3行でいうと

  • 候補はDeepL、Google翻訳、ChatGPT Translate、Microsoft Translatorの4つで、どれも文章を貼って翻訳できる。
  • 無料の範囲が数字で確かめられたのはDeepLだけで、文字は月5万文字、ファイルは月1件(5MBまで)。
  • DeepLの方針では、無料版に入れた内容は翻訳の仕組みを鍛えるのに使われ、有料のProでは使われない。
  • 仕事の文書を外部の翻訳の道具に入れてよいかは、職場の決まりによる。

外国語の文章を読んで、返事を書く。仕事でそういう場面があると、翻訳の道具を何にするかで、手間も安心感も変わります。

先に断っておきます。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。手順は、公式のページに書かれている範囲だけを書きました。僕らの考えは「見立てです。」で始まる段落に分けています。

先に結論

使える道具の候補

公式のページで確かめた4つです。2026年10月22日に読み直した時点のものです。

道具 何ができるか(公式の記載) 無料でどこまで
DeepL 文章の翻訳、ファイルの翻訳。ブラウザの拡張機能で、読んでいる文章を選んで訳したり、書いている文章を訳したりできる 文字の翻訳は月5万文字、ファイル翻訳は月1件で5MBまで
Google翻訳 文字、手書き、音声、写真、ファイル、ウェブページ 読んだページに、無料かどうかは書かれていません
ChatGPT Translate 文字、音声、写真の翻訳。40以上の言語。口調を整える3つの選択肢 ページに、登録ボタンが「無料」と出ているが、利用の上限は書かれていません
Microsoft Translator 翻訳パックを入れておけばネットにつながなくてもできる翻訳、会話のリアルタイム字幕、複数の端末での会話 複数の端末での会話は無料と書かれている。そのほかの機能は書かれていません

DeepL

DeepLの公式ページに、プランの表があります。日本語のページにも同じ数字がありました。

プラン 価格(年払いの月額、ユーロ、税込) 文字数(月) ファイル翻訳(月) ファイルの大きさ
無料 0 5万文字 1件 5MBまで
Individual 7.49ユーロ 30万文字 3件 30MBまで
Team 24.99ユーロ(1人あたり) 100万文字(1人あたり) 20件 30MBまで
Business 49.99ユーロ(1人あたり) 公正利用の方針つきで無制限 100件 100MBまで

ページに出ているのはドイツ向けのユーロの価格で、円の価格は載っていませんでした。年払いで16%安くなる、とも書かれています。

ブラウザの拡張機能(Chrome、Edge、Firefox)の説明も、公式のヘルプにあります。文章を選ぶと小さな翻訳の窓が出ます。メールやコメントを書いているとき、書いた文章を訳して、入力欄に置き換えることもできます。ページ全体の翻訳と、口調(かしこまった、くだけた)の選択は、有料のPro限定と書かれています。

Google翻訳

Google翻訳の公式ページには、次の機能が書かれています。

言語の数は、読んだページに書かれていませんでした。ヘルプのページには、翻訳したい文章を貼るときは、完全な文にしたほうがよい、と書かれています。送り元と訳す先の言語は、画面の言語の欄で選びます。

ChatGPT Translate

OpenAIの公式ページ(chatgpt.com/translate)の記載です。

ページの下には、会話の内容が確認されたり、AIの改善に使われたりすることがある、と書かれています。詳しくは、OpenAIのプライバシーの方針やヘルプを読むよう案内されています。

Microsoft Translator

Microsoftの公式ページには、オフライン翻訳(翻訳パックを先に入れておく)、会話のリアルタイム字幕、複数の端末での会話が書かれています。リアルタイムの会話では、スペイン語、フランス語、中国語、日本語が例に出ています。言語の総数は、ページに書かれていませんでした。

最初の1回のやり方

DeepLのファイル翻訳

公式のヘルプに書かれた手順です。

  1. 「Translate files」(ファイルの翻訳)を開く。
  2. パソコンのファイルを選ぶか、翻訳の窓へドラッグする。
  3. 訳す先の言語を選ぶ。
  4. 必要なら、用語集、かしこまった・くだけた口調の選択、使うAIの種類を選ぶ。
  5. 翻訳を始める。
  6. 結果をダウンロードする。

訳す先の言語を複数選ぶと、言語ごとに、月のファイル翻訳の回数が1つずつ減ります。ファイルごとに元の言語が違うときは、元の言語を指定しないでください。指定した言語がすべてのファイルに使われて、失敗することがあります。対応するファイルの形式と大きさは、プランで違うと書かれています。

Google翻訳

公式の案内は、ブラウザで開くか、AndroidやiOSのアプリを使う、という形です。パソコンでの細かい手順は、読んだヘルプのページに書かれておらず、確認できていません。スマートフォンでウェブページを訳すときは、モバイルのブラウザか、ChromeのAndroidアプリを使います。ただし地域によっては使えない場合がある、と書かれています。

ChatGPT Translate

ページに手順は書かれていません。ページに載っている機能から、翻訳したい文章を入れ、口調の選択肢から選ぶ、という使い方になると読めます。これは、僕らがページから読み取ったものです。

見立てです。外国語のメールの返事を書くときは、先に自分の言葉で日本語の文を書き、それを訳すほうが、意味がずれにくいと思います。口調は、返事なら「職場向け」の選択肢が合いそうです。これも公式の手順ではなく、僕らの考えです。

無料でどこまで使えるか

見立てです。月5万文字は、短いメールなら、ふつうのやりとりには足りそうです。長い資料を毎週訳すなら、ファイル翻訳の月1件は、すぐ足りなくなります。

よくある失敗

気をつけること

出典

更新履歴