Datadog
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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Datadog, Inc.・監視・運用・海外 公式サイト
インフラ・ログ・APM・インシデント管理などを扱う監視・可観測性サービス(公式料金ページの製品名に基づく)。公式のMCPサーバーを提供し、ユーザー自身の権限でDatadogのAPIを呼ぶと説明されている。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか あり
- MCP: 専用の読み取り専用モードはないが、①ユーザーに mcp_read のみ付ける(mcp_write は『リソースを作成・変更するツール』用)②組織管理者が MCP Write Access を無効にすると 'hides write tools from all users, regardless of individual role permissions' ③?toolsets= と ?omit_tools= で絞る、の3通りが公式にある。Standardロールは mcp_read と mcp_write の両方を既定で持ち、カスタムロールには手動で追加が必要。既定の core toolset にもノートブックの作成・編集・削除ツールが含まれる。CLI(Pup): --read-only で 'Block all write operations (create, update, delete)'(docs.datadoghq.com/cli.md)。公式 https://docs.datadoghq.com/mcp_server/setup.md
- 権限(スコープ)を選べるか あり
- MCP: toolsets / omit_tools でツール単位に絞れる。Preview toolset は toolsets=all に含まれず名前指定が必要。権限は mcp_read / mcp_write に加え、対象リソースの通常権限(例 monitors_write)も必要。APIキー+アプリケーションキーはサービスアカウントのスコープ付きキーを推奨と記載(スコープの中身は未読)。
- 危険な操作の既定
- MCP: 書き込みツールは組織設定 MCP Write Access と mcp_write 権限で制御。メトリクスガバナンスの manage_metric_tag_configuration と manage_tag_indexing_rule は 'provides a preview and requires explicit confirmation before applying changes' と記載。それ以外の削除ツール(delete_datadog_dashboard 等)の確認の有無は記載なし。CLI(Pup): 破壊的操作に確認プロンプトがあり、-y/--yes、環境変数 DD_AUTO_APPROVE、エージェントモード(対応するコーディングエージェントを自動検出)で確認が自動承認される。
- 削除ができるか できる
- MCP: ノートブック(recover_datadog_notebook で復元可)、ダッシュボード、APMサンプリング/リマップルール、タグルールの削除ツールに加え、manage_metric_tag_configuration(作成・更新・削除)と manage_tag_indexing_rule(作成・更新・削除・並べ替え・例外追加)が WRITE と記載。CLI(Pup): 例 'pup dashboards delete <ID> --yes'。
- 取り消し方(キー・接続)
- OAuth: Datadog の Personal Settings > Authorized Apps でクライアントを取り消す(クライアントごと・組織ごとに実施)。ただし有効なアクセストークンは期限切れまで使える。Personal/Service Access Token と API・アプリケーションキーは別に削除またはローテーションが必要(OAuthの取り消しでは止まらない)。公式 setup.md。
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
Datadog MCP Server。認証したユーザー自身の資格情報でDatadog APIを呼び、既存のアクセス制御が適用される。ツールは「toolset」単位で、toolsets 省略時は core のみ。core にはログ・メトリクス・モニター検索・インシデント参照・ダッシュボード検索などの読み取りツールと、ノートブックの作成・編集・削除・復元ツールが含まれる。他に alerting(create_datadog_monitor)、dashboards(upsert/delete)、cases、feature-flags、forms、error-tracking、investigator などのtoolsetがある(一覧ページの記載。取得できたのは約100,000字中の前半で、後半(kubernetes以降)は未読)。ツール利用はAudit Trailに記録される。
つなぎ方(公式の記載)
推奨: /plugin install datadog@claude-plugins-official。手動: claude mcp add --transport http datadog-mcp <YOUR_MCP_SERVER_ENDPOINT>(エンドポイントはDatadogサイトごとに異なり、設定ページのサイト選択で表示される。URLは未確認)。toolsetsは ?toolsets=apm,llmobs のようにURLに付ける。
公式CLI あり
公式ドキュメント https://docs.datadoghq.com/cli.md に Pup CLI(「comprehensive, AI-agent-ready command-line interface」)の記載がある。インストールは `brew tap datadog-labs/pack` → `brew install datadog-labs/pack/pup`、認証は `pup auth login`(OAuth2、推奨)/DD_API_KEY + DD_APP_KEY/DD_ACCESS_TOKEN。`--read-only` で「Block all write operations (create, update, delete)」。破壊的操作には確認があり、`-y/--yes`・環境変数 DD_AUTO_APPROVE・エージェントモード(対応するコーディングエージェントを自動検出)で確認が自動承認される。削除の例は `pup dashboards delete <ID> --yes`。リポジトリは github.com/DataDog/pup、Homebrewのタップは datadog-labs。GA/プレビューの区分はページに記載なし。あわせて datadog-ci(DataDog組織のGitHubリポジトリ)がある。こちらはCI/CDパイプラインからDatadogの機能を使うCLIで、サーバーレスのinstrument/uninstrument、ソースマップ・シンボルのアップロード、Synthetics テスト実行、レポート類のアップロード等。READMEが自らを「official」と書いているかは未確認。※Terraform provider/SDKはCLIではない。
公式API あり
Datadog HTTP API。ヘッダー DD-API-KEY(APIキー)、一部のエンドポイントは DD-APPLICATION-KEY(アプリケーションキー)も必要。アプリケーションキーのスコープは「Authorization Scopes」ページに記載(本文は未読)。
第三者製MCP(公式ではない) 2件
- winor30/mcp-server-datadog(作者: winor30(個人アカウント)・最終更新: 最終コミット日はページに表示されず(未確認))
書き込み・削除: 20ツール。READMEに読み取り専用モードの記載なし。変更系: mute_host / unmute_host(ホストのミュート)、schedule_downtime(ダウンタイム作成)、cancel_downtime(ダウンタイム取消)。それ以外の削除ツールの記載なし。
Apache License 2.0。READMEに「community-maintained project and is not officially affiliated with, endorsed by, or supported by Datadog, Inc.」と記載。APIキー+アプリケーションキーが必要
https://github.com/winor30/mcp-server-datadog - dreamiurg/datadog-mcp(作者: dreamiurg(個人アカウント)・最終更新: GitHubページに「archived by the owner on Sep 19, 2026. It is now read-only.」と表示(アーカイブ済み 2026-09-19))
書き込み・削除: README: 117個の読み取り専用ツール、「Read everything. Write nothing.」。書き込みツールの記載なし。
MIT。APIキー+アプリケーションキーを使う(アプリケーションキーはスコープ指定可、READMEにツール別のスコープ表あり)。Datadogとの提携の記載なし。
https://github.com/dreamiurg/datadog-mcp
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
探した場所(4件)
- GitHub検索(WebSearch、github.com限定)
- https://github.com/winor30/mcp-server-datadog
- 公式MCPレジストリ(registry.modelcontextprotocol.io)と modelcontextprotocol/servers は開いていない
- https://github.com/dreamiurg/datadog-mcp
できる操作
読み取りでできる操作
- 【MCP】ログ・スパン・メトリクス・イベント・RUMの検索/集計、モニター/ダッシュボード/ノートブック/インシデントの検索・取得、ホスト検索、監査イベント検索(core ほか読み取りtoolsetの一覧記載)
- 【MCP】データベース(dbm)、エラートラッキング、フィーチャーフラグ、Kubernetesリソースの検索・参照など(各toolset)
- 【API】HTTP API(エンドポイント別。一覧は未読)
- 【CLI】datadog-ci run-tests(SyntheticsのCIテスト実行結果)など
- 【CLI(Pup)】読み取りのみで使う場合は --read-only(書き込み操作をブロック)
書き込みでできる操作
- 【MCP】モニター作成(create_datadog_monitor・alerting)、ダッシュボード作成/更新(upsert_datadog_dashboard)、ノートブック作成・編集(core)
- 【MCP】ケース/フィーチャーフラグ/フォーム(publish_datadog_form 含む)/エラートラッキング課題の作成・更新、APM サンプリングルール作成・更新(Preview)
- 【MCP】Bits AIエージェントの作成・更新・実行(run_datadog_bits_agent)、調査の開始(investigator・Preview)、ガバナンス検出の更新(Preview)
- 【MCP】execute_code(code-exec)は、エージェントが書いたJavaScriptをユーザーの権限で実行し、コード次第でデータを変更できると記載
- 【CLI】datadog-ci: ソースマップ/シンボル/レポートのアップロード、サーバーレス関数のinstrument/uninstrument(Azure Web Appsなどは「Revert」と説明)
- 【API】書き込み系エンドポイント(未読)
- 【CLI(Pup)】作成・更新・削除を含む操作(--read-only でブロックされる対象。個別コマンド一覧は未読)
- 【MCP】manage_metric_tag_configuration(作成・更新・削除)と manage_tag_indexing_rule(作成・更新・削除・並べ替え・例外追加)はWRITEと記載(tools.md)。Live Debugger の enable_live_debugger / create_debugger_session / create_datadog_logpoint / disable_datadog_logpoints も書き込みに分類
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【MCP】削除ツール: delete_datadog_notebook(core。recover_datadog_notebook で復元ツールあり)、delete_datadog_dashboard、delete_apm_sampling_rule、delete_apm_service_remapping_rule、delete_tag_rule(ガバナンス・Preview)
- 【MCP】組織管理者が「MCP Write Access」を無効にすると、全ユーザーで書き込みツールが隠れる(設定ページの記載)。MCP Access自体も組織設定で有効化が必要
- 【MCP】ユーザーには mcp_read / mcp_write 権限と、対象リソースの通常権限(例: monitors_write)が必要。読み取りのみのユーザーが書き込みツールを呼ぶと拒否される
- 【API】削除系の記載は読めた範囲に無し(未確認)
- 【CLI(Pup)】削除の例 `pup dashboards delete <ID> --yes`。破壊的操作は確認があるが、-y/--yes、DD_AUTO_APPROVE、エージェントモードで自動承認される
- 【MCP】manage_metric_tag_configuration と manage_tag_indexing_rule に削除操作を含む(tools.md)。この2つは「provides a preview and requires explicit confirmation before applying changes」と記載
制限
- MCP: フェアユース上の上限は 10秒あたり50リクエスト、月100,000ツール呼び出し(変更されうると記載)
- MCPは app.ddog-gov.com / us2.ddog-gov.com では非対応(GovCloud非対応)。HIPAA対象とは記載
- Preview toolset: apm, governance, investigator, live-debugger, observability-pipelines, remote-actions(一部は製品プレビューへの登録が必要)。ChatGPTアプリ等はUS1のみPreview
- MCP Access(と書き込みツール用のMCP Write Access)を組織設定で有効にする必要がある
- delete_datadog_dashboard などの削除ツールに、確認プロンプトや復元があるかは公式ページに記載なし(manage_metric_tag_configuration と manage_tag_indexing_rule だけは、変更前にプレビューと明示的な確認が必要と記載)(ノートブックのみ recover_datadog_notebook が一覧にある)
- execute_code はユーザー権限でコードを実行でき、データを変更できると記載。使わせたくない場合は omit_tools で除外できる(設定ページの記載)
- create_datadog_monitor で作ったモニターが通知を送るかどうかは公式から読み取れず未確認。run_datadog_bits_agent・trigger_*investigation は処理を開始する(副作用あり)と一覧に記載
- Pup CLI は、対応するコーディングエージェントを自動検出するエージェントモードで、破壊的操作の確認が自動承認される(公式ドキュメントの記載)。削除を防ぎたい場合は --read-only を使う
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- 【MCP】OAuth 2.0(推奨)/パーソナル・サービスアクセストークン(Authorizationヘッダーのベアラー)/APIキー+アプリケーションキー(DD_API_KEY, DD_APPLICATION_KEY ヘッダー。サービスアカウントのスコープ付きキーを推奨と記載)。カスタムサブドメインは ?subdomain= を付ける。【API】DD-API-KEY(+DD-APPLICATION-KEY)。【CLI(datadog-ci)】DD_API_KEY / DD_APP_KEY(Docker例)。【CLI(Pup)】pup auth login(OAuth2、推奨)/DD_API_KEY + DD_APP_KEY/DD_ACCESS_TOKEN
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- 公式の料金一覧(米国サイト表示、通貨コード・基準日の記載なし): Infrastructure Pro は1ホスト月あたり $15(年払い)/$18(月払い)、APM は1ホスト月あたり $31(年払い)/$36(月払い)、Incident Management は1席月あたり $30(年払い)/$36(月払い)、ログ取り込み 1GBあたり $0.10。MCPサーバー自体の個別料金は読めた範囲に記載なし(2026-10-16確認)。 料金ページ
- 日本語対応
- あり。日本語のドキュメントページが存在(検索結果で docs.datadoghq.com/ja/developers/ と /ja/software_catalog/ を確認。ただし /ja/getting_started/ を開いたところ本文は英語だった=未翻訳ページあり)。Datadog日本向けの日本語ニュースリリースページも検索結果で確認。管理画面の日本語表示は公式ページで確認できず未確認。 なお MCPのページ(docs.datadoghq.com/ja/bits_ai/mcp_server/)は日本語版のURLがあるが、本文は英語だった。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(8件)
- MCPのエンドポイントURL(サイト別。ページ上のサイト選択で表示される)
- ツール一覧の末尾(Networks の途中以降)
- アプリケーションキーのスコープの中身、APIのレート制限、APIの削除系エンドポイント
- 削除の復元範囲(ノートブック以外)
- 管理画面の日本語表示
- 料金の基準日・通貨コード(ページに記載なし)
- datadog-ciの認証の詳細と、READMEが公式CLIと明記しているか。Pup のGA/プレビュー区分、コマンド一覧
- 公式MCPレジストリ・modelcontextprotocol/servers は未参照
出典(9件)
- Datadog MCP Server(Datadog Docs)(確認日 2026-10-16)
- Set Up the Datadog MCP Server(Datadog Docs)(確認日 2026-10-16)
- Datadog MCP Server Tools(Datadog Docs)(確認日 2026-10-16)
- datadog-ci(GitHub DataDog)(確認日 2026-10-16)
- API Reference(Datadog Docs)(確認日 2026-10-16)
- Pricing List(Datadog)(確認日 2026-10-16)
- winor30/mcp-server-datadog(GitHub)(確認日 2026-10-16)
- Datadog CLI(Pup)(Datadog Docs)(確認日 2026-10-16)
- dreamiurg/datadog-mcp(GitHub)(確認日 2026-10-16)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。