Airtable
Claude Codeに渡せる権限の範囲と、つなぎ方を、公式の資料から読み取れる範囲でまとめました。
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表形式のデータベースでアプリやワークフローを作るサービス。公式の開発者ページは、AIエージェント向けにMCPサーバー(https://mcp.airtable.com/mcp)を提供していると説明している。
Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか
- 読み取り専用で渡せるか あり
- 読み取り専用モードそのものの記載はない。PATの作成画面はMCPのスコープが事前選択され、不要なものを外して絞れる(公式)ので、書き込み系スコープ(data.records:write / schema.bases:write / data.recordComments:write)を外したPATを渡す形になる。また「MCPは利用者のAirtable権限に従う」ため、閲覧のみ・コメントのみの権限のユーザーは読めるが作成・更新はできない(サポート記事)。https://airtable.com/developers/agents/mcp/claude-code ・ https://support.airtable.com/articles/9897799762-using-the-airtable-mcp-server
- 権限(スコープ)を選べるか あり
- PAT/OAuthとも同じ7種:data.records:read / :write、schema.bases:read / :write、data.recordComments:read / :write、workspacesAndBases:read。OAuthでは接続するベース・ワークスペースを選べる。権限は利用者のベース権限(オーナー・クリエイター:スキーマとレコード、エディター:レコードのみ、インターフェース専用:インターフェースに出ているデータのみ)に従う。ツール単位で絞る方法の記載なし。
- 危険な操作の既定
- 【MCP】Airtableの公式クイックスタートは「Nothing gets created until you approve」「AIツールが書き込む内容を示し、確定前に確認できる」と書く(AIツール側の確認の記載。サーバー側の強制は記載なし)。サポート記事には確認の記載なし。オートメーションは下書き保存で、オンにする前にAirtableで確認する。削除ツールがある(下記)。「ツール名・挙動は変わりうる」(サポート記事)。
- 削除ができるか できる
- 【MCP】公式ツール一覧(全40ツール)に delete_records_for_table(IDでレコード削除)、delete_table(テーブルをレコード・フィールド・ビューごと削除)、delete_interface(インターフェースをページごと削除)、delete_page、delete_automation(オフのオートメーションのみ)。フィールド削除・ベース削除のツールは一覧になし。revert_action(「Reverts a previous eligible mutation by action ID」)があるが、対象になる変更の範囲は未確認。https://airtable.com/developers/agents/mcp/tools
- 取り消し方(キー・接続)
- サポート記事:ユーザープロフィール > Integrations > Third-party Integrations で、特定のベースを外すか、連携自体を削除する。PATは公式ページに「トークンの作成と管理」のページがあるが、削除手順の詳細は未読。
つなぎ方(公式の資料にある範囲)
公式MCP あり
Airtable公式のリモートMCPサーバー(https://mcp.airtable.com/mcp)。公式のツール一覧(全40ツール、https://airtable.com/developers/agents/mcp/tools)によると、ベース検索・一覧、テーブル・フィールドの作成・変更、インターフェースの作成・公開、レコードの読み取り・作成・変更、コメント作成、オートメーションの一覧・取得・作成・更新、create_base(ベースの新規作成)、submit_form(フォーム送信)に加えて、削除系のツールがある:delete_records_for_table(「Deletes records from a table by ID.」)、delete_table(「Deletes an entire table, including its records, fields, and views, from a base.」)、delete_interface(インターフェースをページごと削除)、delete_page、delete_automation(オフになっているオートメーションのみ)。フィールド削除・ベース削除のツールは一覧にない。revert_action(「Reverts a previous eligible mutation by action ID.」)で、対象となる変更の取り消しができると書かれている(対象になる変更の範囲は未確認)。なお getting-started・Claude Code・サポート記事の3ページには削除の記載がなく、削除ツールの根拠はツール一覧ページのみ。サポート記事によると、新規・更新したオートメーションは下書きとして保存され、Airtable上で確認してからオンにする。Scriptアクションを含むオートメーションはMCPで作成・編集できない。
つなぎ方(公式の記載)
【公式プラグイン(推奨)】`claude plugin install airtable@claude-plugins-official` → claudeを再起動 → `/plugin` の Installed で Airtable MCP を選び Authenticate(OAuth)。【手動・OAuth】`claude mcp add --transport http airtable https://mcp.airtable.com/mcp` → `/mcp` で Authenticate。【手動・PAT】PATを作成し `claude mcp add --transport http airtable https://mcp.airtable.com/mcp --header "Authorization: Bearer ${AIRTABLE_PAT}"`。
公式CLI あり
公式の開発者トップページが、スクリプト・定期実行・ワークフロー向けのCLI(npm の @airtable/mcp-cli。`npm install -g @airtable/mcp-cli`)を案内している。PATはCLI・スクリプト向けに推奨されている(getting-startedの記載)。コマンド一覧・認証手順・削除の可否は、npmとGitHubのページを取得できず確認できていない(開発者ページはCLIのページのURLを示していない)。airtable.js(SDK)とは別物。
公式API あり
Airtable Web API。公式の導入ページは、REST規約・JSONでAirtableのデータを外部システムと連携できると説明。公式のJavaScriptクライアント airtable.js あり(これはSDKで、CLIではない)。認証(PAT/OAuth)・レート制限・レコード削除は導入ページに記載なし。MCPのページには PATとOAuthのスコープ(data.records:read など)の記載がある。
第三者製MCP(公式ではない) 2件
- rashidazarang/airtable-mcp(作者: rashidazarang(GitHubユーザー)・最終更新: 未確認(GitHubのリポジトリページから最終更新日を読み取れず))
書き込み・削除: あり。READMEに delete_record・batch_delete_records・delete_table・delete_field・delete_comment などの削除系と、レコード・テーブル・フィールドの作成・更新ツールの記載がある。
READMEは「Airtable integration for AI-powered applications」と説明。Airtableとの提携・公認の記載は見当たらない(ページ上の確認)。コミット17件。
https://github.com/rashidazarang/airtable-mcp - sulaiman013/AIRTABLE-MCP(作者: sulaiman013(GitHubユーザー)・最終更新: 未確認(GitHubのリポジトリページから最終更新日を読み取れず))
書き込み・削除: READMEに書き込み・削除の記載なし。ツールは list_bases・list_tables・search_records・aggregate_records・get_field_values・get_table_schema の6つで、いずれも読み取り系。
READMEは自然言語でAirtableを扱うMCPサーバーと説明。提携の記載なし(謝辞でAirtable APIに言及するのみ)。コミット9件。
https://github.com/sulaiman013/AIRTABLE-MCP
第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。
探した場所(5件)
- WebSearch(Airtable MCP server)の結果は公式ドメインの資料が中心。第三者製MCPの運営者・READMEは読んでいない
- WebSearch「Airtable MCP server github」(github.com限定)
- https://github.com/rashidazarang/airtable-mcp
- https://github.com/sulaiman013/AIRTABLE-MCP
- https://registry.modelcontextprotocol.io/v0/servers?search=airtable(取得エラーで読めず)
できる操作
読み取りでできる操作
- 【MCP】ベース検索・許可したベースの一覧、スキーマ、レコード、インターフェースのページ構造とデータ、コメント(公式の記載)
- 【MCP】自動化(オートメーション)の一覧と設定の取得
書き込みでできる操作
- 【MCP】レコードの作成・変更(1リクエストで作成できるのは10レコードまで)、コメント作成(サポート記事)
- 【MCP】テーブルの作成・変更、フィールドの作成(高度なフィールド含む)、インターフェースの作成・公開
- 【MCP】オートメーションの作成・更新(下書きとして保存)
- 【MCP】ベースの新規作成(create_base)、フォーム送信(submit_form)、対象となる変更の取り消し(revert_action。対象範囲は未確認)(公式のツール一覧)
管理者操作(削除・課金・設定変更など)
- 【MCP】削除系ツール:レコード削除(delete_records_for_table)、テーブル削除(delete_table。レコード・フィールド・ビューごと)、インターフェース/ページ削除(delete_interface / delete_page)、オフのオートメーション削除(delete_automation。オンのものはAirtableで先にオフにする)(公式のツール一覧)。フィールド削除・ベース削除のツールは一覧にない
- 【MCP】管理者が第三者連携を制限している場合は、MCP連携を許可リストに入れる必要がある(管理パネル > Settings > Integrations & development > Third party integration allowlist)
- 【MCP】開発用ベース(development bases)への呼び出しは403を返す
制限
- 【MCP】全プランで利用可。標準のAirtable APIレート制限が適用(数値の記載なし)。レコード作成は1リクエスト10件まで
- 【MCP】ツール名・挙動は変更されうる(サポート記事)。GA/ベータの表示は読んだページに記載なし
- 【MCP】Scriptアクションを含むオートメーションは作成・編集不可。開発用ベースは403
- 【MCP】テーブル・フィールドの変更、レコードの変更、インターフェースの公開に加え、レコード・テーブル・インターフェース・ページの削除ツールがある(公式のツール一覧)。公式クイックスタートは、AIツール側で書き込む内容を示して確定前に確認できると書くが、Airtableサーバーが確認を強制するかは書かれていない。revert_action で対象となる変更を取り消せると書かれているが、対象範囲は未確認
- 【MCP】オートメーションは下書きで保存され、オンにする前に人が確認する設計(公式の記載)
- 【MCP】サポート記事は「連携するツールとデータソースを信頼できるものにすること」と警告している
認証・料金・日本語・実機検証
- 認証方式
- 【MCP】OAuth(エンドユーザー向け推奨。接続するベース・アプリ・ワークスペースを選べる。Dynamic Client Registration対応)または Personal Access Token(CLI・スクリプト向け推奨)。スコープ:data.records:read / :write、schema.bases:read / :write、data.recordComments:read / :write、workspacesAndBases:read。
- 公表されている料金(2026年10月16日確認)
- Airtable(1ユーザーあたり月額、公式の料金ページ、$表記):Free 無料/Team $20(年払い)/Business $45(年払い)/Enterprise Scale は個別見積。月払い価格はページに記載なし。MCPの追加料金はなし(サポート記事:「All plans」、MCP利用に追加料金なし)。 料金ページ
- 日本語対応
- なし。公式サポート記事 https://support.airtable.com/docs/what-languages-does-airtable-support は、Airtableの画面(インターフェース)の対応言語を英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語としており、日本語は載っていない(翻訳拡張機能は100以上の言語でフィールドの内容を翻訳できるが、これは画面の言語とは別)。公式ドキュメント本文の日本語版の有無は確かめていない。
- Claude Code実機検証
- 未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(7件)
- 公式CLI(npm の @airtable/mcp-cli)のコマンド・認証・削除の可否は未確認(npm・GitHubのページを取得できなかった)。airtable.js はSDKでありCLIではない
- Web APIの認証・レート制限・レコード削除の仕様は導入ページに無く未確認
- MCPのGA/ベータ表示、PATの削除手順、revert_action が対象にする変更の範囲は未確認
- 日本語対応、月払い価格は未確認
- 2026-10-17再確認で残った点: 公式MCPレジストリ(registry.modelcontextprotocol.io)は取得エラーで読めず
- 2026-10-17再確認で残った点: ドキュメント本文の日本語版の有無
- 2026-10-17再確認で残った点: 第三者MCPの最終更新日
出典(11件)
- MCP server overview(Airtable Developers)(確認日 2026-10-16)
- Claude Code(Airtable Developers)(確認日 2026-10-16)
- Using the Airtable MCP server(Airtable Support)(確認日 2026-10-16)
- Web API introduction(Airtable Developers)(確認日 2026-10-16)
- Pricing(Airtable)(確認日 2026-10-16)
- MCP tools(Airtable Developers)(確認日 2026-10-16)
- Quickstart(Airtable Developers)(確認日 2026-10-16)
- Airtable Developers(トップ)(確認日 2026-10-16)
- What languages does Airtable support?(Airtable サポート)(確認日 2026-10-17)
- rashidazarang/airtable-mcp README(GitHub・第三者)(確認日 2026-10-17)
- sulaiman013/AIRTABLE-MCP README(GitHub・第三者)(確認日 2026-10-17)
この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。