Cloudflare
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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Cloudflare, Inc.・クラウド基盤・海外 公式サイト
CDN・DNS・セキュリティを中心に、Workers、R2、D1、KVなどの開発者向けプラットフォームも提供する。公式ドキュメントはWranglerを「Cloudflare Developer PlatformのCLIで、Workerプロジェクトを管理する」と説明している。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか あり
- MCPサーバー側の読み取り専用モードの記載はなし。代わりに、APIトークンの権限グループごとに「Read」を選べる(公式: Read は読み取りと一覧、Edit は作成・読み取り・更新・削除・一覧のフルアクセス)。OAuth接続では同意画面で付与する権限を選べる(権限の選択肢の中身は記載なし)。https://developers.cloudflare.com/fundamentals/api/get-started/create-token/
- 権限(スコープ)を選べるか あり
- APIトークンはユーザートークン・アカウントトークンの両方に対応。権限グループごとにRead/Editを選び、対象リソースをアカウントやゾーンに限定できる(公式の例: 特定ゾーンの DNS Read)。任意でTTL(有効期限)とIPフィルタ欄がある。ただしMCPのREADMEは「Client IP Address Filtering を有効にしたAPIトークンは現在未対応」と記載。アカウントトークンは自動でアカウントIDを検出するため Account Resources: Read を含める必要があると書かれている。
- 危険な操作の既定
- 制御の記載なし(公式ページに「提案された変更を代わりに実行できる」とあるのみで、書き込み前の確認・承認の記載なし)
- 削除ができるか できる
- Editは「create, read, update, delete, list」のフルアクセスと公式に書かれ、API MCP Serverの execute() はその権限の範囲でCloudflare APIを呼ぶ。MCP側にdelete専用ツールの記載はない。第三者製のDNS MCPには delete_dns_record があり、環境変数フラグで保護されている(フラグ名は今回未取得)。
- 取り消し方(キー・接続)
- APIトークン: ダッシュボードの My Profile > API Tokens で、該当トークンの三点メニューから「Roll」→「Confirm」。新しいシークレットが発行され、古いものは無効になる。トークンそのものの削除手順は読んだページに記載なし。OAuth(MCP接続)側の取り消し手順も記載なし。(根拠: https://developers.cloudflare.com/fundamentals/api/how-to/roll-token/)
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
Cloudflare公式の「Cloudflare API MCP Server」(https://mcp.cloudflare.com/mcp)。Cloudflare API(2,500超のエンドポイント)と開発者ドキュメントを対象に、search()・execute()・docs() の3ツールで提供される(Code Mode: モデルがJavaScriptを書き、隔離されたDynamic Workerサンドボックスで実行する方式)。製品別のサーバーとして、ドキュメント検索(docs.mcp.cloudflare.com)、Container(サンドボックス開発環境)、Browser Run(ページ取得・Markdown変換・スクリーンショット)、DEX、Cloudflare One CASB、Agents SDKドキュメントがある。旧来の個別サーバー(Observability、Workers Bindings、DNS Analytics、Logpush、Radar など)は非推奨で、API MCP Serverへの移行を案内している。
つなぎ方(公式の記載)
公式ページの記載: Streamable HTTPの `/mcp` エンドポイントに、リモートMCPに対応する任意のクライアントが接続できる。同ページに、Cloudflare Skills プラグインを入れるとMCPサーバーが同梱されると書かれており、コマンドは `/plugin marketplace add cloudflare/skills`。Claudeは「OAuthで接続できるMCPクライアント」として挙げられている。`claude mcp add` 形式のコマンドは書かれていない。同ページのリンク先として、MCPのリポジトリは github.com/cloudflare/mcp。
公式CLI あり
Wrangler。Workerプロジェクトを管理するCloudflare Developer PlatformのCLI。コマンドは認証したメンバーまたはAPIトークンの権限で動く。認証プロファイルで、ディレクトリごとにログインを切り替えられる。インストール手順とコマンド一覧は別ページ(今回は未取得)。
公式API あり
Cloudflare API(APIリファレンス)。トークン作成・検証・ローテーション・権限グループのエンドポイントがリファレンスに載っている。マネージドMCPのページには、APIは2,500超のエンドポイントと書かれている。ベースURL・認証方式の詳細は、開いたリファレンスのトップページには記載がなかった。
第三者製MCP(公式ではない) 1件
- Cloudflare DNS MCP server(mcp-cloudflare-dns)(作者: GitHubリポジトリの所有者は apexradius。公式MCPレジストリの名前空間は io.github.Ayo-Fam で、所有者名と一致していない(レジストリは今回再確認していない)。運営者の詳細は未確認・最終更新: 2026-06-30(公式MCPレジストリの更新日))
書き込み・削除: 書ける。READMEのツールに list_dns_records / get_dns_record / create_dns_record / update_dns_record / delete_dns_record(「Read and mutate records」)、purge_cache / list_page_rules がある。READMEに「delete_dns_record とキャッシュ全消去は destructive な環境変数フラグの背後に置かれている」とある(フラグ名は docs/start-here.md に書かれており未取得)。読み取り専用モードの記載はなく、必要なAPIトークンの権限はREADMEに「DNS permissions」とあるのみ
バージョン0.1.1。Cloudflare以外が作成。ライセンスはMIT(READMEの記載)。
https://github.com/apexradius/mcp-cloudflare-dns
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
できる操作
読み取りでできる操作
- 【MCP】Cloudflare API MCP Server: search() でAPIの仕様を検索、docs() で開発者ドキュメントを参照、execute() でAPIを呼ぶ(APIを呼ぶ範囲はOAuthの同意画面またはAPIトークンの権限で決まる)
- 【MCP】Documentationサーバー: Cloudflare最新リファレンスの参照
- 【MCP】Browser Runサーバー: Webページの取得・Markdown変換・スクリーンショット
書き込みでできる操作
- 【MCP】サーバーは「提案された変更を代わりに実行できる」と書かれている。操作ごとの書き込み制御や確認手順についての記載はなかった
- 【CLI】WranglerによるWorkerプロジェクトの作成・開発・デプロイ(コマンドのページへの案内あり。個別コマンドは未取得)
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【MCP】OAuth接続時に、エージェントに与える権限を選択できる(権限は同意画面またはAPIトークンのスコープで決まる)
- 【MCP】削除・課金・権限変更などを、MCPで許可/禁止するという個別の記載は、読んだページには確認できなかった
- 【MCP】APIトークンの権限グループごとに Read を選べる(公式: Read は読み取りと一覧、Edit は作成・読み取り・更新・削除・一覧)。MCPサーバー側の読み取り専用モードの記載はなし
制限
- READMEに「一部の機能には有料のWorkersプランが必要な場合がある」と書かれている
- READMEに、Observabilityサーバーなど長い連続ツール呼び出しでは、コンテキスト上限によりClaudeの応答が途中で切れることがあるため、簡潔なクエリを勧める旨の記載がある
- 旧 /sse エンドポイントは `410 Gone` を返す。Streamable HTTPの `/mcp` を使う
- 個別サーバー(AI Gateway、Audit Logs、AutoRAG、DNS Analytics、GraphQL、Logpush、Radar、Workers Builds、Observability、Workers Bindings)は非推奨と書かれている
- API MCP Serverはアカウントの設定を変更できる(サーバーが変更を代行すると書かれている)。取り消せるか、実行前に確認が入るかは、読んだページに記載がなかった。OAuth同意画面で権限を絞る、またはAPIトークンのスコープを絞るのが公式の仕組み
- DNSやWorkersなど本番に影響する設定を触れるため、権限を最小にしたトークンを使う必要がある(権限を選べるという公式記載から読み取れる範囲)
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- MCP(Cloudflare API MCP Server): OAuth。接続時にCloudflareで認可し、エージェントに与える権限を選ぶ。CI/CD向けには、APIトークン(ユーザーまたはアカウント)を Authorization ヘッダーのベアラートークンとして渡す方法がある。製品別サーバーの認証方式はページに記載なし。CLI(Wrangler): 認証したメンバーまたはAPIトークンの権限(`wrangler login` の記載はページになし)。
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- ウェブサイト向けプラン(USD表示): Free は月額 $0、Pro は年払い $20/月・月払い $25/月、Business は年払い $200/月・月払い $250/月、Contract は個別見積もり(年払い)(2026-10-16確認)。Workers、R2、D1、KVなどの従量課金の単価は、このページには載っておらず未確認。MCPサーバー自体の料金の記載は読んだページになし(一部機能に有料のWorkersプランが必要な場合があるとGitHubのREADMEに記載)。 料金ページ
- 日本語対応
- あり。Cloudflare公式ブログ(2020年7月23日)に、ダッシュボードの日本語対応(2020年3月に追加)が記載。ブログは古い記事のため現在の対応範囲は未確認。開発者ドキュメントの日本語版は取得エラーで確認できず。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(10件)
- `claude mcp add` 形式のコマンド(公式ページには書かれていない。Claude Codeでは Cloudflare Skills プラグイン経由の案内)
- Cloudflare API MCP Serverの操作ごとの書き込み制御・確認の有無
- Cloudflare API のベースURL・認証方式の詳細(トップページのみ取得、残り2,361文字は未読)
- Wranglerのインストール手順・コマンド一覧・`wrangler login`
- Workers/R2/D1/KV等の従量課金の単価
- 日本語対応
- 第三者製DNS MCPの destructive フラグ名と必要なAPIトークン権限(docs/start-here.md は未取得)。レジストリ以外(GitHub検索)での探索
- トークンやOAuth接続の取り消し手順(MCPページ・トークン作成ページに記載なし)
- 2026-10-17再確認で残った点: 開発者ドキュメントの日本語の有無(https://developers.cloudflare.com/ja-jp/ は取得エラー)
- 2026-10-17再確認で残った点: トークン削除の手順、OAuth連携の取り消し手順
出典(12件)
- cloudflare/mcp-server-cloudflare(GitHub、Cloudflare)(確認日 2026-10-16)
- Cloudflare's own MCP servers(Cloudflare Docs)(確認日 2026-10-16)
- Wrangler(Cloudflare Docs)(確認日 2026-10-16)
- API Reference(Cloudflare API)(確認日 2026-10-16)
- Plans(Cloudflare)(確認日 2026-10-16)
- MCP公式レジストリ検索 cloudflare(第三者製の確認用)(確認日 2026-10-16)
- cloudflare/skills(GitHub、Cloudflare)(確認日 2026-10-16)
- cloudflare/mcp(GitHub、Cloudflare)(確認日 2026-10-16)
- mcp-cloudflare-dns(GitHub、第三者製)(確認日 2026-10-16)
- Create API token(Cloudflare Docs)(確認日 2026-10-16)
- Roll tokens(Cloudflare Fundamentals docs)(確認日 2026-10-17)
- Internationalizing the Cloudflare Dashboard(Cloudflare Blog、2020-07-23)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。