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Gmail、ドライブ、カレンダー、ドキュメント、スプレッドシートなどをまとめたGoogleの業務向けサービス群。開発者向けには各製品のAPI、Developer Previewのリモート MCP サーバー、GitHub上のCLI(gws)がある。

Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか

読み取り専用で渡せるか 未確認
公式のMCP設定ページに読み取り専用モードの記載はない。各製品のページが OAuth スコープとして *.readonly 系(gmail.readonly、drive.readonly、documents.readonly、spreadsheets.readonly、chat.spaces.readonly/chat.messages.readonly/chat.memberships.readonly など)と書き込み系(gmail.compose、drive.file、documents、spreadsheets、chat.messages.create)を並べて挙げているが、『読み取りスコープだけで使える』とは明記していない。Gmail・Docs・Sheets・Chat のツール一覧に書き込みツール(create_draft/update_doc/update_values/send_message 等)がある。https://developers.google.com/workspace/guides/configure-mcp-servers
権限(スコープ)を選べるか あり
製品ごとに別のMCPサーバー(Gmail/Drive/Docs/Sheets/Slides/Calendar/Chat/People/Classroom、すべて Streamable HTTP・OAuth 2.0)。スコープは製品ごとに公式が列挙(Gmail: gmail.readonly と gmail.compose。Drive: drive.readonly と drive.file。Docs: drive.readonly・drive.file・documents.readonly・documents。Sheets: 同様に spreadsheets.readonly・spreadsheets。Chat: chat.spaces.readonly・chat.memberships.readonly・chat.messages.readonly・chat.messages.create・chat.users.readstate)。【CLI gws】gws auth login -s でサービスを絞れる。未検証(テスト中)アプリは約25スコープまで。
危険な操作の既定
公式ページに確認プロンプトの記載なし。『AIクライアントが行う操作を必ず確認する』『信頼できないアプリに接続しない』『信頼できないメール・文書のプロンプトインジェクションに注意』という注意書きのみ。公式ページのツール一覧: Gmail は下書き作成まで(送信・削除ツールの記載なし。『下書きを確認して自分でGmailから送る』)、Drive は共有・削除・更新ツールの記載なし、Chat は send_message あり(書き込みにはGoogle CloudプロジェクトにChatアプリの設定が必要)。公式一覧と別の経路で食い違う報告があり未確認(unconfirmed 参照)。CLI gws は --dry-run でプレビュー可、確認の既定は未確認。
削除ができるか できる
公式ページ: カレンダーの delete_event。Gmail・Drive・Docs・Sheets・Chat の公式ツール一覧に削除ツールの記載なし(各ページは『MCPホストはGoogleアカウントのデータを読み取り・変更・削除できる』と一般的に警告)。Gmail・Drive のゴミ箱系ツールについては、公式一覧と別の経路で食い違う報告があり未確認(unconfirmed 参照)。gws README に削除コマンドの記載なし。
取り消し方(キー・接続)
管理者: 管理コンソールで「セキュリティ」→「アクセスとデータ管理」→「API の制御」→「アプリへのアクセスを管理」から対象アプリのアクセスを「ブロック中」にする(組織部門ごとの指定も可。反映に最大約24時間かかることがある)。Googleサービスを「制限付き」にすると信頼されていないアプリが使えなくなり、トークンが取り消される(公式ヘルプ)。利用者本人: https://myaccount.google.com/linkedapps?filters=3 で連携アプリを削除できる(Googleアカウントヘルプ)。(根拠: https://knowledge.workspace.google.com/admin/apps/control-which-apps-access-google-workspace-data?hl=ja)

根拠のページ

つなぎ方(公式の資料にある範囲)

公式MCP あり

Google Workspace Developer Preview Programの一部として、製品ごとのリモートMCPサーバー(Gmail、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、カレンダー、Chat、People、Classroom。Streamable HTTP)。パスは https://<製品>mcp.googleapis.com/mcp/v1(例: Gmail は https://gmailmcp.googleapis.com/mcp/v1、ドライブは https://drivemcp.googleapis.com/mcp/v1、カレンダーは https://calendarmcp.googleapis.com/mcp/v1)。ツール: Gmailは create_draft(下書きの作成。公式は『下書きを確認して自分で送る』と説明)、get_thread、search_threads、ラベル操作、list_drafts、list_labels など。公式ページの一覧には、Gmailの送信・削除のツールは載っていない。ドライブは copy_file、create_file、download_file_content、get_file_metadata、get_file_permissions、list_recent_files、read_file_content、search_files の8つで、公式ページの一覧には共有・権限変更・削除・ゴミ箱のツールは載っていない(get_file_permissions は権限の読み取り)。カレンダーは create_event、delete_event、get_event、list_calendars、list_events、respond_to_event、suggest_time、update_event。 ドキュメント(https://docsmcp.googleapis.com/mcp/v1)は read_doc と update_doc、スプレッドシートは get_values/get_spreadsheet(読み取り)と update_spreadsheet/update_values/update_formulas/insert_dimension(書き込み)、Chat は search_conversations/list_messages/search_messages/send_message/list_memberships/mark_as_read/mark_as_unread(書き込みにはGoogle CloudプロジェクトにChatアプリの設定が必要)。公式ページに載るDocs・Sheets・Chatのツールに削除ツールはない。スライド・People・Classroom のツール一覧は読めていない。

つなぎ方(公式の記載)
公式ページの手順はClaude.ai/Claude Desktopのカスタムコネクタ(URLとOAuthクライアントID・シークレットを入力、リダイレクトURIは https://claude.ai/api/mcp/auth_callback、Claude Enterprise/Pro/Max/Teamプランが必要)。開いたページにClaude Code向けのコマンドの記載はない。

根拠のページ

公式CLI あり

gws(Google Workspace CLI)。GitHubの googleworkspace 組織のリポジトリ(https://github.com/googleworkspace/cli)で、READMEに『人とAIエージェント向けの、Google Workspace全体を扱う1つのCLI』とある。ただしREADME自身が『公式にサポートされるGoogle製品ではない(not an officially supported Google product)』と明記している。Googleの Discovery Service を実行時に読んでコマンドを作る。例: gws drive files list、gws gmail +send(宛先・件名・本文を指定してメール送信)、+reply/+reply-all/+forward、gws drive +upload、gws calendar +agenda、gws gmail +triage。README上、Driveの共有コマンドと削除コマンドの記載は確認できなかった。インストールは npm install -g @googleworkspace/cli(Node.js 18以上)、brew install googleworkspace-cli など。ライセンスは Apache-2.0。

根拠のページ

公式API あり

Google Workspace向けの各API(Gmail API、Google Calendar API、Google Drive API、Docs、Sheets、Slides、Chat、Meet REST、Admin系のDirectory APIなど)が公式の製品一覧に載っている。例: Gmail API の users.messages.send は『To/Cc/Bcc のヘッダの宛先にメッセージを送る』(必要スコープは mail.google.com、gmail.modify、gmail.compose、gmail.send のいずれか)。Drive API の permissions.create は『ファイルや共有ドライブの権限を作成する』(スコープ drive または drive.file)。

根拠のページ

第三者製MCP(公式ではない) 2件

第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。

探した場所(3件)

できる操作

読み取りでできる操作

  • 【MCP】Gmail: search_threads、get_thread、get_message、list_labels、list_drafts。ドライブ: search_files、get_file_metadata、get_file_permissions、list_recent_files、read_file_content、download_file_content。カレンダー: list_calendars、list_events、get_event、search_events(サイドバーのみに記載)、suggest_time
  • 【MCP】ドキュメント: read_doc。スプレッドシート: get_values、get_spreadsheet。Chat: search_conversations、list_messages、search_messages、list_memberships
  • 【CLI】gws drive files list、gws gmail +triage、gws calendar +agenda など(Discovery Serviceから動的に作られるコマンド)
  • 【API】各製品のAPIでの読み取り(Gmail API、Drive API、Calendar APIなど)

書き込みでできる操作

  • 【MCP】Gmail: create_draft(公式ページの一覧では下書きの作成まで。送信ツールの記載なし)、label_message、label_thread、unlabel_message、unlabel_thread、create_label
  • 【MCP】ドライブ: create_file、copy_file
  • 【MCP】カレンダー: create_event、update_event、respond_to_event、delete_event
  • 【MCP】ドキュメント: update_doc。スプレッドシート: update_spreadsheet、update_values、update_formulas、insert_dimension。Chat: send_message(Chatアプリの設定が必要)、mark_as_read/mark_as_unread
  • 【CLI】gws gmail +send/+reply/+reply-all/+forward(メール送信)、gws drive +upload
  • 【API】Gmail API users.messages.send(メール送信)、Drive API permissions.create(ファイル共有。ユーザー・グループへは sendNotificationEmail が既定で true)

管理者操作(削除・課金・設定変更など)

  • 【MCP】Gmail: 送信・削除・ゴミ箱のツールは公式ページの一覧にない
  • 【MCP】ドライブ: 共有・権限変更・削除・ゴミ箱のツールは公式ページの一覧にない(get_file_permissions は読み取り)
  • 【MCP】カレンダー: delete_event がある。削除時に参加者へ通知が行くかは記載なし
  • 【MCP】MCPサーバーの有効化は、Google Cloudプロジェクトで行う手順(gcloud またはコンソール)が公式ページにある。無効化は『View & turn off APIs』ガイドへのリンクのみ。管理コンソールでMCPサーバーを有効・無効にする設定は、開いたページに記載がない(接続トラブルの調査にOAuthログイベントを使えると書かれている)
  • 【API】Drive API permissions.create は、所有権の移転(transferOwnership)に『副作用の確認』の同意パラメータが必須で、その場合は通知メールを無効にできない。同時の権限変更は最後の更新のみ反映される
  • 【CLI】gws には --dry-run(リクエストのプレビュー)と --sanitize(Model Armorによるプロンプトインジェクション検査。既定は warn、block も選べる)がある

制限

  • MCPサーバーは Google Workspace Developer Preview Program の一部(Developer Preview。仕様が変わる可能性がある)
  • Claude.ai/Claude Desktopで使うには Claude Enterprise/Pro/Max/Team プランが必要と公式が書いている
  • gws は『under active development』で『v1.0に向けて破壊的変更を想定』とREADMEに書かれている。未検証(テスト中)アプリのスコープ数は約25まで
  • 公式ページは『信頼できない・未確認のアプリにはMCPサーバーを接続しない』『信頼できないメールや文書によるプロンプトインジェクションに注意』と警告している
注意
  • 公式ページの一覧では、Gmail MCPは下書きを作るだけ(公式の説明では、ユーザーが下書きを確認して自分で送る)。一方、gws gmail +send とGmail APIはメールを送れる。取り消せるかどうかの記載は、Gmail API送信ページにない。なお公式一覧と別の経路で食い違う報告があり、未確認(unconfirmed 参照)。
  • 公式ページの一覧にはドライブMCPの共有ツールはないが、Drive APIの permissions.create は共有を作れる。ユーザー・グループへの共有では通知メールが既定で送られる。
  • カレンダーMCPの delete_event・create_event・update_event は、参加者への通知の扱いが開いたページに記載されていない。
  • gws は『公式サポートの製品ではない』とREADMEに書かれている。

認証・料金・日本語・実機検証

認証方式
【MCP】OAuth 2.0。Google Cloudプロジェクトで『AIエージェント用』を選んだWebアプリケーション型OAuthクライアントを作る。スコープは製品ごとに公式が列挙(Gmail: gmail.readonly と gmail.compose、ドライブ: drive.readonly と drive.file、カレンダー: calendar.calendarlist.readonly・calendar.events.freebusy・calendar.events.readonly、ドキュメント: drive.readonly・drive.file・documents.readonly・documents、スプレッドシート: spreadsheets.readonly・spreadsheets、Chat: chat.messages.create など5つ)。【CLI】gws auth setup(gcloud が必要)、gws auth login(-s でサービスを絞ってスコープを選ぶ)。認証情報は暗号化して保存し、鍵はOSのキーリング。サービスアカウントのキーファイルやアクセストークンも使える。【API】各APIのOAuthスコープ。
公表されている料金(2026年10月16日確認)
公式の日本語料金ページ(すべて料金は米ドル、ユーザー1人あたりの月額・税別、すべてのプランの請求は月単位と書かれている): Starter $7.00、Standard $14.00、Plus $22.00、Enterprise は営業担当への問い合わせ。期間限定価格(2026/10/30〜2027/01/30、新規のお客様向け、最初の20ユーザー)は Starter $3.50、Standard $7.00、Plus $17.60 で、基本価格には含めていない(開始はまだ先)。『1年契約なら16%お得』とあるが、年払いの価格は表示が読み取れていない。表の読み取りは取得結果の要約によるもので、再確認はしていない(2026年10月確認)。 料金ページ
日本語対応
あり。開発者ドキュメント(developers.google.com/workspace?hl=ja。見出し「Google Workspace で開発する」ほか)と管理者向けヘルプ(「Google Workspace のデータにアクセスできるアプリを制御する」。管理コンソールの項目名も日本語表記)が日本語で開ける。料金ページの日本語版は前回確認済み。管理コンソール画面そのものは未確認。
Claude Code実機検証
未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(11件)
  • スライド・People・Classroom のMCPサーバーのツール一覧(Gmail・ドライブ・カレンダー・ドキュメント・スプレッドシート・Chatは公式ページで確認済み)
  • Gmailの送信・削除・ゴミ箱、ドライブの共有・ゴミ箱・更新などのツールについて、公式の一覧と別の経路で食い違う報告があり未確認(公式ページが追いついていない可能性もあるが、確かめられていない)
  • 第三者製MCP(探していない。WebFetchの上限のため)
  • 各MCPで確認プロンプトが入るか、読み取り専用で渡せるか
  • gws README上のDrive共有・削除コマンドの有無(READMEの要約では確認できなかっただけで、コマンドリファレンスは未読)、gwsが MCP モードを持つかはREADME上は記載なし、最新リリース日
  • 管理コンソールでのMCP有効化・無効化の設定(有効化はGoogle Cloudプロジェクト側の手順が公式にある)、接続の取り消し方
  • Drive APIの Permission リソース(role・anyone への公開)、Google Cloud側の『tools-safety』ページ
  • 日本語対応
  • 2026-10-17再確認で残った点: permission.read_only: 公式MCPが「読み取りスコープだけで使える」とどこかで明記しているか。今回は追加で確認できず
  • 2026-10-17再確認で残った点: gws CLI・公式MCPのトークンを個別に失効させる手順(上記の管理者ブロックと連携アプリ削除以外)
  • 2026-10-17再確認で残った点: 第三者MCPの最終コミット日(GitHub要約に日付が出ない)
出典(15件)

この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。

ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。