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ECS(仮想サーバー)、RDS、OSS、VPCなどを提供するパブリッククラウド。公式がOpenAPI MCP Server、GitHubのMCPサーバー、CLI(aliyun-cli)を公開している。

Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか

読み取り専用で渡せるか 未確認
公式のOpenAPI MCP Serverガイド(https://www.alibabacloud.com/help/en/openapi/user-guide/openapi-mcp-server-guide)を再度開いて確認:専用の読み取り専用モードや読み取り系ポリシーの名指しの案内はない。APIの呼び出しは認可した利用者(OAuth)またはAccessKeyのRAMユーザーの権限の範囲に限られ、公式は『RAMユーザーに削除権限を付与しない』よう案内している。Custom版は公開するAPIを選べる。つまり読み取りだけにするには、権限を絞ったRAMユーザー等で利用者側が組む形になる(その具体的な手順・ポリシー例はガイドに記載なし)。
権限(スコープ)を選べるか あり
RAMユーザー/RAMポリシーで権限を絞る(OpenAPI MCP Server)。静的認証にはAliyunOpenAPIMCPServerStaticCredentialAccessポリシー、MCPサーバー作成にはAliyunOpenAPIMCPServerFullAccess(または openapiexplorer:*Mcp* と ram:*Application*)が必要。Custom版は公開するAPIを選べる(推奨は1サーバー30API以下)。ops-mcp-serverは --visible-tools / --services で公開ツールを絞れる。
危険な操作の既定
ops-mcp-server:READMEと起動パラメータ文書に確認プロンプトの記載なし。--visible-tools(ホワイトリスト)、--services、--code-deploy(6ツールのみ。LOCAL_RunShellScriptを含む)、--host(既定127.0.0.1)、--headers-credential-only(既定false)が文書にある。OpenAPI MCP Server:Custom版の作成時に『リスク警告の確認』がある(ガイド記載)。ECSのリリース保護は既定で無効。
削除ができるか できる
【ops-mcp-server】ECS DeleteInstances、OSS DeleteBucket がツール一覧にある。ECSのリリースは『永久で元に戻せない』、ローカルディスク・システムディスク等のデータは復旧できない、事前にスナップショットかカスタムイメージでバックアップするよう公式に書かれている。独立ディスク・EIP・スナップショットは同時に解放されず課金が続くことがある。リリース保護は手動のリリースをブロックするが、支払い延滞15日超・予約リリース・セキュリティ/コンプライアンス上の停止・Auto Scalingのスケールインによる自動リリースは止めない。
取り消し方(キー・接続)
AKが漏えいした場合はRAMコンソールで無効化または削除し、新しいAKでクライアント設定を更新、ActionTrailで不正な呼び出しを確認する。AKは定期的にローテーションするよう公式が推奨。OAuthは期限切れ後に再サインインが必要。

根拠のページ

つなぎ方(公式の資料にある範囲)

公式MCP あり

(1) Alibaba Cloud OpenAPI MCP Server:自然言語でAlibaba Cloud APIを呼びクラウドリソースを管理するサービス。Core版(全OpenAPIをセマンティック検索で選択、アカウントに1つ)とCustom版(選んだAPIだけをツール化、複数作成可、推奨は1サーバー30API以下)がある。(2) aliyun/alibaba-cloud-ops-mcp-server(GitHub、Apache-2.0):ECSのインスタンス作成・削除・起動・停止・再起動・パスワード変更・OS変更・コマンド実行、RDSの起動・停止・再起動、OSSのバケット作成・削除、CloudMonitor指標の取得、アプリのデプロイ等。ops-mcp-serverには起動パラメータ(README_mcp_args.md)がある:--transport(既定stdio)、--port(8000)、--host(既定127.0.0.1)、--services(ecs, oos, rds, vpc, slb, ess, ros, cbn, dds, r-kvstore, bssopenapi から限定)、--headers-credential-only(既定false)、--env(domestic/international)、--code-deploy(6ツールのみ。LOCAL_RunShellScriptを含む)、--extra-config、--visible-tools(ツール名のホワイトリスト)。読み取り専用を指定するフラグは文書にない。

つなぎ方(公式の記載)
OpenAPI MCP Serverの公式ガイドに、Claude Codeでの追加方法が書かれている:OAuthの場合は claude mcp add で npx mcp-remote-alibaba-cloud にエンドポイントを指定、静的認証(AccessKey)の場合は --env でAKを渡し uvx alibabacloud.mcp-proxy@latest --server-url で接続(エンドポイントの値はコンソールのエンドポイントページで取得)。ops-mcp-serverはREADMEで、uvx alibaba-cloud-ops-mcp-server@latest を実行するMCP設定にALIBABA_CLOUD_ACCESS_KEY_ID / ALIBABA_CLOUD_ACCESS_KEY_SECRET を環境変数で渡す方法が示されている(READMEにClaudeの名前はない)。

根拠のページ

公式CLI あり

Alibaba Cloud CLI(aliyun-cli、GitHub aliyun/aliyun-cli、Apache-2.0、Go製、OpenAPIベース)。RPC/RESTful APIの呼び出し、--outputの表形式出力、--waiterによる状態ポーリング等。ドキュメントにはOpenAPI MCP Serverとの間でOAuth認証とトークン更新を自動で扱う aliyun mcp-proxy の記載がある。

根拠のページ

公式API あり

OpenAPIを公開。ECSのドキュメントにはRunInstances、DeleteInstance、ModifyInstanceAttribute、DeletionProtectionパラメータ等のAPI名が出てくる。公式のSDK・OpenAPI Explorerもある(ページ本文は未読)。

根拠のページ

第三者製MCP(公式ではない) 2件

第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。

探した場所(4件)

できる操作

読み取りでできる操作

  • 【MCP】ECSインスタンス・リージョン・ゾーン・イメージ・セキュリティグループ・VPC・vSwitch・RDSインスタンスの一覧取得(Describe系)
  • 【MCP】CloudMonitorのCPU・負荷平均・メモリ・ディスクの指標取得
  • 【MCP】OSSのバケット一覧・オブジェクト一覧
  • 【MCP】OpenAPI MCP Server:RAM権限で許可されたOpenAPIの呼び出し(Core版は全OpenAPIが対象になりうる)

書き込みでできる操作

  • 【MCP】ECS:RunInstances(作成)、起動・停止・再起動、ResetPassword、ReplaceSystemDisk(OS変更)、RunCommand(コマンド実行)
  • 【MCP】RDS:起動・停止・再起動
  • 【MCP】OSS:バケット作成(PutBucket)
  • 【MCP】アプリのECSへのデプロイ、ローカルのシェルスクリプト実行(LOCAL_RunShellScript)
  • 【CLI】RPC/RESTful APIの呼び出し全般(記載はREADMEの機能概要まで)
  • 【MCP】ops-mcp-server:--code-deploy を指定した場合のツールは6つだけだが、LOCAL_RunShellScript を含むため読み取り専用ではない

管理者操作(削除・課金・設定変更など)

  • 【MCP】ECS DeleteInstances(インスタンス削除)、OSS DeleteBucket(バケット削除)がツールに含まれる
  • 【MCP】ECSやOSSの作成は課金が発生しうる(READMEに課金の記載はない)
  • 【MCP】OpenAPI MCP Server:呼べる範囲はOAuth認可ユーザー/AKに紐づくRAMユーザーの権限で決まる。削除系権限をRAMユーザーに付与しないことが公式に推奨されている
  • 【API】ECSのリリース保護(DeletionProtection)をAPIで設定でき、保護中のインスタンスにDeleteInstanceを呼ぶとInvalidOperation.DeletionProtectionエラーになる
  • 【MCP】ops-mcp-server:--services で指定できるサービスに bssopenapi(課金系API)が含まれる。--visible-tools と --services で公開ツールを絞れるが、公式が読み取り専用の代替としてこの用途を明言しているわけではない
  • 【MCP】OpenAPI MCP Server:Custom版の作成時にリスク警告の確認がある。MCPサーバー作成には AliyunOpenAPIMCPServerFullAccess(または openapiexplorer:*Mcp* と ram:*Application*)が必要。Terraform Toolsは作成のみで変更はできないと書かれている

制限

  • OpenAPI MCP ServerのCore版はアカウントごとに1つで、チューニング不可
  • OpenAPI MCP Serverの静的認証にはPython 3.13以上とuvが必要と書かれている
  • リリース保護は従量課金インスタンスが前提。支払い遅延(15日超)、予約リリース、セキュリティ違反による強制停止、Auto Scalingのスケールインには効かない
  • ops-mcp-serverのライセンスはApache-2.0、コミット135、リリースなし、バージョン記載なし(GitHub表示)。最終更新日はページ上で確認できなかった
  • ops-mcp-serverの起動パラメータには読み取り専用フラグも確認プロンプトもない。--visible-tools、--services、--code-deploy、--host(既定127.0.0.1)で公開範囲を絞る形
注意
  • ECSのリリース(削除)は元に戻せない。独立ディスク・EIP・スナップショットを同時に解放しない設定にすると残って課金が続く(公式)
  • ECSを削除する前にスナップショット等でバックアップを取るよう公式が案内している
  • AKをmcp.jsonなどバージョン管理されるファイルに直接書かないことが公式に推奨されている
  • ops-mcp-serverはuvx ...@latest で最新版を取得する設定例(バージョン固定は利用者判断)
  • 公式はECSの本番インスタンスにはすべてリリース保護を有効にするよう推奨している
  • ops-mcp-serverは --services に課金系(bssopenapi)も含められ、--code-deploy にはローカルのシェルスクリプト実行(LOCAL_RunShellScript)が含まれる。--visible-tools でツール名を限定できる

認証・料金・日本語・実機検証

認証方式
OpenAPI MCP Server:OAuth(短命トークン、RAMコンソールで公式アプリのインストールと割当が必要)、静的認証情報(AccessKey、環境変数。AliyunOpenAPIMCPServerStaticCredentialAccessポリシーの付与が必要)、Bearerトークン(Model Studio向け、詳細は別ドキュメント)。ops-mcp-server:AccessKey ID/Secretを環境変数で渡す。CLI:AK、RamRoleArn、EcsRamRole、OIDC、CloudSSO等。
公表されている料金(2026年10月16日確認)
未確認(ECS製品ページの価格表は埋め込みiframeで本文から読めなかった。なお3か月の無料トライアルのボタンがページにある) 料金ページ
日本語対応
あり。ヘルプセンターに日本語版(https://www.alibabacloud.com/help/ja)がある。個別の記事が日本語かは未確認。管理画面(コンソール)の言語は未確認。
Claude Code実機検証
未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(12件)
  • ECSなどの公表価格の数値(価格表がiframeで読めず)
  • READMEの最終更新日(GitHubページに表示されず)
  • aliyun/alibabacloud-ecs-mcp-server のURLを開いたところ、返ってきた内容はops-mcp-serverのREADMEだった(リダイレクトかどうかは確認していない)。別の旧リポジトリ(alibabacloud-core-mcp-server、alibabacloud-observability-mcp-server等)が存在するが開いていない
  • ops-mcp-serverが削除・停止時に確認を求めるか(READMEと起動パラメータ文書に記載なし。読み取り専用フラグも文書にない)。--visible-tools・--servicesを読み取り専用の代替に使えるかは、公式が用途として明言していない。OpenAPI MCP Server各APIの危険操作の扱い(Custom版作成時のリスク警告確認の中身は未読)
  • aliyun mcp-proxyの詳細(検索結果の見出しのみ、本文は未読)
  • 管理画面の日本語対応
  • APIリファレンス本体(OpenAPI Explorer)は未読
  • 第三者製MCPは公式MCPレジストリ・GitHub検索を直接は開いていない
  • Alibaba CloudのECS料金、第三者製MCPは、今回の確認では再度開いておらず前回の記述のまま
  • 2026-10-17再確認で残った点: 料金: ECS製品ページ(https://www.alibabacloud.com/en/product/ecs?_p_lc=1)も価格表が埋め込みiframeで読めず、インスタンスの基本価格は確認できず(本文にあった通貨付きの数字はマーケットプレイスのRHELイメージ『From $43.000 USD/month』のみで、ECS本体の価格ではない)
  • 2026-10-17再確認で残った点: 公式MCPレジストリは未読
  • 2026-10-17再確認で残った点: 第三者MCPの最終更新日
出典(11件)

この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。

ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。