3行でいうと
- 公式ヘルプによると、チャットでは「GPT-6」が、以前の「Latest」に代わってモデルメニューに出ます。思考の深さは Instant、Medium、High、Extra High、Pro の段階で選びます。Extra High と Pro が使えるかどうかは、プランで変わります。
- 使用量は「何通」と決まった数ではなく、モデル、作業の大きさ、思考の深さで減り方が変わる、と公式は説明しています。数字は「目安の範囲」で表示されます。
- 料金は、公式の表示では Free が $0、Go が $8、Plus が $20、Pro が $100・$200・$500 の3段、Business が1席あたり $20(年払い)または $25(月払い)です。日付のない表示も多く、変わることがあります。
この記事は、公式ドキュメントを2026年10月22日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はChatGPTを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。公式の文章は要約の形で取得したため、引用は最小限にして言い換えています。なお、ChatGPT公式の料金ページ(chatgpt.com/pricing)そのものは、取得しても中身が読めませんでした。価格は、同じ公式の別のページから拾っています(くわしくは「公式の料金ページの表示」の章)。
先に結論
- まず見る場所。 まず見るのはモデルの選択欄です。Business向けの公式ヘルプには、利用できる選択肢はワークスペースや提供時期で変わるので、自分のアカウントの選択肢はモデルピッカーで確認する、と書かれています。
- 迷ったとき。 公式ヘルプの目安は、日常の質問は Instant、ふつうの思考は Medium、長く考えさせたいときは High、いちばん深いのは Extra High、難しくて長い作業は Pro です。
- 使用量の見方。 設定の「Usage」で、残りと次に戻る時刻を見ます。公式は、大きな作業の前に確認し、まず低い思考レベルから試すと使用量が長持ちする、と書いています。
- お金の話。 無料〜Plusで足りなくなったとき、プランを上げる方法と、クレジット(追加の利用枠)を買う方法があります。クレジットが買えるかは、アカウントや地域で変わります。
前提:用語をそろえる
- モデル:ChatGPTの中で文章を作るAIの本体です。名前は、ここでは公式ヘルプの表記をそのまま使います。
- ピッカー:モデルや思考の深さを選ぶ画面の部品です。公式のリリースノートによると、2026年4月28日に、モデル選択と思考の深さの操作が、Web版の入力欄とモデルピッカーに移りました。
- Chat、Work、Codex:公式ヘルプの区分です。Chat は質問や調べ物、Work は長い複数手順の作業と成果物づくり、Codex はソフトウェア開発や技術的な作業、と説明されています。Work と Codex は Chat とは別の既定のモデル選択を持ち、使用量の枠は Work と Codex で共有します。
- 使用量(allowance):プランに含まれる利用枠です。一定の時間枠(5時間など)や週ごとの枠で数えられます。
- クレジット:枠を使い切ったあとに、追加で使える利用量です。ChatGPTの「ウォレット」(ドル残高)とは別物と書かれています。
モデルの選び方(Chat)
公式ヘルプ「GPT-6 and other models in ChatGPT」を中心にまとめます。これは取得時点の表示です。
| 選択肢(公式の表記) | 公式の説明 | 補足 |
|---|---|---|
| GPT-6 | モデルメニューで「Latest」に代わる。Instant〜Extra High の段階は GPT-6 Sol で動く | ピッカーには「Sol」とは表示されない、と書かれている |
| Instant | 日常の質問向けの速い応答 | FreeとGoの Instant は GPT-5.6 Luna |
| Medium | ふつうの思考 | Plus以上で利用可 |
| High | 長めの思考 | Plus以上で利用可 |
| Extra High | GPT-6 Sol で選べる最も深いレベル | Pro、Business、Enterprise で利用可。Plusは対象外 |
| Pro | 難しい作業と長く動く作業向け。GPT-6 Pro(GPT-6 Astra で動く)または GPT-5.6 Sol Pro | GPT-6 Pro は Pro $100、Pro $200、Business、Enterprise の記載。Enterpriseは権限にも依存 |
| GPT-5.6 Sol | コーディング、調査、サイバーセキュリティ、科学、コンピューター操作、デザインなど複雑な作業向け | GPT-6 とは別の選択肢として残る |
| Think | FreeとGo向け。より難しい質問に使う | GPT-5.6 Luna を使う |
そのほか、公式ヘルプに書かれていた点です。
- GPT-5.6 Terra と GPT-5.6 Luna は、通常のChatでは選べません。Work、Codex、APIで使えます。
- GPT-6.1 Sol は、WorkとCodex専用です。Enterprise・Eduでは、オーナーが有効にする必要があります。
- GPT-6 Astra は、Proでは Chat、Work、Codex に含まれ、Plusでは Work と Codex に含まれる、と書かれています。
- Work・Codex の選び方(公式の目安)。 ふだんの作業には Terra(能力、速さ、費用の釣り合い)、Luna は最も速く費用が低い、と書かれています。
- 以前の選択の扱い。 既存の「Latest」は、同じ思考レベルのまま GPT-6 に移ります。GPT-5.6 Sol を明示して選んでいた場合は、GPT-5.6 のままです。GPT-6 の提供開始で、古い選択肢が消えるわけではない、と書かれています。
- 思考が自動で上がらない。 PlusとProでは、Instant を選んでいると、「もっとよく考えて」と頼んでも、自動で上のレベルには切り替わりません。ただし、安全のためのモデル切り替えは起こりえます。Businessでは、設定の「Settings > General > Higher intelligence」が、Instant 選択中の自動の追加思考を制御します。
- 上限に当たったとき。 思考の上限に達すると、ChatGPTが別の利用可能なモデルで続けることがあります。Proモデルの上限に達しても、契約は変わりません。ほかのモデルを使うか、リセットを待つ、と書かれています。
モデルの入れ替わり(公式のリリースノート、モデルリリースノート)
- 2026年7月9日:GPT-5.6 Sol の展開が始まりました。対象は対応する有料プランで、Free、Go、ログインなしでは使えない、と書かれています。
- 2026年10月14日:GPT-5.5 が ChatGPT、ChatGPT Work、Codex から退役。API側は影響なし。
- 2026年5月28日の告知:GPT-4.5 は2026年6月27日、OpenAI o3 は2026年8月26日にChatGPTから退役。
- 2026年2月13日:GPT-4o、GPT-4.1、GPT-4.1 mini、o4-mini、GPT-5(Instant と Thinking)がChatGPTから退役。APIは変更なし。
- 2026年3月11日:GPT-5.1 の Instant、Thinking、Pro が使えなくなり、既存の会話は GPT-5.3 Instant、GPT-5.4 Thinking、GPT-5.4 Pro に移りました。
- Goのヘルプには、GPT-5.6 Sol と、4oのような旧モデルは含まれない、と書かれています。
プランごとの違い
公式ヘルプの表示です(確認日10月22日)。数字や条件は、変わることがあります。
| プラン | Medium、High | Extra High | Pro | 公式ヘルプに書かれていた主な点 |
|---|---|---|---|---|
| Free | なし | なし | なし | 日常のテキストチャットは無制限(不正利用防止の安全策あり)。画像生成、音声、ファイルのアップロードなどは別の上限 |
| Go | なし | なし | なし | Free と同様に日常チャットは無制限。画像生成、ファイル、データ分析の上限が高い。Think あり |
| Plus | あり | なし | なし | 優先アクセス、より高い上限。Astra は Work と Codex のみ |
| Pro | あり | あり | あり | $100 は Plus の5倍、$200 は Plus の20倍の使用量、と書かれている |
| Business | あり | あり | あり | Standard と Premium の2種類の席。管理者がモデルを制限できる |
| Enterprise | あり | あり | あり | 管理者がモデルを制限できる |
Eduは、この表を載せたページには行がありませんでした。FreeとGoについて、公式は "Thinking limits depend on your plan" と書くだけで、数値は載せていません。
Proの $100 と $200 の違い(公式ヘルプ)。 - Pro $200 では、GPT-6 Pro に週ごとの上限があります。当たると、ChatGPTは GPT-5.6 Thinking の Medium に自動で切り替わる、と書かれています。GPT-5.6 Sol Pro には別の日ごとの枠と、合算の日ごとの枠があります。 - Pro $100 では、GPT-6 Pro と GPT-5.6 Sol Pro が1つの週ごとの枠を共有します。モデルを切り替えても、通数は増えません。
Businessの Standard と Premium。 Business向けのヘルプによると、チャットのProメッセージは、Standard が月15通、Premium が週50通で、GPT-6 Pro と GPT-5.6 Sol Pro で共有します。Premium は Standard の5倍の利用量で、5時間の上限がない、とも書かれています。
使用量の考え方
「通数」ではなく「枠」で見る
公式の Astra についてのヘルプは、枠は決まった数のメッセージやタスクに対応しない、と書いています。減り方が変わる要因として、次が挙げられていました。
- 入力と出力が大きい
- 思考レベルが高い
- Fast モード
- 手順が多い作業
Codexのヘルプにも、消費はモデル、実行場所、複雑さ、文脈、思考、速度、使う道具で変わり、長い作業は短い作業よりずっと多く使う、と書かれています。
5時間の枠と週の枠(Work と Codex)
WorkとCodexは、1つの枠を共有します。Plus と Business の Standard の席は、5時間の枠と週の枠の両方に残りがないと続けられません。新しい5時間の枠は、前の枠が終わったあとの最初のメッセージから始まります。Pro $100、Pro $200、Pro $500 には、WorkとCodexの5時間の上限がありません(含まれる枠はあります)。
公式が示した、5時間あたりのローカルメッセージの目安(PlusとBusiness Standard)は次のとおりです。保証ではなく、クラウドのタスクはこれより多く使うことがある、と書かれています。
| モデル | 5時間あたりのメッセージ数の目安 |
|---|---|
| GPT-6 Astra | 5〜45 |
| GPT-6.1 Sol | 15〜160 |
| GPT-6 Sol | 15〜150 |
| GPT-6 Luna | 350〜3,000 |
なお、同じ料金表示ページに、GPT-5.6 Sol の期間限定の販促価格(promotional pricing)が少なくとも2026年11月21日まで、という記載もあります。
枠の確認と節約(公式の書き方)
- 設定の「Settings > Usage」で、残りの枠とリセットの時刻を見ます。
- 低い思考レベルから始めると、枠が長持ちします。公式は、Astra の Low が Sol の High を上回ることがあると書き、Sol の High で良い結果が出ていたなら Astra の Low か Medium から試すよう案内しています。
- 指示のあいまいさ、足りないファイル、つなぎ忘れのアプリは、思考レベルを上げる前に直します。
- 共有の枠では、モデルを切り替えても枠は戻りません。
上限に当たったときの選択肢
- リセットを待つ。 公式は、サポートは好意による追加のリセットはしない、と書いています。
- 保存済みのリセット(banked reset)。 対象のアカウントでは、保存してあるリセットで5時間と週の枠を更新できます。
- 即時リセットの購入。 対象の個人のPlusとProで、チェックアウトに成功した時点で有効になります。
- クレジット。 含まれる枠を使い切ったあと、追加の利用に使われます。有効期間は購入から12か月で、使い切れなかった分は繰り越されません。自動チャージ(automatic reload)もありますが、アカウントに提供されている場合だけです。クレジットの購入は、今は一部のFreeとGoのユーザーに限られる、とも書かれています。PlusとProでは、Codexの上限に当たったときに追加の導線が出ます。
Fast と Ultrafast
料金表示ページ(Codexの価格ページ)によると、Fast モードは含まれる使用量を2.5倍(購入クレジットでは2倍)使います。Astra と GPT-6.1 Sol の Ultrafast は、含まれる使用量の8倍(クレジットでは6倍)です。Astra のヘルプによると、Ultrafast は Pro $500 と対象のEnterprise・Eduで使え、Plus、Pro $100、Pro $200、Businessでは提供開始時点では含まれず、クレジットを買っても有効になりません。
クレジットのレート(Work、Codex)
公式のCodex料金ページには、標準速度での、100万トークンあたりのクレジット数が載っていました。
| モデル | 入力 | キャッシュ入力 | 出力 |
|---|---|---|---|
| GPT-6 Astra | 250 | 25 | 1,250 |
| GPT-6.1 Sol | 50 | 2.5 | 250 |
| GPT-6 Sol | 50 | 5 | 250 |
| GPT-6 Luna | 2.5 | 0.25 | 12.5 |
| GPT-5.6 Sol | 100 | 10 | 500 |
| GPT-5.6 Terra | 50 | 5 | 300 |
| GPT-5.6 Luna | 5 | 0.5 | 30 |
クレジット1つが何ドルなのかは、読んだ範囲のページには書かれていませんでした。購入額、価格、支払い方法はアカウント、地域、プランで変わる、とあります。
公式の料金ページの表示
読めなかった点を先に。 chatgpt.com/pricing と chatgpt.com/ja-JP/pricing は、取得しても本文が返らず、内容を確認できませんでした。openai.com/chatgpt/pricing は取得できましたが、Free、Plus、Team、Enterprise の4プランに「GPT-3.5」「GPT-4」と書かれた古い内容で、現在のものとは思えません。そのため、このページの表示は使っていません。以下は、同じ公式のCodex料金ページ(learn.chatgpt.com/docs/pricing)と、ヘルプ記事、リリースノートに載っていたものです。
| プラン | 公式の表示 | 出どころ | 確かさ |
|---|---|---|---|
| Free | $0/month | Codex料金ページ | 文書に書かれている |
| Go | $8/month | Codex料金ページ。GoのヘルプにはFree同様、価格の記載なし | 文書に書かれている |
| Plus | $20/month(月払い) | Codex料金ページ、Plusのヘルプ | 文書に書かれている |
| Pro | From $100/month。$100、$200、$500 の3段 | Codex料金ページ | 文書に書かれている |
| Business | $20/user/month(2席以上、年払い)、$25/user/month(月払い) | Codex料金ページ | 文書に書かれている |
| Business Premium席 | 年払い $100、月払い $125 | Business向けリリースノート(2026年8月24日) | 文書に書かれている |
| Enterprise、Edu | Contact sales | Codex料金ページ | 文書に書かれている |
| API キー | 価格欄なし(Codexの使用分はAPIの価格に基づいて支払う、と説明) | Codex料金ページ | 文書に書かれている |
- GoとPlusとProについて、年払いや数か月分の前払いには対応していない、と公式ヘルプに書かれています。
- Goの購入は米ドル建てで、一部の国では現地通貨での請求がある、とされています。日本円の金額は、読んだ範囲では確認できませんでした。
- Pro $100 は2026年4月9日のリリースノートで新設されました。Pro $200 は、2026年9月10日から新規の登録とアップグレードが一時停止された、とProのヘルプに書かれています。その後、2026年9月29日のリリースノートで、Pro 200 は新規購読で再び選べるようになり、含まれる使用量が変わる、と書かれています。同じ日に Pro 500(月額$500)も追加されました。ヘルプとリリースノートで時期の食い違いがあるため、現在の状況は購入画面で確かめてください。
- FreeとGoの画像生成やファイルのアップロードなどの細かい上限は、読んだ範囲では数字が載っていませんでした。
API(開発者向け)の見方
ChatGPTの契約とAPIは別です。PlusやGoのヘルプにも、API利用は別に請求される、と書かれています。developers.openai.com のモデル一覧と価格のページ(取得時点)では、次の3つが主力として載っていました。
| モデルID | 入力(100万トークンあたり) | キャッシュ入力 | 出力 | 公式の説明 |
|---|---|---|---|---|
| gpt-6-astra | $10.00 | $1.00 | $50.00 | 最も高性能。迷ったらここから、という案内 |
| gpt-6.1-sol | $2.00 | $0.10 | $10.00 | Astra に近い性能を低い費用で |
| gpt-6-luna | $0.10 | $0.01 | $0.50 | 量の多い、費用重視の作業向け |
価格ページには、処理の種類(Standard、Flex/Batch、Fast、Ultrafast)が並んでいますが、取得した要約では各表の見出しが読み取れず、対応は確認していません。「Priority processing」が2026年7月30日に「Fast mode」へ名前を変えた、という記載はありました。データの所在地を指定する地域処理は、2026年3月5日以降のモデルで10%の上乗せ、とも書かれています。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はChatGPTを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。ここに書いた表示は、公式ページを2026年10月22日に要約の形で取得したものです。
- モデル名、価格、枠の数字は変わりやすい点です。公式ヘルプのページには「Updated: 3 hours ago」のような相対的な更新表示しかなく、正確な日付は分からないものが多くありました。
- 公式ページ同士で食い違いがあります。たとえばChatGPT agentのヘルプは、冒頭で提供終了としつつ、プラン別の提供の節では今も使えるように書いていました(04の記事で扱います)。数字を使う前に、画面で確かめてください。
- 要約の取得では、読めなかった部分が出ます。Codex料金ページと、リリースノートの末尾の一部は、読み切れていません。「書かれていない」は「読んだ範囲では見つからなかった」の意味です。
- 料金や契約の判断は、公式の料金ページ、契約条件、必要なら専門家で確認してください。この記事は、購入の助言ではありません。
出典
- GPT-6 and other models in ChatGPT(OpenAI Help Center、OpenAI、10月22日確認)
- GPT-6 and other models in ChatGPT(別URLで同じ内容に見える記事、OpenAI Help Center、OpenAI、10月22日確認)
- Model Release Notes(OpenAI Help Center、OpenAI、10月22日確認)
- ChatGPT release notes(OpenAI Help Center、OpenAI、10月22日確認)
- ChatGPT Business models and limits(OpenAI Help Center、OpenAI、10月22日確認)
- ChatGPT Business release notes(OpenAI Help Center、OpenAI、10月22日確認)
- What is ChatGPT Plus?(OpenAI Help Center、OpenAI、10月22日確認)
- What is ChatGPT Go?(OpenAI Help Center、OpenAI、10月22日確認)
- What is ChatGPT Pro?(OpenAI Help Center、OpenAI、10月22日確認)
- Using Codex with your ChatGPT plan(OpenAI Help Center、OpenAI、10月22日確認)
- Managing usage with GPT-6 Astra in Work and Codex(OpenAI Help Center、OpenAI、10月22日確認)
- Using Credits for Flexible Usage in ChatGPT(OpenAI Help Center、OpenAI、10月22日確認)
- Pricing(Codex docs、OpenAI、日付の表示なし、10月22日確認)
- Models(OpenAI developer docs、OpenAI、10月22日確認)
- Pricing(OpenAI developer docs、OpenAI、10月22日確認)