Mailchimp
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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メール配信・オーディエンス管理などを行うマーケティングサービス。開発者向けにMarketing API(API v3.0)と、ドキュメント検索用のMCPサーバーを公開している。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか 未確認
- APIキーの公式ヘルプに読み取り専用キー・権限を選ぶ記載はなく、キーの権限は作成ユーザーのロールで決まると書かれている。ユーザーレベルのヘルプには閲覧のみのViewerがあるが、APIキーを追加・利用できるのはOwner/Admin/Managerで、Author・Viewerはできないと記載(https://mailchimp.com/help/manage-user-levels-in-your-account/)。
- 権限(スコープ)を選べるか なし
- APIキーは「grants full access to your account」(全権限)と記載(https://mailchimp.com/developer/marketing/build/get-started/generate-your-api-key)。キー作成時に権限を選ぶ記載はない。認証はキーを作ったユーザーの役割(role)の範囲に限られ、権限が足りない要求は403になる(https://mailchimp.com/developer/marketing/api-concepts/authentication)。OAuth 2のスコープは読んだページに記載なし(未確認)。
- 危険な操作の既定
- 制御の記載なし。Marketing APIの送信エンドポイントはRSS以外を即時送信。公式CLI mcapi は確認プロンプトの記載がなく、--dry-run(リクエストを送らず表示)がある。公式MCPはアカウント操作ができない。
- 削除ができるか できる
- 【API】DELETE /campaigns/{campaign_id} でキャンペーンを削除(Send campaign/Delete campaignのページ)。【CLI】mcapi は『APIリファレンスの全リソースに対応するサブコマンドがある』と記載。CLIページの例に削除コマンドは載っていない。オーディエンス・購読者等の削除範囲は未読。
- 取り消し方(キー・接続)
- APIキー:プロフィールアイコン→Profile→Extrasのドロップダウン→API keys→対象キーのRevoke→確認欄にREVOKEと入力して確定(取り消しは恒久で、再有効化はできないと公式に記載)。連携アプリ(OAuth接続):Integrations→Manage→Other connections→対象アプリのX→確認欄にDELETEと入力して確定。アプリにAPIキーも渡されている場合は、キーを別に取り消す必要があると公式に記載。(根拠: https://mailchimp.com/en/help/about-api-keys/)
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
公式のMCPサーバーは「ドキュメント検索」用。公式ページに「searches documentation, not your Mailchimp account」とあり、Mailchimpアカウントの操作(キャンペーン送信・削除など)はできない。アカウントを操作するにはMarketing APIを直接呼ぶかAgent skillsを使う、と案内されている。Agent skills は公式のAgent skillsページによると SKILL.md 1枚ずつの指示書で4種(set-consent-correctly、set-up-oauth、subscribe-to-webhooks、run-bulk-jobs)、インストールは npx skills add https://mailchimp.com/developer。Marketing APIの使い方を教える指示書で、スキル自体がAPIを実行する・送信や削除を実行するとは書かれていない。認証情報は不要(works without a Mailchimp credential)。
つなぎ方(公式の記載)
claude mcp add --transport http fern_mcp_mailchimp-docs https://mailchimp.com/developer/_mcp/server
公式CLI あり
公式開発者ドキュメントにCLIページがある。実行ファイルは mcapi(Marketing APIのCLIクライアント)で、「Every resource in the API reference has a matching subcommand」と記載(APIリファレンスの全リソースに対応するサブコマンドがある)。書式は mcapi <resource> <method>(例:lists create-member、campaigns create、campaigns list)。認証は環境変数 MCAPI_TOKEN にAPIキーを入れる。インストールはGitHubの mailchimp-marketing-cli リポジトリ(Mailchimp組織配下)へ案内されている。オプションに --dry-run(リクエストを送らず表示)、--no-retry、--json -、--format json がある。確認プロンプトの記載はない。ページの例に送信(send)・削除(delete)コマンドは載っておらず、全コマンドはAPIリファレンス参照と記載。
公式API あり
Marketing API(例のURLは https://api.mailchimp.com/3.0/ping)。APIキーはHTTP Basic認証で使う。OAuth 2も用意(認可URL https://login.mailchimp.com/oauth2/authorize、トークンURL https://login.mailchimp.com/oauth2/token)。キャンペーン送信は POST /campaigns/{campaign_id}/actions/send、キャンペーン削除は DELETE /campaigns/{campaign_id}。
第三者製MCP(公式ではない) 2件
- mailchimp-mcp-server(作者: cyanheads(GitHub)・最終更新: 2026-09-26(公式MCPレジストリの最新版0.3.11の公開日。READMEページ上の最新リリース表記はv0.3.7、2026-06-16で食い違いあり))
書き込み・削除: READMEに、キャンペーンの送信・予約・テスト(mailchimp_send_campaign / mailchimp_replicate_campaign)、購読者の追加・更新・アーカイブ、ファイル削除(CDN)の記載あり。送信・予約時は、クライアントが対応していれば人の確認(elicitation)を求める。「no permanent deletes from agent surface」とある。読み取り専用モードの記載なし。
認証はMailchimp APIキー(環境変数 MAILCHIMP_API_KEY)。ライセンスApache-2.0。
https://github.com/cyanheads/mailchimp-mcp-server - mailchimp(usefulapi)(作者: m190(GitHub、レジストリ名 io.usefulapi/mailchimp)・最終更新: 2026-08-01(レジストリ公開日))
書き込み・削除: レジストリの説明に「Read audiences, members, campaigns and reports; add, update, tag and archive subscribers.」とある(READMEは未読)。
サブフォルダ servers/mailchimp。リポジトリのトップの表に Mailchimp|email|20 tools|認証 API token と記載。リポジトリ全体のライセンスはMIT。servers/mailchimp のREADME本文は開いておらず未確認。最終コミット日はページ上に表示なし。
https://github.com/m190/usefulapi-mcp
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
できる操作
読み取りでできる操作
- 【MCP】公式MCPでできるのはMailchimp公式ドキュメントの検索のみ(アカウントのデータは読めない)
- 【API】Marketing API(キャンペーン、オーディエンス、レポート等のGET。個別の一覧は未読)
- 【CLI】公式CLI mcapi は、APIリファレンスの全リソースに対応するサブコマンドがある(例:campaigns list)
書き込みでできる操作
- 【API】キャンペーンの送信(POST /campaigns/{campaign_id}/actions/send。RSSキャンペーン以外は即時送信)
- 【CLI】mcapi の例にキャンペーン作成(campaigns create)、購読者追加(lists create-member)がある。送信コマンドの有無は例になく、APIリファレンス側で未確認
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【API】キャンペーンの削除(DELETE /campaigns/{campaign_id}、「Remove a campaign from your Mailchimp account」)
- 【API】送信後のキャンセル(Regular / Plain-Textキャンペーンを、全受信者に届く前に)はMailchimp Pro付属と記載
- 【API】APIキーは「grants full access to your account」(アカウントの全権限)と記載。キー作成時に権限を選ぶ記載はない
制限
- 公式MCPはドキュメント検索のみ。権限・プラン・利用上限・ベータか否かは公式MCPページに記載なし
- Free:250コンタクト・月500通・1日250通までで、上限超過時は送信が一時停止と記載
- 有料プランは超過すると「Overages apply」(追加料金)と記載
- メール一斉送信:Send campaign APIは、RSS以外のキャンペーンを即時に送信する。公式ページに取り消し可否の記載はないが、「送信後、全受信者に届く前のキャンセル」はMailchimp Proの機能と別ページに記載
- キャンペーン削除APIの復元(ごみ箱等)について、読んだページに記載なし
- 第三者製MCP(cyanheads)は送信・アーカイブ・CDNファイル削除ができる。送信時の確認はクライアントがelicitationに対応している場合のみ
- 公式CLI mcapi は確認プロンプトの記載がない(--dry-run でリクエストを送らず表示できる)。APIキーは全権限と記載されているため、キーを渡した先はAPIで可能な操作の範囲に及ぶ
- メール送信先リストなど個人データを外部サービス(AI・MCP)に渡す点の扱いは、公式MCPページに記載なし
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- APIキー(HTTP Basic認証)またはOAuth 2。公式ドキュメント検索MCPは認証不要。公式CLI mcapi は環境変数 MCAPI_TOKEN にAPIキー。APIキーは「grants full access to your account」と記載。
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- Free:$0/月(250コンタクトまで、月500通・1日250通まで)。有料プラン(Essentials/Standard/Premium)の価格は、ページ上で選ぶ連絡先数のティア(0〜500から1,000,000+)ごとの表示で、取得内容からは下記の$13/$20/$350がどのティアの価格か読み取れないため、ページ表示の例として記す:Essentials $13/月、Standard $20/月、Premium $350/月(いずれも「first 12 months」表示、USD)。Standard・Premium には「10,000+ contacts は初年度15%引き」との記載もあり、この割引は基本価格に使っていない。13か月目以降の通常価格は取得したページに記載がなく未確認。円の選択肢はあるが円価格の表示は確認できなかった。2026年10月16日確認。 料金ページ
- 日本語対応
- なし。公式ヘルプ(言語設定のページ)に、サイトの大半のページ・ヘルプセンター・モバイルアプリは英語・スペイン語・フランス語・ポルトガル語・ドイツ語・イタリア語の6言語で、日本語は含まれないと記載。アカウント画面の対応言語の一覧は明示されていない。購読者向けフォーム・メールの翻訳は50以上の言語とある。mailchimp.com/ja/ は取得エラー。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(9件)
- mcapi の送信・削除コマンドの有無(APIリファレンス側)
- OAuthのスコープ、読み取り専用キーを作れるか、APIキー/連携の取り消し手順(APIキーは全権限と記載、作成時に権限を選ぶ記載はない)
- 削除したキャンペーンの復元可否、オーディエンス・購読者等のAPI削除の範囲
- Marketing APIのレート制限(クイックスタートに記載なし)
- 有料プランの価格がどの連絡先数のティアか、13か月目以降の通常価格
- 日本語の公式ドキュメント・管理画面の有無(日本語ページの取得に失敗)
- usefulapi製MCPのREADME内容、第三者製MCPが他にないか
- 2026-10-17再確認で残った点: OAuth 2のスコープ(権限の選択範囲)の有無
- 2026-10-17再確認で残った点: アカウント画面(管理画面)の対応言語の公式な一覧
出典(15件)
- MCP server(Mailchimp Developer)(確認日 2026-10-16)
- Marketing API Quick start(Mailchimp Developer)(確認日 2026-10-16)
- Send campaign(Mailchimp Developer)(確認日 2026-10-16)
- Access user data with OAuth 2(Mailchimp Developer)(確認日 2026-10-16)
- Marketing plans & pricing(Mailchimp)(確認日 2026-10-16)
- MCPレジストリ検索結果(modelcontextprotocol.io)(確認日 2026-10-16)
- cyanheads/mailchimp-mcp-server(GitHub)(確認日 2026-10-16)
- CLI(Mailchimp Developer)(確認日 2026-10-16)
- Agent skills(Mailchimp Developer)(確認日 2026-10-16)
- Generate your API key(Mailchimp Developer)(確認日 2026-10-16)
- Authentication(Mailchimp Developer)(確認日 2026-10-16)
- About API Keys(Mailchimp)(確認日 2026-10-17)
- Remove an Application from Your Account(Mailchimp)(確認日 2026-10-17)
- Manage User Levels in Your Account(Mailchimp)(確認日 2026-10-17)
- About Language Settings and Preferences(Mailchimp)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。