LINE公式アカウント(LINE Messaging API・LINE Developers)
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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LINE公式アカウントから友だちへメッセージを送ったり、ユーザーからのメッセージに応答したりするためのAPIがMessaging APIで、開発者向け情報はLINE Developersに掲載されている。公式ドキュメントには、応答メッセージ・任意のタイミングでの送信・プロフィール取得・リッチメニューなどができると書かれている。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか 未確認
- MCP(line/line-bot-mcp-server)のREADMEに読み取り専用モード・ツールの個別無効化の記載は見当たらない(GitHubページとraw READMEで確認)。12ツールのうち取得系はget_profile/get_follower_ids/get_message_quota/get_rich_menu_listの4種だが、送信・削除系も同じ設定で有効になる構成に読める。チャネルアクセストークンのページにも読み取り専用トークンの記載なし。
- 権限(スコープ)を選べるか 未確認
- チャネルアクセストークンのページとMessaging APIリファレンスに、トークンごとの権限(スコープ)を選べる記載なし。LINE Developersコンソールのアクセス権限は担当者のロールの話で、トークンの範囲ではない。トークンの種類は、v2.1(最大30日、チャネルごと30件)、ステートレス(15分、取り消し不可)、短期(30日、30件)、長期(無期限、1件)。
- 危険な操作の既定
- 制御の記載なし(MCPのREADMEにあるのはプレビュー版で機能やサポートが十分でない場合がある、という注意のみ。送信・削除・一斉送信についての注意や確認の仕組みの記載は見当たらない。broadcast系は友だち追加した全員が宛先、create_rich_menuは既定のリッチメニューに設定すると説明されている)
- 削除ができるか できる
- 【MCP】delete_rich_menuでリッチメニューを削除。メッセージ・友だち・アカウントを削除するツールは12種に無い。【API】リファレンスのDELETE:オーディエンス削除、リッチメニューエイリアス削除、リッチメニュー削除、デフォルトのリッチメニュー解除、ユーザーとリッチメニューのリンク解除。送信済みメッセージを取り消すAPIはリファレンスに見当たらない(Webhookの送信取消イベントはユーザー側の取り消しの通知)。【CLI】LIFF CLIのapp deleteでLIFFアプリを削除できる。
- 取り消し方(キー・接続)
- チャネルアクセストークンのページ:v2.1・短期・長期は取り消し可能、ステートレスは取り消し不可。取り消しAPIは POST /oauth2/v2.1/revoke(v2.1)と POST /v2/oauth/revoke(短期・長期)。長期トークンを再発行すると現行の長期トークンは無効になり、再発行時に現行トークンの有効期間を最大24時間延長できる。
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
LINEの組織(line)がGitHubで公開している「LINE Bot MCP Server」(line/line-bot-mcp-server、Apache-2.0、npmパッケージ @line/line-bot-mcp-server)。READMEにはプレビュー版で実験目的、機能が完全でない場合や十分なサポートがない場合があると明記。ツールは12種で、push_text_message / push_flex_message / broadcast_text_message / broadcast_flex_message / create_rich_menu / delete_rich_menu / set_rich_menu_default / cancel_rich_menu_default / get_profile / get_follower_ids / get_message_quota / get_rich_menu_list。ローカル実行(npxまたはDocker)のみで、リモートMCPの記載は読んだ範囲に無い。
つなぎ方(公式の記載)
READMEの記載は、MCPクライアントのmcpServers設定に command: npx、args: ["@line/line-bot-mcp-server"] と環境変数 CHANNEL_ACCESS_TOKEN(必須)・DESTINATION_USER_ID(任意)を書く方法、またはDockerイメージをビルドして docker run -i --rm で使う方法(Node.js v22以上)。Claude Code専用の追加コマンドは、取得した要約には載っていなかった(Claude Code向けの追加コマンドの有無は未確認)。
公式CLI あり
【状態の補足】公式に記載あり(LIFF向け。Messaging APIの送信用CLIは確認できず)。LINE Developersに公式の「LIFF CLI」がある。公式ドキュメントに「LIFF CLIとは、LIFFアプリの開発を円滑にするCLIツールです」と書かれている。インストールは npm install -g @line/liff-cli(ドキュメントに記載のテスト版は0.4.1、Node.js 22.2.0)。コマンドは channel add / channel use、app create / update / list / delete、scaffold、init、serve。認証はチャネルシークレットで、channel add で入力する。LIFFアプリの作成・更新・削除ができる。メッセージ送信は機能に載っていない。Messaging APIでメッセージを送るためのCLIは、確認した範囲に見当たらない。
公式API あり
Messaging API。応答メッセージ、プッシュ/マルチキャスト/ブロードキャストなどの送信、ユーザーが送った画像・動画・音声・ファイルの取得(一定期間後に自動削除)、プロフィール取得(表示名・言語・画像・ステータスメッセージ)、グループトークでの送信とメンバー情報取得、リッチメニュー、アカウント連携、送信メッセージ数の取得など。
第三者製MCP(公式ではない) 2件
- line-oa-mcp-ultimate(作者: Dr. Wasin Treesinthuros(GitHub: wasintoh。READMEにInnovation Vantage CEO・ForgeAI創業者と記載)・最終更新: 未確認(取得したページに日付の表示なし。READMEの版はv2.2.2))
書き込み・削除: あり(READMEに記載)
LINE公式アカウントをAIエージェントから操作するMCPサーバー、とREADMEにある。メッセージ送信(即時・下書き・dry_run)、broadcast/narrowcast、リッチメニューの作成・削除、オーディエンス・クーポン等の管理が書かれている。ライセンスはMIT。
https://github.com/wasintoh/line-oa-mcp-ultimate - py-mcp-line(作者: Amornpan Phornchaicharoen(GitHub: amornpan)・最終更新: 未確認(取得したページに最終コミット日の表示なし。3コミットと表示))
書き込み・削除: READMEに送信・削除の記載なし
LINE BotのWebhookイベントを受けて会話をJSONで保存し、言語モデルから読み取れるようにするPython製MCPサーバー、とREADMEにある。ライセンスはMIT。
https://github.com/amornpan/py-mcp-line
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
探した場所(6件)
- WebSearch(LINE Messaging API MCP server github)で glama.ai 上の別名リポジトリ(line-mcp-demo など)が表示されたが、運営者・内容は開いて確かめていない
- registry.modelcontextprotocol.io の検索(search=line)では LINE メッセージ関連のサーバーは該当せず
- LY Corporation Tech Blog の記事はチュートリアルで、記事内にコードがあるのみ(別リポジトリへのリンクなし)
- WebSearch(LINE Messaging API MCP server unofficial community、github.com限定)
- https://github.com/wasintoh/line-oa-mcp-ultimate
- https://github.com/amornpan/py-mcp-line
できる操作
読み取りでできる操作
- 【MCP】get_profile(ユーザーの表示名・プロフィール画像URL・ステータスメッセージ・言語)
- 【MCP】get_follower_ids(友だち追加しているユーザーIDの一覧)
- 【MCP】get_message_quota(今月の送信上限と使用量)
- 【MCP】get_rich_menu_list(リッチメニュー一覧)
- 【CLI】LIFF CLIの app list(LIFFアプリの一覧)
- 【API】プロフィール取得、グループトークのメンバー情報取得、ユーザーが送った画像・動画・音声・ファイルの取得(一定期間後に自動削除)、送信メッセージ数・当月上限目安・利用状況の取得
書き込みでできる操作
- 【MCP】push_text_message / push_flex_message(指定ユーザーへ実際に送信。userId省略時は DESTINATION_USER_ID)
- 【MCP】broadcast_text_message / broadcast_flex_message(友だち全員へ一斉送信)
- 【MCP】create_rich_menu(リッチメニューの作成・画像アップロード・デフォルト設定。READMEのツール説明は「Create a rich menu based on the given actions. Generate and upload an image. Set as default.」)
- 【API】応答メッセージ、プッシュ、マルチキャスト、ナローキャスト、ブロードキャストの送信(テキスト・スタンプ・画像・動画・音声・位置情報・クーポン・イメージマップ・テンプレート・Flex)、リッチメニューの設定
- 【CLI】LIFF CLIの app create / update(LIFFアプリの作成・更新)
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【MCP】delete_rich_menu(リッチメニューの削除)
- 【MCP】set_rich_menu_default / cancel_rich_menu_default(デフォルトのリッチメニューの設定・解除)
- 【MCP】アカウントの課金プラン変更・権限付与・アカウント設定変更のツールは12種の一覧に無い
- 【API】Messaging APIリファレンスにDELETEが5つある:オーディエンス削除(/v2/bot/audienceGroup/{id})、リッチメニューエイリアス削除、リッチメニュー削除、デフォルトのリッチメニュー解除(/v2/bot/user/all/richmenu)、ユーザーとリッチメニューのリンク解除。メッセージを取り消すAPIはリファレンスに無い
- 【API】チャネルアクセストークンの取り消しは POST /oauth2/v2.1/revoke(v2.1)、POST /v2/oauth/revoke(短期・長期)
- 【CLI】LIFF CLIの app delete(LIFFアプリの削除)
- 【API】追加メッセージを使うには、LINE Official Account Managerで追加メッセージ対応のプランに変更し、上限目安を設定する必要があると料金ページにある(Managerでの操作で、API経由かは記載なし)
制限
- 【MCP】READMEにプレビュー版・実験目的、機能が完全でない場合や十分なサポートがない場合があると記載。Node.js v22以上が前提。ローカル実行のみ。
- メッセージ通数は送信対象となった人数でカウント(プッシュ・マルチキャスト・ブロードキャスト・ナローキャストが対象、応答メッセージは対象外)。1リクエスト内のメッセージ件数は通数に影響しない。
- 当月の上限を超えて送信しようとするとエラーが返り、メッセージは送信されない(料金ページの記載)。追加送信はスタンダードプランのみ。
- 料金プランは国・地域によって異なる。
- チャネルアクセストークンは種類ごとに発行上限あり(v2.1・短期は各30件、長期は1件)。
- 【MCP】push/broadcast系は実際のユーザーに届く。送信済みメッセージを取り消すAPIは、Messaging APIリファレンスに見当たらない(Webhookの「送信取消イベント」は、ユーザー側の取り消しをBotに通知するもの)。
- 【MCP】READMEには、送信・削除に関する注意書きや確認の仕組みの記載は無い。READMEの注意は、プレビュー版で機能が完全でない場合や十分なサポートがない場合がある、という点のみ(GitHubページとraw READMEで確認)。
- 【MCP】broadcast系は友だち全員が対象。送信数に応じて無料通数を消費し、スタンダードプランで追加メッセージを有効にしている場合は従量課金が発生しうる(料金ページの記載に基づく)。
- 【MCP】create_rich_menu はデフォルトのリッチメニューに設定し、delete_rich_menu は削除する。READMEにこれらについての注意書きや確認の仕組みの記載は無い。削除したメニューの復元手段の記載は未確認。
- 【MCP】CHANNEL_ACCESS_TOKEN は設定例に環境変数として書かれている。READMEにトークンの取り扱いについての指針の記載は無い。
- 友だちIDの一覧やプロフィールなどの個人情報を、MCP経由で取得できる(get_profile・get_follower_ids)。
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- チャネルアクセストークン(MCPは環境変数 CHANNEL_ACCESS_TOKEN)。種類はチャネルアクセストークンv2.1(JWTで発行、最大30日)、ステートレス(15分・取り消し不可)、短期(30日)、長期(無期限、チャネルごと1件)。長期トークンはLINE Developersコンソールの「Messaging API設定」タブで発行する。
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- Messaging APIは無料ではじめられると概要ページに書かれている。LINE公式アカウントの料金プラン(日本、税別)は、コミュニケーション月額0円(無料200通、追加送信不可)/ライト月額5,000円(無料5,000通、追加送信不可)/スタンダード月額15,000円(無料30,000通、追加メッセージは従量課金で上限おおよそ3円/通、送信数により単価変動)。LINEヤフー for Businessの料金ページ(lycbiz)に、2026年10月1日に追加メッセージ料金が改定されたとの記載あり(2026年10月確認)。同ページには、年払いは非対応であること、LINE公式アカウントのプレミアムIDの料金を2026年12月1日に改定することも書かれている。LINE DevelopersのMessaging API料金ページ自体には、改定日の記載は無い。 料金ページ
- 日本語対応
- あり。LINE Developersの公式ドキュメント(developers.line.biz/ja/)は日本語。MCPのREADMEは取得結果では英語表記かどうか不明。LINE Developersコンソール/Official Account Managerの画面表示言語は未確認。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(8件)
- line-bot-mcp-server の最新コミット日・リリース日(取得ページに表示なし)
- READMEでのClaude Code向けの追加コマンドの有無
- LINEの管理画面での、送信済みメッセージの復元手段(APIには取り消すエンドポイントがリファレンスに見当たらない)
- 公式CLIは、LIFF CLIのページを確認した。Messaging APIでメッセージを送るためのCLIは確認できていない
- 第三者製MCP(運営者・更新日・書き込み可否)は個別に開いていない
- LINE Developersコンソール/Official Account Managerの管理画面の日本語表示
- 2026-10-17再確認で残った点: permission の scope/read_only:今回は新たに開いていない(前回のチャネルアクセストークンのページ・MCP READMEの確認結果のまま)
- 2026-10-17再確認で残った点: 公式MCPレジストリ(registry.modelcontextprotocol.io)は今回WebFetchが取得エラーのため再確認していない
出典(11件)
- LINE Bot MCP Server README(line/line-bot-mcp-server)(確認日 2026-10-16)
- Messaging APIの概要(LINE Developers)(確認日 2026-10-16)
- Messaging APIの料金(LINE Developers)(確認日 2026-10-16)
- チャネルアクセストークン(LINE Developers)(確認日 2026-10-16)
- LINE公式アカウント 料金プラン(LINEヤフー for Business)(確認日 2026-10-16)
- LINE Developers ドキュメント目次(確認日 2026-10-16)
- Introduction to MCP and building MCP server using LINE Messaging API(LY Corporation Tech Blog)(確認日 2026-10-16)
- Messaging API リファレンス(LINE Developers)(確認日 2026-10-16)
- LIFF CLI(LINE Developers)(確認日 2026-10-16)
- line-oa-mcp-ultimate README(GitHub/wasintoh)(確認日 2026-10-17)
- py-mcp-line README(GitHub/amornpan)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。