Hugging Face
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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モデル・データセット・Spacesを共有するHubで、Inference Providers(200以上のモデルを従量課金で呼び出せる)やJobsなどの有料機能も提供する。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか あり
- アクセストークンの『read』ロールは「can only be used to provide read access to repositories you could read」(https://huggingface.co/docs/hub/security-tokens)。fine-grainedトークンで特定のモデル・組織に絞ることも可。公式MCP(https://huggingface.co/mcp)自体の読み取り専用モードは、公式ドキュメント(https://huggingface.co/docs/hub/agents-mcp)にもGitHub(huggingface/hf-mcp-server)のREADMEにも記載なし。READMEにはサーバー側のDISABLE_TOOLS(指定ツールを非表示にし呼び出しも拒否)、?bouquet=・?mix= によるツール群の選択、MCP_STRICT_TOKEN の記載がある。Claude Code/Gemini CLIはURLに ?login を付けて対話認証する、ともREADMEにある。
- 権限(スコープ)を選べるか あり
- トークンのロールは fine-grained/read/write。fine-grainedは特定のモデルや組織内のモデルなど特定リソースへのアクセスを付与でき、本番ではfine-grainedのみの利用を推奨、アプリ/用途ごとに1トークンを推奨。組織がfine-grainedを必須にする方針だと、read/writeトークンはその組織のリソースで403。実際の権限は組織メンバーシップ(read/write/admin)にも依存。個々のfine-grainedスコープ名(推論、Jobs、課金など)の一覧はこのページに無い。Team/Enterpriseでは、組織向けfine-grainedトークンを管理者の承認制にでき、承認前はPending。
- 危険な操作の既定
- MCPのツール表には『Contribute Repos(リポジトリの作成とファイル書き込み)』『Run and Manage Jobs』『Sandboxes』があり、組み込みの hf_fs ツールも含まれる。どのMCPツールが削除できるかは公式ページに記載なし。リポジトリ作成・Jobs・動的Space・サンドボックスはHugging Faceの認証が必要(README)。Jobsは前払いクレジットが必要。CLIでは `hf buckets delete` は --yes が無ければ確認、`hf cache rm` は [y/N] 確認、`hf repos delete` と `hf repos delete-files` は確認の記載なし。個人アカウントの支出上限の記載なし(Team/Enterpriseの管理者は設定可)。
- 削除ができるか できる
- CLIでリポジトリ(`hf repos delete`、--repo-typeでdataset/space)、リポジトリ内ファイル(`hf repos delete-files`。fnmatchの * はパス区切りをまたぐ)、バケット、ローカルキャッシュを削除可能(https://huggingface.co/docs/huggingface_hub/guides/cli)。MCPでの削除は記載なし。
- 取り消し方(キー・接続)
- 自分のトークンは設定のAccess Tokensタブで『Manage』から削除またはリフレッシュ(https://huggingface.co/settings/tokens)。漏えいした他人のトークンは POST /api/credentials/revoke で即時失効(所有者にメール通知、常に202)。組織単位の取り消し(Enterpriseのみ)はその組織へのアクセスだけを恒久的に遮断し、取り消されたトークンは削除して作り直す。
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
Hugging Face MCP Server(https://huggingface.co/mcp)。Hubのモデル・データセット・Spaces・論文の検索、ドキュメント検索、Jobsの実行・監視・スケジュール、サンドボックス、Spaces上のGradioアプリ経由のコミュニティツール。ドキュメントのツール表は『Contribute Repos(リポジトリの作成とファイル書き込み)』『Sandboxes』『Run and Manage Jobs』の3つで、これとは別に組み込みの `hf_fs`(Hubのナビゲーションと、ドキュメント・Spacesの意味検索)がある。読み取り専用モードの記載はドキュメントにもGitHub(huggingface/hf-mcp-server)のREADMEにも無い。どのMCPツールが削除できるかも記載なし。
つなぎ方(公式の記載)
公式ページは、ログイン状態で https://huggingface.co/settings/mcp を開き、クライアントを選んで生成されたスニペットを貼る方法を案内(Claude Code専用のコマンドはページに無い)。GitHubのREADMEには、HTTPでは `Authorization: Bearer` のHFトークン、STDIOでは DEFAULT_HF_TOKEN/HF_TOKEN、Claude Code/Gemini CLIはURLに `?login` を付けて認証する、`MCP_STRICT_TOKEN=true` でトークン無しを401にする(設定が無い場合は匿名向けのツール群)、`DISABLE_TOOLS`、`?bouquet=`/`?mix=` によるツール群の選択、の記載がある。
公式CLI あり
`hf` CLI(huggingface_hubパッケージ同梱)。コマンド: auth、buckets、cache、collections、datasets、download、endpoints、extensions、jobs、models、papers、repos、skills、spaces、sync、upload。`hf repos create`、`hf repos delete`、`hf repos delete-files`、`hf buckets delete --yes`、`hf jobs run`などがある。
公式API あり
Hub API。「Hubから情報を取得し、モデル/データセット/Spaceリポジトリの作成などの操作ができる開放エンドポイント」。リファレンスはOpenAPI(https://huggingface.co/.well-known/openapi.json)。Pythonクライアントhuggingface_hubとJSクライアントhuggingface.js、webhooksあり。すべてのAPI呼び出しにHF全体のレート制限がかかる。Inference ProvidersはBearerトークンで呼ぶ。
第三者製MCP(公式ではない) 2件
- huggingface-mcp-server(作者: shreyaskarnik(個人アカウント)・最終更新: 未確認(日付が表示されず。コミット数6))
書き込み・削除: READMEに読み取り専用と明記。ツールはモデル・データセット・Spaces・論文・コレクションの検索と情報取得のみ。
MIT。Hugging Face Hub APIへの読み取り専用アクセスをClaudeなどに提供する、とREADMEにある。
https://github.com/shreyaskarnik/huggingface-mcp-server - mcp-huggingface(作者: pipeworx-io(組織)・最終更新: 未確認(日付が表示されず。コミット数8))
書き込み・削除: READMEの記載:検索・取得・ファイル一覧・トレンド表示のツールのみで、書き込み・削除の記載なし。
MIT。モデル・データセット・Spacesを検索・参照する。『No auth required for public reads.』とある。Pipeworxのゲートウェイ経由だと別の共通ツールも並ぶ、とREADMEにある。
https://github.com/pipeworx-io/mcp-huggingface
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
探した場所(5件)
- WebSearch『Hugging Face MCP server github community』
- WebSearch(site: github.com)『huggingface-mcp-server hugging face hub』
- https://github.com/shreyaskarnik/huggingface-mcp-server
- https://github.com/pipeworx-io/mcp-huggingface
- https://registry.modelcontextprotocol.io/v0/servers?search=hugging(取得エラー)
できる操作
読み取りでできる操作
- 【MCP】Hubのモデル・データセット・Spaces・論文の検索、ドキュメント検索
- 【CLI】`hf auth whoami`、`hf jobs ls`/`inspect`/`logs`
- 【API】Hubの情報取得(OpenAPIで定義)
書き込みでできる操作
- 【MCP】リポジトリの作成とファイル書き込み(Contribute Repos)、Jobsの実行・スケジュール、サンドボックスの作成
- 【CLI】`hf repos create`、`hf upload`(無ければリポジトリを自動作成)、`hf jobs run`
- 【API】モデル/データセット/Spaceリポジトリの作成等
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【CLI】`hf repos delete <repo>`(--repo-typeでdataset/space)、`hf repos delete-files`、`hf buckets delete`(--yesが無ければ確認)、`hf cache rm`(確認 [y/N])、`hf jobs cancel`
- 【API】漏えいトークンの失効: POST /api/credentials/revoke(トークンの所有者でなくても実行可。即時失効し所有者にメール通知)
- 【画面】Team/Enterpriseの組織管理者は、組織向けfine-grainedトークンの承認、拒否、(Enterpriseのみ)取り消しが可能。組織のInference Providers支出上限の設定も管理者が行う
制限
- 組織のfine-grainedトークン承認・取り消し(Enterpriseのみ)はTeam/Enterpriseの機能
- Usage API(組織の推論利用量)はEnterprise以上
- Inference ProvidersのUsage APIで取得できる期間は直近12か月
- HF全体のレート制限がAPI呼び出しに適用される
- Jobsは前払いクレジットのあるユーザー/組織のみ
- MCPのContribute Reposはリポジトリ作成とファイル書き込みができる。トークンのロール次第で書き込み権限も渡る
- `hf repos delete` でリポジトリを削除できる。復元手段の記載は読めた範囲に無い
- fnmatchパターンの `*` はパス区切りをまたぐため、`hf repos delete-files "data/*.json"` は data/subdir/file.json も消す
- 組織の取り消し(Enterprise)は元に戻せない
- トークンが漏えいすると、失効までプライベートリポジトリを読み書きされる
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- ユーザーアクセストークン(fine-grained/read/write)。`hf auth login` はブラウザのデバイスフローか `--token`。CIにはTrusted Publishers(OIDCで短命トークンに交換)を推奨。EnterpriseにはOAuth Token Exchange。
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- Inference Providersはプロバイダーと同額・上乗せなしの従量課金。毎月のクレジット: PRO $2.00、Team/Enterpriseは1席あたり$2.00、無料ユーザーはクレジット購入が必要(2026-10-16確認)。Hubの月額は料金ページ(https://huggingface.co/pricing)の表示で PRO $9/月、Team $20/月/ユーザー、Enterprise $50/月/ユーザー(Freeプランの定義はページに無い)。JobsはHugging Faceの前払いクレジットが必要。 料金ページ
- 日本語対応
- あり。公式ドキュメントの Transformers(huggingface.co/docs/transformers/ja/index)に日本語版が実在し、言語切り替えに JA がある(AR, DE, EN, ES, FR, HI, IT, JA, KO, PT, RO, TR, ZH)。Hubドキュメントや huggingface.co の画面・管理画面の日本語の有無は未確認。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(7件)
- MCPの設定ページ https://huggingface.co/settings/mcp(ログインが必要で未確認)。読み取り専用モードは記載なし。Claude Code専用の追加コマンドはドキュメントに無い(READMEには `?login` の記載)
- Hub APIの認証・ベースURL・個別エンドポイントの詳細(OpenAPI仕様は未読)
- Jobsの料金。Freeプランの定義(料金ページに無い)
- `hf repos delete` に確認が入るか、削除したリポジトリの復元可否
- 日本語対応(公式ドキュメント・管理画面)
- 第三者製MCP(レジストリ・modelcontextprotocol/servers・GitHub検索)は未検索
- 2026-10-17再確認で残った点: ja:Hubドキュメント(huggingface.co/docs/hub/index)の言語切り替えは『EN』のみ確認できたが、一覧の中身は取得できず。日本語の有無は断定できない。管理画面も未確認
出典(8件)
- Hugging Face MCP Server(Hugging Face)(確認日 2026-10-16)
- hf CLI guide(Hugging Face)(確認日 2026-10-16)
- User access tokens(Hugging Face)(確認日 2026-10-16)
- Hub API(Hugging Face)(確認日 2026-10-16)
- Inference Providers Pricing and Billing(Hugging Face)(確認日 2026-10-16)
- huggingface/hf-mcp-server(Hugging Face, GitHub)(確認日 2026-10-16)
- Pricing(Hugging Face)(確認日 2026-10-16)
- Transformers ドキュメント(日本語)(Hugging Face)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。