Vercel
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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Vercel Inc.・PaaS・ホスティング・海外 公式サイト
フロントエンド向けのデプロイ・ホスティングプラットフォーム。公式の料金ページには、自動CI/CD、WAF、グローバルCDN、Fluid computeなどが含まれると書かれている。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか あり
- チーム権限で読み取り専用のロールがある(公式Access Roles): Pro Viewer(Proチーム)、Enterprise Viewer(Enterprise)、Project Viewer(Enterprise。プロジェクト単位)。Vercel MCPのツール一覧ページには『既存のVercel権限が適用される』とある。アクセストークンは Full Account/Team/Project のスコープを選べるが、読み取り専用トークンという選択肢は公式のaccess-tokensページに記載なし。MCP接続自体に読み取り専用モードがあるとの記載も無い。
- 権限(スコープ)を選べるか あり
- アクセストークンは作成時に Full Account(個人アカウントと所属する全チーム)/Team(1チーム)/Project(1プロジェクト)を選び、有効期限も選ぶ。2要素認証やSAMLを要求するチームもある。CLIは vercel tokens add --project <ID> でプロジェクト限定トークンを作れる(作成には全アカウント権限の従来型トークンが必要)。MCPはOAuthで、ブラウザで認可するときにアクセスを許可するチームを選ぶ。
- 危険な操作の既定
- MCPの購入系は『課金の前に価格(一回払いか継続か)を示し、確認したあとにだけ購入を完了する』と公式の更新履歴に書かれている(2026-07-21)。デプロイ(deploy_to_vercel、本番 target=production も指定可)についてはチェンジログに制御の記載なし。公式のセキュリティ記載は『Always enable human confirmation』(人による確認を常に有効に)。個別ツールの確認の有無は未確認。
- 削除ができるか できる
- CLI: vercel remove(デプロイ・プロジェクト)、domains rm、env rm、dns rm、certs rm など。REST API: DELETE系(アクセスグループ、認証トークンなど)。MCP: 今回読んだ Projects・Deployments・Domains のツール一覧には削除ツールは無く、cancel_deployment、replace_domain_dns_records などの変更系があった。他カテゴリ(環境変数、Sandboxesなど)は未確認。
- 取り消し方(キー・接続)
- トークン: アカウントのTokensページ、vercel tokens rm <id>、REST API DELETE /v3/user/tokens/{tokenId}。MCP接続の取り消し方は読んだページに記載なし(未確認)。
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
公式ドキュメントに「Vercel MCP is Vercel's official MCP server. It's a remote MCP with OAuth」とあり、ドキュメント検索、プロジェクト・デプロイの管理、デプロイログの分析、Web Analytics(訪問者・ページビュー・カスタムイベント)の照会ができると書かれている。ツール一覧ページには217のカタログツールと30のワークフロー/ウィジェットツールがあると記載(カテゴリ例: Deployments 17、Domains and DNS 28、Environment Variables 7、Billing and Purchases 5、Firewall and Security 6、Sandboxes 23)。
つなぎ方(公式の記載)
公式の記載: claude mcp add --transport http vercel https://mcp.vercel.com を実行し、claude 起動後に /mcp と入力して認証する。まとめて入れる場合は npx -y add-mcp https://mcp.vercel.com -g。
公式CLI あり
Vercel CLI。ターミナルからログ取得、証明書、DNS、環境変数、デプロイ、ドメイン、ロールバックなどを操作できると公式に書かれている。npm i -g vercel などでインストール。
公式API あり
Vercel REST API。アクセスグループ、デプロイ、環境変数、ドメインなど多数のエンドポイント(GET/POST/DELETE)が一覧に載っている。CLIには vercel api [endpoint] コマンド(認証付きHTTPリクエスト)もある。
第三者製MCP(公式ではない) 2件
- com.pulsemcp/vercel(experimental/vercel)(作者: PulseMCP(レジストリ上の名前空間)・最終更新: 2026-06-14(公式MCPレジストリ上の公開日、v0.1.3))
書き込み・削除: 未確認(READMEは読んでいない。レジストリの説明は「Manages deployments and views build and runtime logs」)
提供元はVercelではない。
https://github.com/pulsemcp/mcp-servers - io.github.helbertparanhos/vercel-mcp-pro(作者: helbertparanhos(GitHubユーザー)・最終更新: 2026-06-10(公式MCPレジストリ上の公開日、v1.0.0))
書き込み・削除: 未確認(READMEは読んでいない。レジストリの説明は「deploys, logs, projects, env, domains, DNS, and certificates via the REST API」)
提供元はVercelではない。
https://github.com/helbertparanhos/vercel-mcp-pro
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
できる操作
読み取りでできる操作
- 【MCP】ドキュメント検索
- 【MCP】デプロイ一覧・詳細の取得(list_deployments / get_deployment)
- 【MCP】ランタイムログ・ランタイムエラーの取得(get_runtime_logs / get_runtime_errors)
- 【MCP】プロジェクト・チームの一覧と詳細(list_projects / get_project / list_teams)
- 【MCP】Web Analyticsの照会
- 【MCP】デプロイURLの内容取得(web_fetch_vercel_url。アクセス権のある保護されたデプロイを含む)
- 【CLI】logs・inspect・list・usage・activity など
- 【API】GET系エンドポイント(例: /v1/access-groups/{idOrName})
書き込みでできる操作
- 【MCP】公式ドキュメントに「Manage projects and deployments」とある。公式の変更履歴(2026-07-23「Vercel MCP can now deploy code」)には、deploy_to_vercel にファイルを渡すとプロジェクトを作成してビルドすると書かれている。ツール一覧(Deployments)では target に preview か production を指定する(必須)、300ファイル・1ファイル3MiB・合計4MiBまで。安全策の記載はない。create_deployment(Git・ファイル)、cancel_deployment もある。上記以外のツールごとの書き込み可否は読めていない
- 【CLI】deploy、env add/update/rm、domains add、alias set、redeploy、promote、rollback など
- 【API】POST系エンドポイント(例: アクセスグループの作成・更新)
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【MCP】ツールカテゴリに Billing and Purchases(5 tools)、Domains and DNS(28)、Firewall and Security(6)、Key Management(9)、Teams and Users(6)などがある(カテゴリ名のみ確認。各ツールが読み取りか変更かは未確認)。公式の変更履歴(2026-07-21「Vercel MCP now supports purchases」)には、Proへのアップグレード、v0/AI Gatewayのクレジット追加、SIEMアドオン、ドメインの購入ができると書かれている。課金の前に価格と一回払い/継続を示し、確認後にだけ購入を完了すると書かれている。請求権限を持つチーム役割と支払い方法が必要。上限額の記載はない
- 【MCP】公式の記載では、AI Gatewayキーの作成、SSOトークン交換、KMS秘密鍵のインポート、KMSの署名はMCPのカタログに含まれない
- 【CLI】buy(クレジット・サブスクリプション・ドメインの購入)、remove(デプロイ・プロジェクトの削除)、teams、firewall、tokens など
- 【API】DELETE系エンドポイント(例: アクセスグループの削除、認証トークンの削除)
制限
- 【MCP】公式の記載では全プランで利用可能(Availability: all plans)
- 【MCP】Vercelが審査・承認したAIクライアントのみ接続可能。Claude Codeは対応クライアント一覧に載っている
- 【MCP】利用できるツールはサーバー設定、クライアント側のOAuth許可、チーム権限で変わると書かれている
- 【MCP】過去の変更履歴に「Vercel MCP now in Public Beta」があるが、現在のベータ扱いは今回確認していない
- 公式のセキュリティ記載: Vercel MCPに接続すると、使っているAIにVercelユーザーアカウントと同じ権限が渡る。「Always enable human confirmation」(人による確認を必ず有効に)と書かれている
- 公式の変更履歴では、購入は課金の前に価格と一回払い/継続を示し、確認後にだけ完了すると書かれている。deploy_to_vercel(本番 target=production も指定可)については、変更履歴とツール一覧に確認の制御の記載はない
- 公式の記載: 不確かな書き込みのあとは再試行の前にリソースを確認する。MCPとCLIは認証が別
- 取り消せるかどうかの個別の記載は読めていない
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- 【MCP】OAuth(ブラウザでサインインし、AIクライアントにチームへのアクセスを許可する)。【CLI】vercel login、CIでは VERCEL_TOKEN 環境変数または --token。【API】アクセストークンを Bearer ヘッダーで送る(ベースURL https://api.vercel.com)。トークンは作成時に Full Account/Team/Project の3段階の範囲と有効期限を選べる。作成は https://vercel.com/account/tokens または vercel tokens add --project <ID>、削除は DELETE /v3/user/tokens/{id}、取り消しは vercel tokens rm <id>(公式ドキュメントの記載)。
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- Hobby 月額$0、Pro 月額$20(開発者シート。$20分の利用クレジット込み)、Enterprise は要見積り(USD。公式に「VAT・GST等を含まない」と明記(税別)、2026年10月確認)。Hobbyは利用量に上限があり追加購入不可、Proは超過分従量課金と書かれている。 料金ページ
- 日本語対応
- 未確認。公式ドキュメントと管理画面の日本語対応は今回確認していない。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(5件)
- REST APIのレート制限(読んだページに記載がなかった)
- MCPツールごとの読み取り/書き込み/破壊的操作の区別と確認の有無(購入以外。今回読んだ Projects・Deployments・Domains のツール一覧以外のカテゴリは未読)
- Pro/Enterpriseの含まれる利用量の詳細、日本語対応
- 第三者製MCP2件のREADME(書き込み・削除の可否)、GitHubでの検索は未実施
- 2026-10-17再確認で残った点: ja: 公式ドキュメント・ダッシュボードの日本語の有無(対応言語の一覧は見つからず)
出典(11件)
- Model Context Protocol(Vercel)(確認日 2026-10-16)
- Use Vercel(Vercel MCP)(Vercel)(確認日 2026-10-16)
- Tools(Vercel MCP)(Vercel)(確認日 2026-10-16)
- Vercel CLI Overview(Vercel)(確認日 2026-10-16)
- Vercel REST API Reference(Vercel)(確認日 2026-10-16)
- Pricing(Vercel)(確認日 2026-10-16)
- MCP server search: vercel(MCP Registry)(確認日 2026-10-16)
- Vercel MCP now supports purchases(Vercel 変更履歴)(確認日 2026-10-16)
- Deployments tools(Vercel MCP)(確認日 2026-10-16)
- Access Tokens(Vercel)(確認日 2026-10-16)
- Access Roles(Vercel Docs)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。