さくらのクラウド
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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さくらインターネット・クラウド基盤・国内 公式サイト
さくらインターネットのクラウドサービス。公式サイトにAPI製品ページ、APIドキュメント、料金ページ、マニュアルへの案内がある。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか あり
- APIキーのアクセスレベルを「リソース閲覧」にすると参照のみ(請求情報を読むなら別に「請求閲覧」権限を付ける。リソース閲覧以上が必要)。MCPとしての読み取り専用モードは確認できず。https://manual.sakura.ad.jp/cloud/controlpanel/access-level.html
- 権限(スコープ)を選べるか あり
- アクセスレベルは4段階(リソース閲覧/電源操作/設定編集/作成・削除。上位は下位を含む)。請求情報の閲覧、イベントログ、オブジェクトストレージ、APIゲートウェイ、ワークフロー等のコントロールパネルへのアクセスは別に個別許可。キーの種類は「リソース操作用」と「シングルサーバコントロールパネル用」。レベルを設定できるのは管理者(会員IDでログインしたユーザ)のみ。
- 危険な操作の既定
- APIの確認プロンプトの記載なし。権限のない操作は403で実行されない。「設定編集」は課金額が変わらないリソースの作成/削除まで、「作成・削除」は課金が発生する操作を含む全操作とAPIキーの発行/参照まで可能(アクセスレベルページ)。CLI(usacloud)・アーカイブ済みMCPの確認の有無は未確認。
- 削除ができるか できる
- APIでDELETE(解放)によるリソース削除。「設定編集」レベルで課金額が変わらないリソースの作成/削除、「作成・削除」レベルで全操作。アーカイブ済みsacloud-mcpの紹介記事にはサーバー・ディスク・スイッチの削除ができると書かれている(knowledge.sakura.ad.jp/45883、2025年8月28日)。
- 取り消し方(キー・接続)
- コントロールパネルのAPIキー詳細画面の「APIキーの削除」ボタンで削除。シークレットは作成直後しか表示されず、紛失時は再発行。「無効化」の方法はAPIキーページに記載なし。
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
さくらインターネットのナレッジサイト(2025-08-28)が、さくらのクラウドMCPサーバーを紹介している(新卒研修で作りOSS公開の予定と書かれ、「公式製品」とは書かれていない)。GitHubの sacloud/sacloud-mcp にあるPython(FastMCP)製。記事によると、読み取り(料金・マニュアル検索・ゾーン情報・リソース状態・VPCルータ設定とトラフィック)、書き込み(サーバー作成・起動・停止、ディスク作成・接続、スイッチ作成・設定変更)、削除(サーバー・ディスク・スイッチ)ができる。さくらのクラウドのAPIを網羅してはいない。リポジトリは2026-04-13にアーカイブされ、機能追加・バグ修正・セキュリティ更新は行わないと表示されている。
つなぎ方(公式の記載)
GitHubの sacloud/sacloud-mcp のREADMEの手順(記事ではClaude Desktopで利用)。さくらのクラウドのAPIキーを設定する。
公式CLI あり
READMEに「さくらのクラウド用の公式CLIクライアントです。」とある(usacloud)。サーバー・ディスク・ネットワークなどを操作できると書かれている。Apache 2.0。
公式API あり
APIマニュアルに「APIを通して、サーバやディスクの作成や削除などができます。」とある。REST形式、JSON、HTTPSのみ。取得(GET)・登録(POST)・設定(PUT)・解放(DELETE)。対象はサーバ、ディスク、スイッチ、アーカイブ、ISOイメージ、ルータ、アプライアンス、SSHキー、ユーザ・プロジェクト、請求など。ゾーンごとにAPIがある(tk1a、tk1b、is1a、is1b、is1c、tk1v)。
第三者製MCP(公式ではない) 1件
- sacloud-mcp(作者: hidenorigoto(個人)・最終更新: 2025-09-20にオーナーがアーカイブ(最終コミット日の表示なし))
書き込み・削除: True
READMEによると、さくらのクラウドのリソース参照と公開料金の照会のほか、AppRunの作成・更新・起動・停止・削除ツールがある。
https://github.com/hidenorigoto/sacloud-mcp
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
探した場所(4件)
- WebSearch「さくらのクラウド MCPサーバー 公式 sacloud」(結果はsacloud-mcpの掲載ページのみで、提供元以外の別実装は確認できず。MCPレジストリ・GitHub検索は未実施)
- https://github.com/hidenorigoto/sacloud-mcp
- https://registry.modelcontextprotocol.io/v0/servers?search=sakura(さくらのクラウド向けは0件)
- WebSearch「さくらのクラウド MCPサーバー 公式 sacloud-mcp」
できる操作
読み取りでできる操作
- 【API】サーバ、ディスク、スイッチ等のリソース取得(GET)、請求関連の取得(APIマニュアルの対象リソース一覧)
- 【CLI】usacloudでサーバー・ディスク・ネットワーク等のリソースを扱える(READMEの記載。個別コマンドは未確認)
- 【API】請求情報の取得(請求APIのページは取得のみを説明。必要な権限はリソース閲覧以上と請求情報の権限)
書き込みでできる操作
- 【API】サーバ・ディスクなどの作成・登録(POST)、設定(PUT)
- 【CLI】usacloudでサーバー・ディスク・ネットワーク等を管理(READMEの記載。個別コマンドは未確認)
- 【MCP】アーカイブ済みsacloud-mcpは、紹介記事にサーバー・ディスク・スイッチの作成・変更、起動・停止ができたと書かれている(knowledge.sakura.ad.jp/45883)
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【API】リソース解放(DELETE)(サーバ・ディスク等の削除に相当。APIマニュアルに見出しあり)
- 【API】請求関連のAPIがある。請求APIのページには取得の説明のみで、変更用のAPIの記載は見当たらない(読み取り専用とは明記されていない)。必要な権限はリソース閲覧以上と請求情報の権限。請求関連だけ別URLを使うと書かれている
- 【API】アクセスレベル「作成・削除」は、課金が発生する操作を含む全操作とAPIキーの発行・参照までできると書かれている(アクセスレベルのページ)
- 【MCP】アーカイブ済みsacloud-mcpは、紹介記事にサーバー・ディスク・スイッチの削除ができたと書かれている
制限
- APIはゾーンごとに存在し、別ゾーンのリソースはそのゾーンのAPIへ接続する必要がある
- APIに数値のレート制限は書かれていないが、短期間に集中したアクセスをしないよう求め、複数リソースの作成は1つ目の完了後に次を作るよう推奨している
- 一覧取得は1回あたりの件数に上限がある
- sacloud-mcpはアーカイブ済み(2026年4月13日)
- APIのDELETE(リソース解放)は削除に相当する操作。取り消せるか、確認が入るかはAPIマニュアルから読み取れていない
- アーカイブ済みのsacloud-mcpはREADMEが新規利用を推奨していない。READMEにツール一覧はないが、紹介記事にはサーバー・ディスク・スイッチの作成・変更・削除、起動・停止ができたと書かれている
- アクセスレベルは4段階(リソース閲覧/電源操作/設定編集/作成・削除)で選べる。コントロールパネル側のマニュアルに記載があり、APIマニュアルのトップには書かれていない。権限のない操作は403になる
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- APIはAPIキーとシークレットトークンによるBasic認証またはDigest認証(APIマニュアル)。CLIはAPIキーを usacloud profile コマンドで設定(README)。アーカイブ済みsacloud-mcpは環境変数 ACCESS_TOKEN / ACCESS_TOKEN_SECRET(オブジェクトストレージは OBJECTSTORAGE_ACCESS_KEY_ID / OBJECTSTORAGE_SECRET_ACCESS_KEY)。 APIキーの作成時にはアクセスレベルの指定が必須で、キーの種類は「リソース操作用」「シングルサーバコントロールパネル用」(APIキー管理ページ)。
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- 未確認(料金ページ https://cloud.sakura.ad.jp/payment/ と料金シミュレーターの存在はトップページで確認したが、金額は読めていない) 料金ページ
- 日本語対応
- あり。公式サイト、APIマニュアル、READMEの一部が日本語。管理画面(コントロールパネル)の言語は直接は確認していない。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(6件)
- APIの製品ページ(cloud.sakura.ad.jp/products/api/)はサーバーエラーで読めなかった
- 料金の金額は読めていない
- 公式MCPの有無:sacloud組織は86件中10件しか表示できず、MCP・AI関連のリポジトリは見えなかった。さくらインターネットからの新しいMCPの発表は未確認(紹介記事にも後継の記載はなかった)
- usacloudのコマンド一覧、Terraformプロバイダーの公式ページは読んでいない
- 管理画面の日本語対応は未確認
- 2026-10-17再確認で残った点: price(cloud.sakura.ad.jp/payment/ に「1時間7円、1日77円(石狩リージョン)」とあるが、対象のサーバープラン・税込/税抜がページから読み取れず、月額も記載なし。/specification/server-disk/ は価格表なし、/products/server/ は取得エラー)
出典(9件)
- さくらのクラウド トップ(さくらインターネット)(確認日 2026-10-16)
- さくらのクラウド APIドキュメント v1.1(さくらインターネット)(確認日 2026-10-16)
- sacloud/usacloud README(GitHub、sacloud組織)(確認日 2026-10-16)
- sacloud/sacloud-mcp README(GitHub、sacloud組織)(確認日 2026-10-16)
- アクセスレベル(さくらのクラウド マニュアル)(確認日 2026-10-16)
- APIキー(さくらのクラウド マニュアル)(確認日 2026-10-16)
- 請求API(さくらのクラウド マニュアル)(確認日 2026-10-16)
- sacloud-mcpの紹介記事(さくらインターネット 技術ブログ、2025年8月28日)(確認日 2026-10-16)
- hidenorigoto/sacloud-mcp(GitHub)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。