← ラボ / Claude Code ガイド / 連携台帳

1Password(AgileBits Inc.)・認証・セキュリティ・メール・海外 公式サイト
パスワード・シークレットの管理サービス。個人・家族・企業向けに加え、開発者向けにCLI・SDK・サービスアカウント・Environments(環境変数の管理)を提供している。

Claude Codeに、どこまで権限を渡せるか

読み取り専用で渡せるか あり
公式Environments MCP Server自体に読み取り専用モードの記載なし(ツール8個のうち list_environments / list_variables / list_local_env_files が Read-only 表記、書き込み系は append_variables・create_environment・rename_environment・create_local_env_file)。CLI/SDK向けにはサービスアカウントで『ボールトごとの権限』を選べ、CLIの権限名は read_items / write_items(read_items が前提)/ share_items。read_items のみにすれば読み取り専用のサービスアカウントになる。権限は作成後に変更できない(公式)。注意: これはシークレットの値をエージェント側が読める経路で、MCPの『値は返さない』設計とは別。https://www.1password.dev/service-accounts/get-started
権限(スコープ)を選べるか あり
MCP: Environmentごとの承認(初回に承認プロンプト、1Passwordがロックされるまで再利用)。サービスアカウント: ボールトごとに read_items / write_items / share_items を選択(--can-create-vaults も指定可)。サービスアカウントは最大100個。
危険な操作の既定
MCP: Environmentごとに『may prompt』の承認プロンプト(常時ではない)。削除ツールなし。シークレット値はエージェントに返さない設計。CLI: op item delete は既定で『最近削除した項目』に30日残る(--archive でアーカイブへ移動も可)。
削除ができるか できる
公式MCPに削除ツールなし(8ツール)。CLIは op item delete があり、『Deleted items remain available for 30 days in Recently Deleted.』、--archive 指定でアーカイブへ移動(公式 https://www.1password.dev/cli/reference/management-commands/item)。op item edit もある。サービスアカウントのどの権限で削除できるかは未確認。なお append_variables は説明が『変数の追加・更新』で、既存変数の上書きが起きるかは未確認。
取り消し方(キー・接続)
MCP: Enterprise管理者が Policies > Agentic permissions > Local MCP server でオフにできる。個人設定でオフにする手順は記載なし。サービスアカウント: 『変更が必要なら、サービスアカウントをrevokeして新規作成する』とあり、手順は別ページ(manage-service-accounts)で未確認。トークンは作成時に1度だけ表示。

根拠のページ

つなぎ方(公式の資料にある範囲)

公式MCP あり

1Password Environments MCP Server(ベータ表記あり)。1Passwordデスクトップアプリの一部としてローカルで動く。シークレットの値は返さない設計: 「can only see variable and Environment names, and never returns the secrets」「By design, the server cannot return secret values stored in 1Password to the client, even if an agent requests them」(公式)。ツール: 読み取り list_environments / list_variables / list_local_env_files、書き込み append_variables(変数の追加・更新) / create_environment / rename_environment / create_local_env_file、認証 authenticate。削除ツールは載っていない。

つなぎ方(公式の記載)
公式は1Passwordプラグインを推奨: Claude Codeで「/plugin marketplace add 1Password/1password-claude-plugin」→「/plugin install 1password@1password」→再起動して /mcp で接続確認。事前に1Passwordの設定 > Labs > MCP Server で「Enable local MCP server」をオンにし、設定 > Developer で「Integrate with MCP clients」を選ぶ。 (「設定 > Developer で Integrate with MCP clients を選ぶ」の手順は、確かめ係の確認では見つからなかった。Labs > MCP Server の有効化は確認できた。)

根拠のページ

公式CLI あり

1Password CLI(op)。「brings 1Password to your terminal」。シークレット参照(secret references)を実行時に実際の値へ置き換える、1Password Environmentsから環境変数を読み込む、設定ファイルへの注入、シェルプラグインで他社CLIを生体認証で認証、アイテムの作成・取得。

根拠のページ

公式API あり

CLIのページに「Connect Server: private REST API でアイテムにアクセス」、およびサービスアカウント(CLI/SDK向けの個人に紐づかない認証、最大100個)の記載。SDKのAIエージェント向けチュートリアルへのリンクあり(/sdks/ai-agent、ページ本体は未読)。

根拠のページ

第三者製MCP(公式ではない) 1件

第三者製のMCPは、サービスの運営元が作ったものではありません。作者と中身を確かめてから使うかどうかを決めてください。ここに載せているのは、公式のレジストリやGitHubで見つかったものを、書かれている範囲でまとめたもので、おすすめではありません。

探した場所(2件)

できる操作

読み取りでできる操作

  • 【MCP】Environmentsの一覧、変数名の一覧、ローカル .env ファイルの一覧(値は返さない)
  • 【CLI】シークレット参照の解決、Environmentsからの環境変数の読み込み、アイテムの取得
  • 【API】Connect Serverでアイテムにアクセス(個別操作は未確認)

書き込みでできる操作

  • 【MCP】変数の追加・更新(append_variables。既存変数の値を上書きするかは未確認)、Environmentの作成/名前変更、ローカル .env ファイルの作成
  • 【CLI】アイテムの作成と編集(op item edit)。スクリプトからのアイテム管理

管理者操作(削除・課金・設定変更など)

  • 【MCP】削除ツールなし(公式の一覧)
  • 【CLI】op item delete でアイテムを削除できる。公式に「Deleted items remain available for 30 days in Recently Deleted.」とあり、--archive でアーカイブへ移動もできる
  • 【MCP】Enterprise管理者は「Policies > Agentic permissions > Local MCP server」で機能のオン/オフが可能
  • 【API】サービスアカウントでアクセスできるボールト・Environmentsと実行できる操作を管理者が制御できる。CLIでの権限名は read_items / write_items(read_items が前提)/ share_items で、作成後に変更できない(公式「This can't be changed later.」)

制限

  • Environments MCP Server はベータ表記(Claude Code/Cursor 節にBetaバッジ)
  • デスクトップアプリ必須。stdio対応クライアントのみ(リモート専用クライアント非対応)
  • Codex/Kiro と ローカル .env ファイルはMac/Linuxのみ
  • 対象プランは開いたページに記載なし(Enterprise管理者向けポリシーの記載あり)
  • サービスアカウントは最大100個
注意
  • 公式MCPは「値を返さない」設計と書かれているが、これはEnvironments MCP Serverの話。サービスアカウントの read_items などを使う経路は、シークレットの値をエージェント側が読める別経路(確かめ係の報告)。CLIの secret reference や op run を実行させた場合の個別の挙動は、開いたページでは確認していない
  • 書き込み系ツールは変数の追加・更新と Environment の作成/名前変更。MCPの削除ツールは公式一覧にない(CLIの op item delete は別)
  • 第三者製のop-mcpは削除系・シークレット読み取り系ツールを含む。READMEに値の扱いの明記がない

認証・料金・日本語・実機検証

認証方式
MCP: ローカルのデスクトップアプリ経由の認証。Environmentごとの承認プロンプトあり。CLI: 生体認証(デスクトップアプリ連携)、サービスアカウント、Connect Server。
公表されている料金(2026年10月16日確認)
Individual $3.99/月(年払い)、Families $5.99/月(年払い)(USD、通常価格。新規向け割引価格は除く)。Business/Teamsの価格は開いたページに表示なし。円建ての表示は確認できず(2026年10月確認) 料金ページ
日本語対応
あり。サイトの日本語ページあり(1password.com/jp)。1Password.comの表示言語に日本語(ja)が含まれる(support.1password.com の表)。開発者向けドキュメント(1password.dev)の日本語は未確認。
Claude Code実機検証
未検証(この台帳は、動かして確かめた記録ではありません。Akiraが試したときは、検証日つきで書き換えます)
確認できていない点(9件)
  • MCP/CLI/サービスアカウントの対象プラン
  • op run / op read の個別ドキュメント(CLIトップのページで名称は確認できず)
  • サービスアカウントの取り消しの具体的な手順(manage-service-accounts ページは未取得)、どの権限で削除できるか
  • append_variables が既存変数の値を上書きするか
  • 「設定 > Developer で Integrate with MCP clients を選ぶ」の手順
  • Connect Server・SDK・Events API の個別ドキュメント
  • Business/Teams の価格、円建て価格
  • エージェントのフック検証(agent hooks)、Claude Codeプラグインの詳細ページ(/environments/claude-plugin 等)は未読
  • 開発者ドキュメントの日本語
出典(9件)

この台帳は、公式の資料を読んだ範囲のことで、動かして確かめたものではありません。確認日: 2026年10月16日。

ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。