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インフラをコード(HCL)で定義して作成・変更するツールのTerraform(CLI)と、その実行・状態管理・チーム運用をクラウドで行うHCP Terraformを提供する。

Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか

読み取り専用で渡せるか あり
公式の記載を2ページ合わせると、チームのワークスペース権限を Read に限ったチームのトークンで読み取り中心にできる。①API tokens ページ:チームトークンは、そのチームがアクセスできるワークスペースに対して「チームと同じアクセスレベル」。②ワークスペース権限ページ:Read は実行履歴・状態・変数値などの閲覧のみで、plan/apply、変数の編集、状態バージョンの作成、設定の変更、ロックは含まれない。注意:「読み取り専用トークン」という名前の種別は公式に記載なし。Read でも状態ファイル(機密を含み得ると公式が注記)と変数値は読める。チームのorganization・プロジェクト単位の権限が別に必要になるかは今回確かめていない。
権限(スコープ)を選べるか あり
MCP側は --toolsets(registry/registry-private/terraform/all/default)と --tools で使えるツールを絞れる。HCP Terraform側のトークンはユーザー・チーム・組織の3種(ほかに監査・メトリクス・エージェント用)。ユーザートークンは本人の権限、チームトークンはそのチームのアクセス、組織トークンは組織全体のCRUD(ただしrunの開始や構成バージョンの作成はできない)と記載。読み取り専用トークンという種類の記載はない(https://developer.hashicorp.com/terraform/cloud-docs/users-teams-organizations/api-tokens )。get_token_permissions ツールでTFE_TOKENの権限を取得できる。リモート運用では組織の許可リストで組織を限定できる。
危険な操作の既定
ENABLE_TF_OPERATIONS の既定は false。リファレンスの記載では、これが次をゲートする: action_run(apply/discard/cancel)、delete_workspace_safely、force_unlock_workspace、delete_project、delete_team、create_runの auto_approve と is_destroy。一方 create_workspace(「destructive」)・update_workspace(「potentially destructive」)はゲート対象外と読める。delete_variable_in_variable_set もゲート対象の記載なし。READMEはENABLE_TF_OPERATIONSを「Enable tools that require explicit approval」、リファレンスは「Enable destructive Terraform operations」と書き、表現が異なる。「有効にすると永続的にインフラを変更・破壊しうる」との警告、READMEに「信頼できないMCPクライアントやLLMと使わない」とある。
削除ができるか できる
【MCP・ENABLE_TF_OPERATIONS=trueが必要】delete_workspace_safely(リソースを管理していないワークスペースのみ)、delete_project(ワークスペースやStacksが残っていると失敗)、delete_team(永続削除)。create_runのis_destroyで破棄runを作成し、action_runで適用できる。【MCP・ゲートの記載なし】delete_variable_in_variable_set(変数セット内の変数の削除)。【CLI】-destroyによる破棄計画とapply。
取り消し方(キー・接続)
HCP Terraformのトークン(公式 api-tokens ページ): チームトークンは Team tokens タブの Actions から Delete(一括削除も可)。組織トークン・監査トークン・メトリクストークンは組織オーナーが Organization settings > API Token で生成・取り消し(組織トークンは1組織に有効な1つ)。ユーザートークンの削除手順は同ページに記載なし(Usersのドキュメント参照とのみ)。組織オーナーは Settings > API tokens > User Tokens でユーザートークンを組織に対して無効にできる。user/team/organizationトークンは期限があり作成後に変更不可。

根拠のページ

つなぎ方(公式の資料にある範囲)

公式MCP あり

HashiCorp公式のTerraform MCP server(GitHub: hashicorp/terraform-mcp-server、MPL-2.0)。toolset: registry(公開レジストリ。プロバイダー・モジュール・ポリシーの検索と詳細。トークン不要)、registry-private(プライベートレジストリ)、terraform(HCP Terraform/Terraform Enterprise)。terraformのtoolsetのツール: whoami、get_token_permissions、list_terraform_orgs、プロジェクト(list/create_project/get/delete_project)、チーム(list/get/create_team/add_team_member/grant_team_access/delete_team)、ワークスペース(list、詳細、create_workspace、create_no_code_workspace、update_workspace、delete_workspace_safely、force_unlock_workspace)、run(list_runs、get_run_details、create_run、action_run=apply・discard・cancel)、プラン/適用のログと詳細、状態バージョン、ポリシーセットの取り付け、変数・変数セット、タグ、stacks。環境変数ENABLE_TF_OPERATIONS(既定false、説明は「Enable destructive Terraform operations」)が、action_run(apply/discard/cancel)、delete_workspace_safely、force_unlock_workspace、delete_project、delete_teamをゲートし、create_runのauto_approveとis_destroyの種別も必要とする(リファレンスの各ツール説明に delete_project は「ENABLE_TF_OPERATIONS must also be set to true」、delete_team は「Permanently delete a team by ID. ENABLE_TF_OPERATIONS must also be set to true」とある)。create_workspace・update_workspaceはゲート対象外で、公式が「destructive」「potentially destructive」と書いている。delete_workspace_safelyはリソースを管理していないワークスペースのみ。delete_variable_in_variable_set(変数セット内の変数の削除)のほか、create_variable_set、create_workspace_variable、update_workspace_variable、attach_policy_set_to_workspaces、grant_team_accessなどにはENABLE_TF_OPERATIONSの記載がない(ゲート対象外)。公式は「use these tools with caution as they can permanently modify or destroy infrastructure resources」と警告。

つなぎ方(公式の記載)
READMEの記載(ローカルstdio): claude mcp add terraform -s user -t stdio -- docker run -i --rm hashicorp/terraform-mcp-server 。HCP Terraform側のツールを使うにはTFE_TOKEN(既定は空)、TFE_ADDRESS(既定 https://app.terraform.io)を渡す必要があるが、READMEのこのコマンドにはその環境変数の渡し方は含まれていない(別途確認が必要)。

根拠のページ

公式CLI あり

terraform CLI(HashiCorp提供)。terraform applyは、保存済みプランがない場合は計画を作り、承認を求めてから実行する。-auto-approveは対話の承認を省略し、公式は自動化で使う場合は先にplanを確認するよう勧めている。保存済みプランを渡した場合は確認なしでその操作を実行し、-auto-approveは無視される。-destroyはすべてのリモートオブジェクトを破棄する計画を作るモード。terraform destroyコマンド自体のページは今回開いていない。

根拠のページ

公式API あり

HCP Terraform API(https://developer.hashicorp.com/terraform/cloud-docs/api-docs)。公式の説明は「an API for a subset of its features」。V2は /api/v2 で、例は https://app.terraform.io/api/v2。認証はBearerトークン。トークンはuser(本人の代わり)/team(CI/CD向け)/organization(チーム・メンバー・ワークスペースの自動化用、plan・applyは不可)。レート制限は「ほとんどのエンドポイントで毎秒30リクエストまで」で、ユーザー単位、超過は429。Terraform MCPサーバーがこのAPIを使うかは、APIのページには記載がない。

根拠のページ

第三者製MCP(公式ではない) 2件

第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。

探した場所(5件)

できる操作

読み取りでできる操作

  • 【MCP】registry: プロバイダー・モジュール・ポリシーの検索と詳細、最新バージョン(トークン不要)。terraform: 組織・プロジェクト・チーム・ワークスペース・run・プラン/適用のログ・状態バージョン・ポリシーセット・変数・タグ・stacksの一覧と詳細、トークンの権限の取得
  • 【CLI】terraform plan/showでの計画確認(applyのページで言及)

書き込みでできる操作

  • 【MCP】プロジェクト・チーム・ワークスペースの作成、ワークスペースの更新、チームメンバー追加・アクセス付与、ポリシーセットのワークスペースへの取り付け、変数・タグの変更、run の作成(create_run)
  • 【CLI】terraform apply(既定で承認の確認あり)

管理者操作(削除・課金・設定変更など)

  • 【MCP】ENABLE_TF_OPERATIONS=true のときに、action_runでrunのapply/discard/cancel、delete_workspace_safelyでワークスペース削除(リソースを管理していない場合のみ)、force_unlock_workspaceで強制アンロック、delete_projectでプロジェクト削除、delete_teamでチームの永続削除。create_runでauto_approve・is_destroy(破棄run)を使うにも有効化が必要。ENABLE_TF_OPERATIONSの記載がない delete_variable_in_variable_set(変数セット内の変数の削除)や各種の作成・更新・権限付与ツールは、falseのままでも使える
  • 【CLI】terraform apply -auto-approve は確認を省略、保存済みプランの適用も確認なし。-destroyは破棄計画のモード

制限

  • ENABLE_TF_OPERATIONS=false が既定。有効化するとapply・discard・cancel・ワークスペース削除・プロジェクト削除・チーム削除が使える。falseのままでも、記載のない書き込み系ツール(変数の削除を含む)は使える
  • MCPサーバーの配布形態はdockerイメージ(hashicorp/terraform-mcp-server)などで、READMEにベータの記載はない。リリース日はREADMEのReleases欄が空で未確認
  • HCP Terraformのプラン別機能・MCPの対象プランは今回の取得ページに記載なし
注意
  • action_runでapply・discard・cancelができ、create_runでauto_approveを使えば人の承認なしに適用できる(ENABLE_TF_OPERATIONSが有効なとき)。applyは実インフラを変更・破棄しうる。公式は注意を促すが、取り消し手段(ロールバック)の記載は確認できていない
  • ENABLE_TF_OPERATIONSをfalseにしても、ゲート対象外のツール(create_workspace、update_workspace、変数セット・変数の変更と delete_variable_in_variable_set、チームへのアクセス付与など)は書き込み・削除ができる。READMEはENABLE_TF_OPERATIONSを「Enable tools that require explicit approval」、リファレンスは「Enable destructive Terraform operations」と書く
  • terraform apply -auto-approve/保存済みプランの適用は確認なしで実行される(公式の記載どおり)。自動化では先にplanを確認する運用を公式が推奨
  • HCP Terraformのトークンの権限はMCPの権限になる。公式はTFE_TOKENの権限を制限することを推奨
  • Terraformのプロバイダー(terraform provider)はCLIではない。このページのCLIはterraformコマンド本体

認証・料金・日本語・実機検証

認証方式
【MCP】TFE_TOKEN(HCP Terraform/Terraform Enterpriseのトークン)とTFE_ADDRESS。レジストリの認証にはMCP v0.3.0以上が必要、プライベートレジストリにはHCP Terraform/Terraform Enterpriseのトークンが必要と記載。TFE_ADDRESSはクライアントからは設定できず、サーバー側の環境変数のみ。HCP Terraformのトークンはユーザー・チーム・組織の3種(APIドキュメント: ユーザートークンは本人の代わり、チームトークンはCI/CD向け、組織トークンはチーム・メンバー・ワークスペースの自動化用でplan・applyは不可。api-tokensページ: 組織トークンは組織全体のCRUDだがrunの開始や構成バージョンの作成はできない)。
公表されている料金(2026年10月17日確認)
従量課金(PAYG・月次請求)。IBMの料金ページに『IBM Terraform』として掲載、管理対象リソース(RUM)1時間あたり、Essentials USD 0.00013/Standard USD 0.00064/Premium USD 0.00135。同時実行アドオン(Standard・Premiumのみ)は Remote USD 0.32877/Agent USD 0.16438(同時実行1つ・1時間あたり)。ページに『Prices shown are indicative』、税・関税別。新規向けのUSD 500クレジットは割引扱いで基本価格に含めない。HashiCorp側ページには金額なし(2026年10月確認)。 料金ページ
日本語対応
未確認。ドキュメント(developer.hashicorp.com)と管理画面の日本語対応は今回確認できていない。
Claude Code実機検証
未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(10件)
  • ユーザートークンの削除手順(api-tokensページには記載がなく、Usersのドキュメント参照とのみある)
  • HCP Terraformの料金(具体額の表記が取得できず、ibm.comの価格表は未取得)。ワークスペースやrunの削除・復元の仕様
  • Terraform MCPの個別ツールがdestructive hintなどのMCP注釈を持つか(リファレンスには注釈の記載なしと取得結果が説明)
  • terraform destroyコマンドの確認動作、Claude CodeでTFE_TOKENを渡す具体的なコマンド(READMEの例にはない)
  • 日本語対応、第三者製MCP(検索未実施)、MCPのリリース日
  • 2026-10-17再確認で残った点: permission.read_only:ワークスペースに『Read』ロールがあるのは権限ページで確認したが、チームトークンがチーム権限に従うか/読み取り専用トークンの作り方は記載を確認できていない
  • 2026-10-17再確認で残った点: ja:ドキュメント概要ページに言語切り替え・日本語の記載なし(developer.hashicorp.com/terraform/cloud-docs/overview)。『なし』と断定できる資料は開いていない
  • 2026-10-17再確認で残った点: 公式MCPレジストリでの第三者MCP検索(レジストリは開いていない)
  • 2026-10-17再確認で残った点: 無料枠(Free)の公式記載はIBM側料金ページに無く、金額面は未確認
  • 2026-10-17再確認で残った点: ja:公式サイト www.hashicorp.com/ja は日本語ページで、フッターの言語一覧に日本語あり。ただし開発者ドキュメント(developer.hashicorp.com)と HCP Terraform の管理画面の日本語は確認できず(日本語ドキュメントへのリンクもなし)。ドキュメント・管理画面の日本語有無は未確認のまま。
出典(11件)

この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。

ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。