3行でいうと

  • 入口は3つ(デスクトップ、モバイル、ブラウザの CapCut Online)です。デスクトップ版の入手ページ(capcut.com/activity/download_pc)は、取得が許可されておらず、この記事では読めていません。インストーラーを起動したあとの画面は、公式で確認できていません。
  • サインインは「登録したときと同じ方法」で行います。ヘルプによると、PC版は電話番号ログインに対応せず、ウェブ版はApple IDと電話番号に対応しません。QRコードでのログインは、先にモバイルでログインしておく形です。
  • 版の確認と更新の手順が、公式に載っています(PC:Settings から Version、モバイル:Me から Settings)。古い版を入れ直すためのインストーラーは、公式は提供しない、と書いています。
  • 動作の確かめ方として、短い素材を入れて、字幕を作り、書き出すところまでの流れを、公式の手順から組みました。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はCapCutを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。

手順は「公式の手順を順に並べたもの」です。公式に書かれていない画面の経路、ボタンの表記、初期値は、書かずに「公式で確認できていない」と書きます。画面の表記は更新で変わるので、手元の画面と照らして読んでください。公式のヘルプ自身も、更新で機能の場所やメニューが動くことがある、と書いています。公式ページは要約の形で取得しているため、「書かれていない」は「読んだ範囲では見つからなかった」という意味です。

先に結論

前提:用語をそろえる

入手の道を選ぶ

入口 公式の入手の案内 この記事で読めたこと
デスクトップ(Windows、Mac) 製品ページ(capcut.com/tools/desktop-video-editor)の「Download for free」ボタンが、capcut.com/activity/download_pc に向かう。公式トップページのヘッダーにも「Download」がある 製品ページは「Windows 7 or later」「Windows 10 recommended」「macOS 10.14 or later」と書く。一方、ヘルプ「Why Is There No 2K/4K Option for Export?」は「Windows 10/11 (64-bit)」「macOS 11 or later」と書く。入手ページ自体は読めていない
iPhone ヘルプ「How Can I Log In to CapCut?」は、App Storeからダウンロードする、と書く 版の条件は、01のApp Storeの記載を参照
Android ヘルプは、Google Playからダウンロードする、と書く。別に、公式のAPKのページがある APKのページは、「Download CapCut APK」のボタンと、Android設定の「Install from unknown sources」を手順に挙げる
ブラウザ capcut.com/login を開く(ヘルプ) 最新のChrome、Edge、Safariが前提(ヘルプ「Why Is There No 2K/4K Option for Export?」)
iPad ヘルプ「Why Can't I Find CapCut for iPad in The U.S?」は、iPad専用アプリはベータの開発中で、米国のApp Storeでは提供されていない、と書く 代わりにSafariかChromeで capcut.com を開き、ログインして編集する、と案内している
CapCut Pad 公式トップページの「Products」に名前がある このページ以外に説明が見つからなかった。iPad専用アプリとの関係は、書かれていない

対応OSの数字は、ページごとに違います。どれが最新かは、公式の資料では確認できていません。入手のページに表示される条件を、先に読んでください。

手順A:デスクトップ版(WindowsとMac)

A-1 入手する

  1. ブラウザで、公式のデスクトップ版の製品ページ(capcut.com/tools/desktop-video-editor)か、公式トップページを開きます。
  2. 「Download for free」(製品ページ)か、ヘッダーの「Download」(トップページ)を押します。どちらも、入手ページ(capcut.com/activity/download_pc)に向かう、と読めました。
  3. 入手ページでの、OSの選び方、ファイルの名前、ファイルの大きさは、この記事では読めていません。画面の案内に従ってください。

A-2 インストールする

  1. ダウンロードしたインストーラーを開きます。
  2. 以降の画面(使用許諾、インストール先、完了の画面)は、公式のヘルプでも製品ページでも、手順として書かれているのを見つけられませんでした。公式で確認できていません。画面の表示に従ってください。

A-3 起動してサインインする

ヘルプ「How Can I Log In to CapCut?」のPCの手順は、次のとおりです。

  1. CapCut PCを開きます。
  2. 左上の「Sign in」を押します。
  3. 「Use QR code」「Facebook」「Google」「TikTok」から、登録時に使った方法を選びます。
  4. QRコードを選んだ場合は、先にスマホのCapCutでログインしておき、パソコンに出たQRコードを読み取ります。

注意:ヘルプは「CapCut PC does not support phone number login」と書いています。電話番号で登録したアカウントを、PCで使えるかは、このページには書かれていません。QRコードを読み取る側の、スマホのアプリのボタンの名前や場所は、ヘルプに書かれていません。

A-4 版を確かめる

ヘルプは、版の確認の手順を2つ書いています。表記が違うので、併記します。

ヘルプ 手順
「Where Can I Find My Current Version?」 CapCutを起動し、「Settings」ボタンを選び、出てきたウィンドウの「Version」で版を見る(PC・Macの共通の手順として書かれている)
「Why Can't I Use Auto Cut?」 「Help → About CapCut」で確認する(Auto Cutを使うには、デスクトップ版がv5.0以降、と書かれている)

A-5 更新する

ヘルプ「How Can I Update CapCut to The Latest Version on PC?」には、2つの方法があります。

方法1(Settingsから)

  1. CapCutのデスクトップ版を開きます。
  2. 右上の「Settings」を押します。
  3. 「Version」を開きます。
  4. 「Check for updates」を選びます。
  5. 新しい版があれば、画面の案内に従って更新を終えます。

方法2(右上の矢印から)

  1. CapCut Desktopを開きます。
  2. 右上の、上向きの矢印のアイコン(「You're up to date.」の表示があるもの)を押します。
  3. 新しい版があれば、CapCutが自動で確認して入れる、と書かれています。

更新中は、アプリを開いたままにして、安定したインターネット接続を保つように、とあります。ヘルプは、更新中にCapCutをアンインストールしないよう警告しています。端末に保存したプロジェクトが失われることがある、という理由です。

A-6 「古い版に戻したい」とき

ヘルプ「How Do I Return to an Older Version of CapCut on PC?」は、古い版のインストーラーは提供できない、と書いています。古い版には既知の不具合や弱点があり、新しい機能に対応しないことがある、とも書いています。代わりに案内されているのは、更新すること、そして、困りごとがあれば、CapCutを開いて右上のヘルプのアイコンから「Feedback」で伝えることです。ダウングレードの手順は、ページにありません。

手順B:モバイル版(iPhone、Android)

B-1 入手する

  1. iPhoneは、App Storeを開き、「CapCut」を検索します。AndroidはGoogle Playを開き、「CapCut」を検索します(更新の手順のヘルプが、この検索を書いています)。
  2. 掲載されているのが公式のアプリか、手元の画面で確かめてから入れてください。掲載者の名前は、01で整理したとおり、App Storeでは「Bytedance Pte. Ltd」でした(01の取得時の記載)。
  3. 更新の手順のヘルプ(How Do I Get the Latest Version of the CapCut App?)は、更新中は安定したインターネット接続が recommended と書いています。保存容量についての記載は、読んだ範囲では見つかりませんでした。

B-2 APKで入れる場合(Androidのみ)

公式の「CapCut APK」のページには、次の3つの手順があります。この方法を使うかどうかは、利用者が決めることです。

  1. ページの「Download CapCut APK」のボタンを押して、最新版をダウンロードする。
  2. Androidの設定で「Install from unknown sources」を有効にする(1回だけ必要、とページにある)。
  3. スマホでCapCutを開き、TikTok、Google、Facebook、メールのどれかでログインする。

ページは、APKは「ウイルスやマルウェアのスキャンを受けている」と書いていますが、これは公式サイト自身の説明です。Androidの最低バージョンの記載は、このページにも、見つかりませんでした。「unknown sources」の設定の場所は、Androidの機種で違うため、この記事では書きません。

B-3 ログインする

  1. アプリを開き、ホーム画面の「Log in」を押します。
  2. 登録時に使った方法(TikTok、Google、Email、Facebook)を選びます。
  3. 認証の情報を入れるか、選んだサービスで許可します。
  4. 確認が終わると、ログインされ、プロジェクトが使えます。

B-4 版を確かめる、更新する

手順C:ブラウザ(CapCut Online)

  1. SafariかChrome(またはEdge)で capcut.com を開きます。ログインの画面は capcut.com/login です。
  2. 登録がまだなら、CapCut Onlineで右上の「Sign up」を押します。Google、TikTok、Facebook、メールで登録できます(ヘルプ)。
  3. ログインは、「Google account」「TikTok account」「Facebook account」「CapCut Mobile」から選びます。「CapCut Mobile」を選ぶQRコードログインは、先にスマホでログインしておく形です。
  4. ウェブ版は、Apple IDと電話番号でのログインに対応しない、とヘルプにあります。メールでのログインは、ヘルプの記載では、モバイルの欄にだけ出ています。
  5. ログインしたら、「Edit video online」(動画のエディター)か「Create images online」(画像のエディター)に進みます(公式の Creative Suite ページの表記)。「Video Studio」について、公式の Video Studio のページ(capcut.com/tools/video-studio)は、CapCut Online の左のメニューにある、と書いています(06で扱います)。Creative Suite のページには、この記載は見つかりませんでした。

Creative Suiteのページは、ブラウザの要件も、エディターの中の手順も、書いていません。

最初の設定

公式の資料から、手順として読めた設定は次の3つです。ほかの設定(言語、保存先、ショートカットなど)は、読んだ範囲では説明が見つかりませんでした。

設定1 同じアカウントで入る

ヘルプ「Can I Use CapCut Subscription Across Different Platforms?」は、同期のために、すべての端末で同じアカウントにログインするように書いています。同じアカウントなら、プロジェクト、クラウド保存、会員の特典が同期される、とあります。ただし、このヘルプの「Standard」の項は、特典はモバイルアプリだけで、デスクトップとウェブでは使えない、と書いています(プランの詳細は01、04)。

設定2 書き出しの解像度を、編集の前に決めておく

ヘルプ「Why Is There No 2K/4K Option for Export?」は、2Kや4Kの選択肢が出ない原因の最初の項目に、「プロジェクトの解像度」を挙げています。

プロジェクト設定の画面の、メニューの階層とボタンの表記は、ヘルプに書かれていません。公式で確認できていません。2K・4Kが出る条件(端末の性能、元の素材の解像度など)は、04と、ヘルプの要件の欄にあります。

設定3 AIの機能を使う前に、データの扱いを読む

ヘルプ「Is CapCut AI Safe to Use?」は、AI機能が、渡した動画、画像、音声、文章を処理することがある、と書き、次を挙げています。

データの扱いの詳細は、ヘルプではなく、プライバシーポリシーを見るように、と案内されています(04を参照)。

動作の確かめ方(この記事で組んだ手順)

以下は、公式の手順を並べて、この記事で組んだ確かめ方です。動作は確かめていません。使う素材は、自分の権利のある、短い、個人情報の映らないものにしてください。

  1. 数秒から十数秒の、話し声の入った動画を1本用意する。
  2. デスクトップ版は、プロジェクトを作り、「Import」で動画を入れ、タイムラインに置く(公式の字幕ページの手順)。ウェブ版は「Upload」で入れる。
  3. 字幕を作る。ウェブ版は、左のツールバーの「Captions」から「Auto captions」を選び、話している言語を選んで「Generate」を押す。デスクトップ版は、公式のページの書き方が分かれており、「Text」タブから「Auto captions」を選んで「Create」を押す手順(add-subtitlesのページ)と、「Captions」から「Generate」を押す手順(ai-caption-generatorのページ)があります。手元の画面と照らして、近い方に従ってください。
  4. 字幕の文が、話した内容と合っているか、タイムラインで確かめる。
  5. 右上の「Export」を押し、書き出す。書き出しの設定(名前、解像度、フレームレート)を見て、もう一度「Export」を押す。

通れば、取り込み、字幕のAI処理、書き出しの3つが動いていることになります(字幕の処理にネット接続が必要かは、公式で確認できていません)。字幕の機能の詳しい使い方は、06で扱います。

つまずきと直し方

症状 公式のヘルプの案内
ログインできない 登録時と同じ方法を選ぶ。Wi-Fiとモバイル通信を切り替える、機内モードを入り切りする、VPNを切る。CapCutを最新にする。アプリや端末を再起動する。PC・ウェブでパスワードやサードパーティのログインがうまくいかないときは、QRコードを使う(ヘルプ「How Can I Log In to CapCut?」)
ブラウザ版でログインできない ブラウザのキャッシュを消す、別のブラウザを試す、シークレットウィンドウを使う(同上)
PCで電話番号ログインがない PCは電話番号ログインに対応しない、と書かれている(同上)
機能の場所が変わった 版を確認し、CapCutを再起動し、メインメニュー、ツールバー、設定を見て、検索やヘルプがあれば使い、最新版に更新する(ヘルプ「Why Did Feature Locations or the UI Change After I Updated CapCut?」)
AIの機能(Auto Cut)が出ない デスクトップはv5.0以降、Windows 10(64-bit)以降、macOS 11以降が必要。AIのツールバーのボタンが畳まれていないか見る。ネット接続、会社や学校のネットワークの制限を確認する。それでも出なければ再インストール。モバイルはv12.0以降(2026年初めの時点)で、段階的な提供の途中の場合がある。ウェブ版では使えない(ヘルプ「Why Can't I Use Auto Cut?」)
2K・4Kが選べない プロジェクトの解像度を2K・4Kにする。テンプレートが1080pに固定していないか見る。システム要件を確かめる。GPUドライバー(特にWindows)を更新する。ブラウザは、WebCodecsなどに対応した新しいChromeを使う。モバイルのブラウザでの4K書き出しは避ける。性能の保護で1080pに下げられることがある(ヘルプ「Why Is There No 2K/4K Option for Export?」)
更新が進まない 更新中はアプリを開いたままにし、安定した接続を保つ。アンインストールしない(ローカルのプロジェクトが失われることがある)。解決しなければサポートへ(ヘルプ「How Can I Update CapCut to The Latest Version on PC?」)
古い版に戻したい 公式は古い版のインストーラーを提供しない。更新するか、「Feedback」で伝える(ヘルプ「How Do I Return to an Older Version of CapCut on PC?」)
動画が表示されない、テンプレートが出ないなど ヘルプセンターの「Editing & Exporting」の項に、個別の記事がある(この記事では、中身を読んでいません)

たとえ話:引っ越しの日の鍵

CapCutを新しい端末に入れる日は、新居の鍵を受け取る日に似ています。部屋(アプリ)は入れても、中に入るには鍵(登録時と同じログイン方法)が要ります。鍵の種類が合わないと、同じ家主(アカウント)でも、玄関で止まります。

気をつけること

出典