Bitbucket
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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Atlassianが提供するGitベースのコードホスティング/CI/CDサービス。公式ページでは「Git solution for teams using Jira」とされ、Jira連携とBitbucket Pipelinesを備える。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか あり
- (1) API/Gitの認証: APIトークンはスコープを作成時に指定でき、read:repository:bitbucket 等の読み取りスコープだけを付けられる(https://support.atlassian.com/bitbucket-cloud/docs/api-token-permissions/ 、https://support.atlassian.com/bitbucket-cloud/docs/using-api-tokens/)。(2) Atlassian Rovo MCPのBitbucketは read_bitbucket(スコープ read:bitbucket:agent-interface)と write_bitbucket(write:bitbucket:agent-interface)の2グループに分かれ、管理者が権限グループ単位で付与・取り消しできる(各ツールはグループの権限を継承)。専用の「読み取り専用モード」という名前の設定は記載なし(https://support.atlassian.com/atlassian-rovo-mcp-server/docs/supported-tools/)。(3) 第三者製 ethanratnofsky/bitbucket-mcp はREADMEで「マージ・却下・削除は許可リストの対象外」と説明しているが、ライセンスは付与されていない(all rights reserved)。
- 権限(スコープ)を選べるか あり
- APIトークンは作成時にスコープを指定。スコープ例(API token permissions ページの記載): read/write/admin/delete:repository:bitbucket、read/write:pullrequest:bitbucket、read/admin:project:bitbucket、read/admin:workspace:bitbucket、read/write/admin:pipeline:bitbucket、read/write/delete:issue|webhook|snippet|ssh-key|gpg-key:bitbucket など。アクセストークンはリポジトリ/プロジェクト/ワークスペースの種類で対象範囲を絞れ、プロジェクト・ワークスペース用はPremiumが必要(access-tokensページ)。MCPは権限グループ(read_bitbucket / write_bitbucket)単位。
- 危険な操作の既定
- Rovo MCPのBitbucketツールに削除ツールの記載なし。supported-toolsページでは delete_jira と manage_jira が既定で無効(管理者が有効化)と明記される一方、Bitbucketの2グループが既定で無効とは書かれていない。同ページに executeRead / executeWrite / executeDestructive でエージェント側の確認を適用するとの記載はあるが、Bitbucketの各ツールとの対応は書かれていない(制御の記載は限定的、Bitbucketの確認プロンプトは未確認)。write_bitbucket にはプルリクのマージ、ブランチ・コミット作成、パイプライン実行が含まれる。
- 削除ができるか できる
- MCP(Rovo)にはBitbucketの削除ツールなし。ただしAPIトークンのスコープに delete:repository:bitbucket(「Allows the deletion of repositories data」)、delete:issue / delete:webhook / delete:snippet / delete:ssh-key / delete:gpg-key があり、トークンに付ければリポジトリ等のデータ削除ができる。個別のDELETEエンドポイントと必要スコープの対応はAPIリファレンス本文を読めておらず未確認。第三者製 MatanYemini/bitbucket-mcp は deletePullRequestComment / deletePullRequestTask を持ち、BITBUCKET_ENABLE_DANGEROUS(既定で無効)で制御するとREADMEに記載。
- 取り消し方(キー・接続)
- アクセストークンは失効(revoke)で使えなくなり、作成後は閲覧・編集できない(access-tokensページ)。失効手順は別記事「Revoke an access token」「Revoke an API token」に分かれており本文は未取得のため手順は未確認。
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
Atlassian Rovo MCPサーバーがJira、Jira Service Management、Confluence、Bitbucketに対応。Bitbucket Cloudは read_bitbucket(ワークスペース、リポジトリ、ブランチ、コミット、ファイル内容、プルリク・差分、コメント、タスク、パイプライン、デプロイ、環境の読み取り)と write_bitbucket(プルリクの作成・更新・マージ・承認、変更依頼、コメント・タスク管理、ブランチ・コミット作成、パイプライン実行)の2グループ。公式の支援ページにPR・ブランチ・リポジトリの削除ツールは載っていない。Bitbucket Cloudを使うにはワークスペースが組織にリンクされている必要がある。
つなぎ方(公式の記載)
claude mcp add --transport http atlassian https://mcp.atlassian.com/v1/mcp/authv2 を実行し、Claude Codeで /mcp を開いて認証する(公式ページの記載)。
公式CLI 記載なし
Atlassian CLI(acli)の公式コマンド一覧の最上位は admin / feedback / jira / rovodev のみで、Bitbucketのコマンドはない。Bitbucket Cloudの開発者ページの一覧(Forge、REST API、Connect、Pipelines pipes等)にもコマンドラインツールの記載なし。対象はBitbucket Cloud(Data Centerは未確認)。
公式API あり
Bitbucket Cloud REST APIが公開されている(開発者ドキュメントに認証方法・ページネーション・リポジトリ等のAPIグループの項目あり)。APIトークンはREST APIやGitコマンドで使え、認証はメールアドレス+トークンのBasic認証、またはBearer認証。
第三者製MCP(公式ではない) 2件
- bitbucket-mcp(作者: MatanYemini(GitHubアカウント。運営者の詳細は未確認)・最終更新: 未確認(READMEを読んだが最終コミット日は取得できず))
書き込み・削除: あり(READMEの記載: Bitbucket Cloud/Server に対応し、PRのマージ・却下・承認、パイプラインの実行・停止ができる)
MIT、165 stars・105 forks。削除ツールは deletePullRequestComment と deletePullRequestTask の2つで、BITBUCKET_ENABLE_DANGEROUS(既定で無効)で制御するとREADMEにある。ただしREADMEには「DELETEは使わない」という記載もあり、矛盾している。認証はアプリパスワードまたは BITBUCKET_TOKEN。
https://github.com/MatanYemini/bitbucket-mcp - bitbucket-mcp(作者: ethanratnofsky(GitHubアカウント。運営者の詳細は未確認)・最終更新: 未確認(最終コミット日は取得できず))
書き込み・削除: 限定的(READMEの記載: 書き込みは許可リストの10エンドポイントのみで、マージ・却下・削除・ブランチ作成はできない)
1 star。Bitbucket Cloudのスコープ付きAPIトークンを使う。ライセンスは「all rights reserved」。
https://github.com/ethanratnofsky/bitbucket-mcp
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
探した場所(3件)
- https://github.com/MatanYemini/bitbucket-mcp
- https://github.com/ethanratnofsky/bitbucket-mcp
- WebSearch: Bitbucket MCP server(検索結果に jhonymiler、or2ooo、icy-r、daniloneto、ttekun、droplinkperformance、martinhlavacek などが表示。これらは未開封)
できる操作
読み取りでできる操作
- 【MCP】ワークスペース、リポジトリ、ブランチ、コミット、ファイル内容、プルリクと差分、コメント、タスク、パイプライン、デプロイ、環境の参照(read_bitbucket)。公式の支援ページには code-insights レポート、デフォルトレビュアー、パイプラインステップログの参照も載る(スコープ read:bitbucket:agent-interface)
- 【API】APIトークンに read:repository:bitbucket スコープを付けるとクローン等の読み取りに使える
書き込みでできる操作
- 【MCP】プルリクの作成・更新・マージ・承認、変更依頼、PRコメント・タスクの管理、ブランチ・コミットの作成、パイプラインの実行(write_bitbucket)。公式の支援ページには PRコメントの解決・再開、タスク状態の変更、PRの承認・変更依頼も載る(スコープ write:bitbucket:agent-interface)
- 【API】write:repository:bitbucket スコープでプッシュ(クローン+プッシュには read と write の両方が必要)
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【MCP】公式の支援ページにPR・ブランチ・リポジトリの削除ツールは載っていない(マージは可能)
- 【MCP】組織管理者が権限グループ単位でアクセスを付与・取り消しできる(各ツールはグループの権限を継承)
- 【API】ワークスペーストークン(Premium)はワークスペースの管理に使える
- 【API】APIトークンのスコープに delete:repository:bitbucket(「Allows the deletion of repositories data」)、delete:issue / webhook / snippet / ssh-key / gpg-key がある(API token permissions ページの記載。個別のDELETEエンドポイントとの対応は未確認)
制限
- Bitbucket CloudのRovo MCP利用にはワークスペースが組織にリンクされている必要がある
- プロジェクト/ワークスペースのアクセストークンはPremium機能。1ワークスペース/プロジェクト/リポジトリあたり各25個まで(増やせない)
- Freeプランは5ユーザーまで
- MCPのwrite_bitbucketはプルリクのマージ、ブランチ・コミット作成、パイプライン実行ができる。マージやパイプライン実行を取り消せるかは公式ページに記載がなく未確認。
- アクセストークンは自分の権限を使って動く。必要最小限のスコープだけ付け、使い終わったら失効させる。
- 支援ページでは delete_jira と manage_jira が既定で無効と明記されているが、Bitbucketの read_bitbucket / write_bitbucket が既定で無効とは書かれていない。executeRead / executeWrite / executeDestructive の確認もBitbucketの各ツールとの対応は記載なし。
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- MCP: OAuth 2.1(主)、任意でAPIトークン。API: Atlassianアカウントのメール+APIトークン(Basic)またはBearer。リポジトリ/プロジェクト/ワークスペースのアクセストークンも利用可
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- Free: 5ユーザーまで無料(ビルド50分、LFS 1GB)/Standard: 1ユーザー月額$3.65/Premium: 1ユーザー月額$8(いずれも per user per month、追加は1,000分または100GBで月$10。通貨記載なし、2026-10-16確認)。公式の製品ページには「Standard Starts at $15 /month」「Premium Starts at $30 /month」(1〜100ユーザー表示)とあり、料金ページと数字が食い違う。製品ページは per user の単価欄が「USD X per user/month」のプレースホルダーのままで、料金ページの per user 表示と並べて比較できない。どちらが現在の価格かは公式に記載なし 料金ページ
- 日本語対応
- あり。製品ページの言語選択に日本語(日本語)が含まれる。ドキュメント・管理画面の日本語は個別には確認していない。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(8件)
- Bitbucket専用の公式CLIがあるか(acliの getting-started ページにはBitbucketの記載なし。Bitbucket専用の公式CLIは確認できず。製品ページ・開発者イントロでも記載を読めず)
- REST APIでの個別のDELETEエンドポイントと必要スコープの対応(APIリファレンスのページはメニューのみで本文を読めず。スコープ名は API token permissions ページで確認)
- アプリパスワード廃止の時期、APIトークンの有効期限・失効手順(別記事「Revoke an access token」「Revoke an API token」は未取得)、レート制限
- Rovo MCPの設定記事(permission、settings)の中身、Bitbucket操作時の確認プロンプトの有無
- 第三者製MCPのうち jhonymiler、or2ooo、icy-r、daniloneto、ttekun、droplinkperformance、martinhlavacek などは未開封。読んだ2件も最終更新日は未確認
- 日本語ドキュメント・管理画面の個別確認
- 製品ページと料金ページで価格が食い違う理由
- 2026-10-17再確認で残った点: Bitbucket Data Center 側のCLIの有無は未確認
出典(10件)
- Bitbucket 製品ページ(Atlassian)(確認日 2026-10-16)
- Bitbucket 料金ページ(Atlassian)(確認日 2026-10-16)
- Getting started with the Atlassian Remote MCP Server(Atlassian)(確認日 2026-10-16)
- Supported tools(Atlassian Rovo MCP)(確認日 2026-10-16)
- Bitbucket Cloud access tokens(Atlassian)(確認日 2026-10-16)
- Using API tokens(Atlassian)(確認日 2026-10-16)
- Bitbucket Cloud REST API intro(Atlassian)(確認日 2026-10-16)
- API token permissions(Atlassian)(確認日 2026-10-16)
- Atlassian CLI commands(Atlassian)(確認日 2026-10-17)
- Bitbucket Cloud 開発者ページ(Atlassian)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。