Calendly
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
← ラボ / Claude Code ガイド / 連携台帳
Calendly・デザイン・共同作業・海外 公式サイト
日程調整(予約ページ)サービス。公式にCalendly MCPサーバーとREST API v2が公開されている。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか あり
- 【API】scheduled_events:read, event_types:read など読み取り系スコープだけを持つパーソナルアクセストークン/OAuthを渡せる(スコープ一覧ページ。PATは作成時にスコープのリストを指定すると書かれている)。【MCP】発行スコープに mcp:scheduling:read が別にあるが、接続時に読み取りだけを選べるかは読んだページに記載なし。
- 権限(スコープ)を選べるか あり
- 【API】23個のスコープから選べる。:writeは同じ領域の:readを暗黙に含む。予約済みイベント(scheduled_events)、連絡先、要約・文字起こし、送信メール一覧なども個別のスコープ。【MCP】読み書き2スコープ。
- 危険な操作の既定
- 制御の記載なし(読んだページに、キャンセルや招待の削除前の確認プロンプトの記載がない)。
- 削除ができるか できる
- 【MCP】no-show解除(meetings-delete_invitee_no_show)と招待の取り消し(revoke_organization_invitation)。予約のキャンセル(meetings-cancel_event)。【API】data_compliance:write(招待者・イベントデータの削除)、contacts:write、meeting_recaps:write、webhooks:write。
- 取り消し方(キー・接続)
- パーソナルアクセストークンは、アカウントの「API & Webhooks」ページでトークンの横の「Revoke」を押す。OAuthのアクセストークンは、トークン失効用エンドポイントにPOSTする。MCP接続側の取り消し手順は読んだページに記載なし。(根拠: https://developer.calendly.com/frequently-asked-questions)
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
開発者ドキュメントに「securely connect to Calendly using the Model Context Protocol」とあり、サーバーは https://mcp.calendly.com(Calendlyがホスト。セルフホスト・ローカル実行は非対応)。サポートされるツールは36個。予約済みイベント・招待者の読み取り(meetings-list_events, meetings-get_event, meetings-list_event_invitees, meetings-get_event_invitee)、イベント種別の作成・更新、空き時間・稼働スケジュールの読み取り・更新、予約の作成(meetings-create_invitee、有料プランが必要)、イベントのキャンセル(meetings-cancel_event)、不在(no-show)の登録・解除、使い捨てスケジュールリンクの作成(shares-create_share等)、組織メンバーの一覧と招待の作成・取り消し、ルーティングフォームの読み取り(Teams以上)などが載っている。連絡先(contacts)を読むツールは一覧にない。ほかに list_calendly_skills / load_calendly_skill が載っている。
つなぎ方(公式の記載)
Claude Codeの追加コマンドは、読んだページに記載なし。ドキュメントは「サーバーURLを設定すれば認証フローが自動で走る」とだけ書く。ヘルプにはClaude(Web・デスクトップ)で「Customize > Connect your tools > Calendly」で接続する手順があり、他のMCP対応ツールは URL https://mcp.calendly.com/ を貼る。ヘルプにClaude Codeへの言及はない。
公式CLI 記載なし
公式の資料を開いて探しましたが、記載が見当たりませんでした。
公式API あり
Calendly REST API v2。開発者ポータルに「book meetings and read and write Scheduling, Contacts, and Notetaker data」とあり、Webhooksで予約などのイベントを購読できる。認証はOAuthアプリとパーソナルアクセストークン。スコープは23個。
第三者製MCP(公式ではない) 2件
- NyxToolsDev/calendly-mcp-server(PyPI `calendly-mcp`)(作者: NyxToolsDev・最終更新: 0.1.1(レジストリ公開 2026-03-25)、MIT)
書き込み・削除: READMEに create_one_off_event / cancel_event(「invitees are notified」)/ reschedule_event があり、いずれも LICENSE_KEY で有効になる有料ツール。無料側は読み取りのみ
公式MCPレジストリの掲載で確認し、READMEを読んだ。認証は CALENDLY_ACCESS_TOKEN(PATまたはOAuth2)。評価はしていない。
https://github.com/NyxToolsDev/calendly-mcp-server - pipeworx-io/calendly(作者: pipeworx-io・最終更新: 0.1.0(2026-06-01))
書き込み・削除: 未確認(READMEを読んでいない)。レジストリ説明に「wraps the Calendly API v2 for scheduling data」とある
公式MCPレジストリの掲載で確認。リモートは https://gateway.pipeworx.io/calendly/mcp。評価はしていない。
https://github.com/pipeworx-io/mcp-calendly
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
できる操作
読み取りでできる操作
- 【MCP】予約済みイベント一覧・詳細(meetings-list_events, meetings-get_event)、イベントの招待者一覧・詳細(meetings-list_event_invitees, meetings-get_event_invitee。招待者の情報を含む)、no-show詳細、空き時間・ビジー時間、イベント種別、ミーティング場所、ユーザー・組織情報・組織メンバー・保留中の招待、ルーティングフォームと回答(Teams以上)
- 【API】scheduled_events:read(予約済みイベントと招待者情報)、contacts:read、meeting_recaps:read(要約・アクション項目・文字起こし)、outgoing_communications:read(送信したSMS・メールの一覧)、routing_forms:read、activity_log:read、organizations:read、users:read、webhooks:read
書き込みでできる操作
- 【MCP】event_types-create_event_type / update_event_type、availabilityスケジュールの更新、meetings-create_invitee(予約を作成)、meetings-cancel_event(イベントをキャンセル)、meetings-create_invitee_no_show、scheduling_links-create_single_use_scheduling_link、shares-create_share、organizations-create_organization_invitation(ユーザー招待)
- 【API】scheduled_events:write(招待者の作成、イベントのキャンセル、no-show登録)、event_types:write、availability:write、shares:write、scheduling_links:write、organizations:write(ユーザーの招待・削除)、webhooks:write(購読の作成・削除)、contacts:write、meeting_recaps:write
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【MCP】meetings-cancel_event(予約のキャンセル)、meetings-delete_invitee_no_show(no-show解除)、organizations-revoke_organization_invitation(招待の取り消し)、organizations-create_organization_invitation(組織への招待)がツール一覧にある。キャンセル時に招待者へ通知が飛ぶかは読んだページに記載なし
- 【API】organizations:writeで組織のユーザーを招待・削除。data_compliance:writeで招待者・イベントのデータを削除(「Delete invitee or event data」)。contacts:writeで連絡先の作成・更新・削除、meeting_recaps:writeで要約の更新・削除、webhooks:writeでWebhook購読の削除
- 【MCP】課金・プラン変更の操作はツール一覧になし。管理者による無効化の記載はヘルプにも開発者ページにもなし(未確認)
制限
- 【MCP】ヘルプに「MCPでの接続に有料プランは不要」とあるが、meetings-create_invitee は有料プラン、routing_forms系4ツールはTeamsプラン以上が必要
- 【MCP】ホスト型のみ(セルフホスト・ローカル実行は非対応)。client_id/secretの手入力が必要なクライアントは非対応
- 【MCP】利用回数の上限は記載なし。動的クライアント登録のエンドポイントのみ「heavily validated and rate-limited」と書かれている(数値なし)
- 【API】data_compliance:write等のスコープの対象プランの記載は読んだ範囲になし
- 予約済みイベント・招待者(氏名・メールなどを含み得る)を読めるツール/スコープがある。
- meetings-cancel_eventは予約をキャンセルする。取り消し(復元)できるか、招待者へ通知が飛ぶかは読んだページに記載なし。
- data_compliance:write(API)は招待者・イベントデータを削除する。復元の記載は読んだページになし。
- ヘルプに「ChatGPTは有料プランとDeveloper modeが必要」とメタ説明にあるが、本文は「全プランで利用可」とあり、ページ内で食い違っている。
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- MCP: OAuth 2.1(Authorization Code + PKCE S256、動的クライアント登録)。事前にOAuthアプリを登録する必要はなく、接続時にブラウザでアカウントへのアクセスを許可。発行されるスコープは mcp:scheduling:read と mcp:scheduling:write(API公開スコープと同じ権限)。client_id/client_secretを手入力が必要なクライアントは非対応。API: OAuth、またはパーソナルアクセストークン(作成時にスコープを指定)。
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- Free「Always free」、Standard $10/席/月、Teams $16/席/月、Enterprise は年$15k〜(USDのみ、50席から)(2026-10-16確認。Standard・Teamsの通貨は「$」表記のみ、税の記載なし。年払い割引は Standard 17%・Teams 20% と書かれており、表示額が月払いか年払いかは読み取れなかった) 料金ページ
- 日本語対応
- 未確認。読んだ開発者ドキュメント・ヘルプは英語。日本語ヘルプ・管理画面は確認していない(日本語で検索したが、日本語ヘルプのURLは結果に出なかった)。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(9件)
- 公式CLIの有無(開発者ポータルにSDK/CLIの記載はなし。製品一覧は開いていない)
- 第三者製MCPはGitHub検索を未実施(公式MCPレジストリの検索のみ)。READMEは NyxToolsDev のみ読んだ
- Claude Code用の追加コマンド、MCPの接続解除・管理者による無効化、PATの取り消し手順、キャンセル時の通知と復元可否
- MCPで読み取りだけを許可する方法
- REST APIのレート制限、各ツールのスコープ対応(ツール一覧ページに記載なし)
- 料金: Standard/Teamsの表示額が月払いか年払いか、通貨、税
- 日本語ドキュメント・管理画面
- 2026-10-17再確認で残った点: ja: 開いたヘルプページのフッターの言語表示は English のみで、日本語の有無は判断できず(https://calendly.com/help/how-to-reconnect-a-disconnected-calendar)
- 2026-10-17再確認で残った点: MCP接続を利用者が取り消す手順(MCPページ・PATページに記載なし)
出典(9件)
- Calendly MCP Overview(Calendly Developer)(確認日 2026-10-16)
- Calendly MCP: Supported Tools(Calendly Developer)(確認日 2026-10-16)
- Authorization Scopes(Calendly Developer)(確認日 2026-10-16)
- Personal Access Tokens(Calendly Developer)(確認日 2026-10-16)
- Build with Calendly(Calendly Developer)(確認日 2026-10-16)
- Connect Calendly to your AI tools(Calendly Help)(確認日 2026-10-16)
- Pricing(Calendly)(確認日 2026-10-16)
- Frequently Asked Questions(Calendly Developer)(確認日 2026-10-17)
- llms.txt(Calendly Developer、開発者ドキュメントの目次)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。