3行でいうと

  • 公式が「official CapCut × Codex workflow」と呼ぶプラグインがあります(ChatGPTのデスクトップアプリ(PC)向け)。ページに書かれているのは、冒頭のプロンプトをタスクに送る流れで、設定ファイルの例、渡るデータ、権限の範囲、外し方は、書かれていませんでした。
  • 公式は、CapCut × Codexを、MCPかどうかという問いに「Not exactly」と答える趣旨で書いています(取得は要約で、答えの全文は明瞭には読めませんでした)。MCPの設定の書き方は、公式にありません。この記事も、設定ファイルの例は書きません。
  • DreaminaとSeedanceは、CapCutのメニューから入る道と、dreamina.capcut.com の別サイトがあります。2つの関係(アカウント、書き出しの受け渡し)は、公式のページに書かれていませんでした。
  • 取り込みと書き出しは、公式が書く範囲で、動画(MP4、MOV、AVI)、SRT・TXT、音声(AAC、FLAC、MP3、WAV)、YouTubeへの1クリック公開、リンクでの共有があります。Premiere Proのプロジェクトファイルは、直接は扱えません。
  • 別のAIアシスタントとの組み合わせは、公式の手順がありません。台本やSRTを手でやり取りする案を、「この記事の案」として分けて書きました。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はCapCutを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。

手順は「公式の手順を順に並べたもの」です。設定例は、公式に例がある場合だけ「公式の例」と書きます。この記事で組んだ案は「この記事の案」と書き、動作は確かめていません。公式ページは要約の形で取得したため、「書かれていない」は「読んだ範囲では見つからなかった」という意味です。画面の表記は更新で変わります。手元の画面と照らして読んでください。

先に結論

前提:用語をそろえる

連携1:CapCut × Codex(公式のプラグイン)

どこに書かれているか

公式のトップページのナビに「Plugin:CapCut × Codex」があり、ページ(capcut.com/tools/capcut-x-codex)に向かいます。別のページ(capcut.com/features/codex-cli-mcp)にも、同じ流れの紹介があり、「Installation steps, supported actions, access, and pricing can change」と書かれ、最新の内容はCapCutとOpenAIで確認するように、とあります。

公式のページが書いている手順

ページに、手順書といえるものは、ありません。書かれているのは、次の流れだけです。

  1. ページの上にある、プロンプト(「Copy」のボタンがある)を、コピーします。
  2. ChatGPTのデスクトップアプリ(PC)で、動画編集のタスクを作り、そのプロンプトを送ります(FAQの「send the provided prompt in a ChatGPT video editor task」という趣旨の案内)。
  3. そのプロンプトは、SKILL.mdファイルのダウンロードと、その指示に従ったCapCutプラグインのインストールと認可を求める内容です(取得は要約で、プロンプトの全文は読んでいません)。ページの要約では、ダウンロード先は外部のCDNのURLと読めました。要約には、必要なら今のチャットを分岐(fork)させ、依頼と進み具合を分岐先に送る、という趣旨の求めも含まれていました。会話の内容が別のチャットに移る操作なので、送る前に原文を読んでください。
  4. 「What you can do」には、Codexにプラグインを入れて、新しいタスクを作り、生成した下書きから始めるか、アップロードした下書きから始めるかを選ぶ、と書かれています。

プロンプトの全文と、その中のURLは、この記事では写しません。システムへ何かを入れる操作なので、公式ページの原文を見て、内容を読んでから送るかどうかを決めてください。ここまでの整理は、要約を読んだ範囲です。

ページが書いている「できること」

次は、公式のページが挙げているものの、短い整理です。

FAQは、生成は編集の出発点であって、完成した動画の保証ではなく、動画エディターの代わりでもない、という趣旨を書いています。結果を確かめて仕上げるのは、利用者です。

設定する画面・ファイル

何が相手に渡るか

権限

ページに書かれているのは、プロンプトの中の「プラグインの認可」の1点だけです。認可で何が許されるのか(動画へのアクセス、アカウントの読み書きなど)は、ページに書かれていません。

外し方

プラグインを外す、認可を取り消す手順は、読んだ範囲では記載が見つかりませんでした。

うまくいかないときの確認点

公式のページに、つまずきの表はありません。ページから読める確認点は、次の3つだけです。

確認すること 根拠
ChatGPTのデスクトップアプリ(PC)か。ブラウザだけではないか FAQが、PCのデスクトップアプリ向けで、ブラウザだけの利用ではない、と書く
アプリの版、アカウント、地域で提供が違わないか 「Availability may vary by app version, account, and region」
ファイルとアカウントの条件 「Check the current product for supported file and account requirements」(codex-cli-mcpのページ)

ページのメタ情報は対応する端末に「pc,mobile」と書きますが、FAQはデスクトップのPCだけを挙げています。書き方が食い違っています。ChatGPT側のプランの条件も、書かれていません。

連携2:Dreamina と Seedance

CapCutの中から入る

公式のページ「Dreamina Seedance 2.0」は、CapCutの中の入口を挙げています。手順は、06の場面5にあります。

入口 道筋(ページの書き方)
ウェブ オンラインのAI video makerで、Scriptパネルから「Create」
デスクトップ 新しいプロジェクトで、「Media」→「AI Media」→「AI Video」
モバイル プロジェクトで、下の「Media」→「AI Video」

Dreaminaの別サイト

書かれていないこと

何が相手に渡るか

提供の条件

公式のニュースルームは、Seedance 2.0は段階的に提供し、最初は有料ユーザーだった、と書いています。Seedance 2.0 Miniを使う、というページもあり、モデルの名前は、ページごとにそろっていません。今、自分のアカウントで使えるかは、画面で確かめるしかありません。

連携3:ログインの連携(TikTok、Google、Facebook)

ヘルプ「How Can I Log In to CapCut?」の範囲です。

項目 書かれていること
登録の方法 CapCut Onlineの右上の「Sign up」で、Google、TikTok、Facebook、メール
ログインの方法 モバイル:TikTok、Google、Email、Facebook。PC:QRコード、Facebook、Google、TikTok。ウェブ:Google、TikTok、Facebook、CapCut Mobile(QRコード)
登録時と同じ方法 必須(ヘルプが書く)
QRコード 先にモバイルでログイン。PCやウェブのQRコードを読み取る
渡るデータ ヘルプには書かれていません(ログイン先のサービスに、何が渡るかなど)
連携の解除 記載が見つからなかった

つまり、TikTokやGoogleのアカウントを、CapCutのログインに使うと、そのアカウントでしか入れなくなります。あとで別の方法に変えられるかは、ヘルプに書かれていません。複数の端末で使う予定なら、使える方法が端末で違うことを、先に05の表で見てください。

連携4:外のアプリから取り込む

取り込み元 公式の書き方
クラウドのストレージ(Google Driveなど) 「Add Subtitles to Video」は、オンラインのエディターの「Upload」で、ファイルをドラッグするか、Google Driveなどのクラウドから入れる、と書く。ほかのクラウドと、認可の画面は、書かれていない
Premiere Pro ヘルプ「How Do I Export a Premiere Pro Project to CapCut?」:プロジェクトファイル(.prproj)は、開けず、変換もできない。直接の取り込み・書き出しには対応しない
そのほかの編集ソフト 同じヘルプに「third-party software」とあるが、個別のソフトの名前はPremiere Proだけ

Premiere Proから動画を渡す手順(ヘルプの2つの方法)

方法1:書き出した動画を入れる

  1. Premiere Proで編集を終える。
  2. シーケンスを、高品質の標準の動画(MP4、MOV、AVI)として書き出す。
  3. その動画を、CapCutに取り込み、効果、文字、音楽を足していく。

方法2:CapCutで作り直す

  1. 元の動画のクリップ、音声、画像を、取り出しやすい場所に集める。
  2. CapCutで新しいプロジェクトを作り、素材を取り込む。
  3. タイムラインを作り直し、カット、トランジション、効果をつけ直す。手間は増えるが、CapCutの機能とテンプレートが使える、とある。

XML、EDL、AAFなどの交換用の形式が使えるかは、このヘルプには書かれていません。公式で確認できていません。渡るデータは、利用者が自分で書き出す動画だけです。

連携5:外へ出す

出し先 公式の書き方 手順の記載
動画ファイル 書き出しは「Export」。解像度、フレームレート、形式など 05、06を参照
YouTube デスクトップ版の製品ページは「publish polished videos to YouTube in one click」の趣旨で書く 手順、認可の画面、外し方は、記載が見つからなかった
TikTok・Instagram・Facebook 製品ページのフッターにリンクがあるが、共有の連携としては説明されていない 記載が見つからなかった
リンクでの共有 Creative Suiteのページは、作品のリンクを共有する、レビュー用に共有してコメントや注釈をもらう、と書く 手順は書かれていない
チーム Creative Suiteのページは、Spaceに人を招待して、役割とアクセスの権限を割り当てる、ファイルをSpaceで整理して端末間で同期する、と書く 画面の手順は書かれていない
字幕ファイル SRTを単独で書き出せる(デスクトップとオンライン)。SRT、TXTは「Speech recognition」のページにも 06の場面1、2
音声ファイル ウェブの「Text to speech」で、AAC、FLAC、MP3、WAV 06の場面3

2025年6月付の公式の解説記事に、TikTokとYouTubeへの直接共有が書かれている、と01〜03にありますが、この記事では、その記事を読んでいません。

渡るデータと外し方

YouTubeに公開すると、その動画は、YouTube側のサービスと規約の範囲に置かれます。CapCutのどの権限(YouTubeのアカウントへのアクセス)を渡すのか、どこで取り消すのかは、公式の資料に記載が見つかりませんでした。

この記事の案:ほかのAIアシスタントと「手で」つなぐ

公式の手順はありません。ここは、「この記事の案」です。動作は確かめていません。連携ではなく、利用者が文章やファイルを運ぶ形です。

案1:台本を別のAIで作って、CapCutの台本の欄に貼る

  1. 別のAIアシスタントで、台本の文章を作る。
  2. CapCutの「Script」の欄(ウェブのAI video maker、06の場面4・5)や、「Enter script」の欄、デスクトップの台本の欄に貼る。
  3. 声、字幕、編集は、CapCutの中で進める。

  4. 渡るデータ:台本の文章が、両方のサービスに渡ります。人名、社内の情報、未公開の話が入っていれば、どちらにも渡ります。

  5. 外し方:連携ではないので、外す設定はありません。それぞれのサービスで、履歴や保存の削除を確かめます。
  6. 確認点:CapCutの台本の欄の文字数の上限は、公式のページに書かれていません。

案2:SRTを別のAIで翻訳して、CapCutに戻す

  1. CapCutで字幕を作り、SRTを書き出す(06の場面1)。
  2. 別のAIアシスタントに、SRTの文章を渡して、翻訳を頼む。時間の行はそのまま残すよう、頼む文に書く。
  3. 翻訳後のSRTを、CapCutの「Captions」から取り込む。公式の「AI Caption Generator」のページは、SRTの取り込みを書いていますが、ほかのページは扱っておらず、手順の細部は確認できていません。

  4. この記事の指示文の例:

次のSRTを英語に翻訳してください。番号と時間の行は変えず、字幕の文だけを訳してください。

案3:Codex向けのプラグインが関係する場面

この記事の見立てです。ChatGPTのデスクトップアプリ(PC)を使っている人が、チャットの中でタイムラインを直したい場合に、公式の「CapCut × Codex」が、関係する選択肢になります。使っていないなら、CapCut単体で、06の手順が、公式の手順としてそろっています。

第三者製のものについて

検索すると、CapCutの名前がついたAPIやMCPサーバーを名乗るプロジェクトが出ることがあります。この記事は、それらを読んでいません。公式の資料に、それらを運営していると読める記述は、読んだ範囲では見つかりませんでした。公式のページは、2か所で、公式のアプリとサイトだけを使うように、と書いています。APKのページは「Make sure you always download CapCut from our official website or App Stores.」、ヘルプは、改変版や非公式版を避ける、と書いています。

気をつけること

出典