |
| API | png、jpeg、webp。圧縮は output_compression で0〜100(jpegとwebp) |
APIリファレンス |
| プロンプトの共有 | モバイルで「Share」「Prompt template」「Copy link」 | ヘルプ「Images in ChatGPT」 |
データがどこへ流れるか
- ChatGPTでつくる画像と、アップロードする画像は、OpenAIのサービスに送られます。保存や学習の設定は04で扱います。
- APIに送るデータは、既定では、OpenAIのモデルの学習や改善に使われない、と公式の「Your data」のページにあります。悪用の監視のためのログは最大30日保管される、とも書かれています。
- Codexで内蔵の生成を使うか、APIキーを使うかで、請求のされ方が変わります。
- 画像づくりに、保存先として別のサービス(クラウドのストレージなど)を使う公式の連携は、読んだ範囲では見つかりませんでした。ただし、ChatGPTの「Library」には、接続したGoogle Drive、Box、Dropbox、SharePointのファイルを表示できる、とヘルプにあります。これは画像生成専用の連携ではありません。
気をつけること
- 「他社のモデルを選べない」と断定はできません。 読んだ範囲の資料に記載が見つからなかっただけです。
- 名前が複数あります。 ChatGPT Images 2.5(ChatGPTの機能)、GPT-Image-2.5 Flare / Sunburst(APIのモデル)、
gpt-image-2(Codexの案内ページのモデル名)です。同じものを指すかどうかは、公式の資料で確かめきれていません。 - APIの利用には、組織の確認が必要なことがあります。 使う前に、公式のガイドで最新を確認してください。
- データの扱いは、つなぎ方で違います。 ChatGPTの個人アカウントと、APIでは、既定の学習の扱いが違います(04で扱います)。
- 第三者のサービスを使うときは、そのサービスの規約を読んでください。 OpenAIの資料は、第三者のサービスの扱いを保証しません。
出典
- Image generation(OpenAI Developers、OpenAI、確認日 2026-10-24)
- Create image(OpenAI API reference、OpenAI、確認日 2026-10-24)
- Create image edit(OpenAI API reference、OpenAI、確認日 2026-10-24)
- GPT-Image-2.5 Sunburst Model(OpenAI Developers、OpenAI、確認日 2026-10-24)
- GPT-Image-2.5 Flare Model(OpenAI Developers、OpenAI、確認日 2026-10-24)
- Image generation(Codex、learn.chatgpt.com、OpenAI、確認日 2026-10-24)
- Images in ChatGPT(OpenAI Help Center、OpenAI、確認日 2026-10-24)
- Introducing ChatGPT Images 2.5(OpenAI、2026年9月8日、確認日 2026-10-24)
- ChatGPT Images 2.5 system card(OpenAI Deployment Safety、OpenAI、確認日 2026-10-24)
- Provenance signals in OpenAI-generated content(OpenAI Help Center、OpenAI、確認日 2026-10-24)
- Content provenance(OpenAI Developers、OpenAI、確認日 2026-10-24)
- Data Controls FAQ(OpenAI Help Center、OpenAI、確認日 2026-10-24)
- Your data(OpenAI Developers、OpenAI、確認日 2026-10-24)
- File storage and Library in ChatGPT(OpenAI Help Center、OpenAI、確認日 2026-10-24)